ひまわりっ 〜健一レジェンド〜(東村アキコ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ひまわりっ~健一レジェンド~』とは東村アキコにより『モーニング』にて2006年から2020年まで連載された漫画作品である。2020年には実写ドラマ化された。宮崎を舞台に、会社員として働く林アキコが漫画家になる夢を叶えるために奮闘する様を描いている。アキコの父親、健一の破天荒な言動に、彼女を含め周囲は振り回されていくことになる。夢のために奮闘するアキコと破天荒な父親とのやり取りに加え、アキコの恋心の行方やと恋のライバルとのバトルなどが詰め込まれたギャグ漫画である。

『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』の概要

『ひまわりっ~健一レジェンド~』とは、『モーニング』に2006年第2号から2010年第6号まで掲載された恋愛ギャグ漫画である。コミックは全13巻で講談社から出版されている。作者は『かくかくしかじか』や『ママはテンパリスト』『東京タラレバ娘』で有名な東村アキコである。東村アキコの作品は、実話が描かれることがあるが、『ひまわりっ~健一レジェンド~』では、父親の天然ボケかつ破天荒な言動が描かれていて笑いを誘うものとなっている。
本作品では「健一」という名前の人物が2名登場し、主人公アキコの父親を「健一」、アキコの恋の相手を「健一2号」と表記されている。
主人公は、林アキコ(はやしあきこ)。アキコは地元である宮崎県を離れ、県外の美術大学で学び卒業した。教員採用試験を受けるも不合格。就職先に困り、地元宮崎に戻り父親である林健一(はやしけんいち)と同じ会社「南九州テレホン」に入社したところから物語は始まる。アキコは仕事でも家でも父親の天然ボケや破天荒な言動に振り回されていくこととなる。そんななかでも、職場の先輩や近所の銀行員たち、絵画教室の生徒たちという多くの個性的な人たちと交流を深め成長していく。なかでも、「南九州テレホン」に出入りする「南国グリーンサービス」の興梠健一(こおろぎけんいち)に惹かれていく。彼はアキコの父親と同じ名前であることから「健一2号」と呼ばれることになる。彼は整った顔をしており野球も上手いが、天然ボケで言葉数も少ないため誤解をされやすい。アキコと健一2号は互いに気持ちを寄せ合うが、健一2号の消極的かつ天然ボケのせいですれ違いが多い。また、のちに入社してきた日高なのは(ひだかなのは)によって恋の邪魔をされる。なのはは周囲にいる男性全員に関心を持たれたいタイプの人間だった。なのはも健一2号に興味を持ち、狡猾な手段でアキコと健一2号の間を邪魔するのである。のちにアキコは、かつての夢であった漫画家への道を目指すために、宮崎県を離れ上京する。アキコが夢に向かって奮闘する様や、宮崎と東京で離れている人たちとどう関わっていくのかがリアルに丁寧に描かれている。
また、本作品には実話がいくつも描かれているが、ストーリーの中にうまく組み込まれているため読者には実話なのかそうでないのかの区別がつきにくい。その見事な構成力もこの作品の魅力と言えよう。
2020年には、1話15分で実写ドラマ化された。2020年6月1日から6月12日に渡り、テレビ宮崎が開局50周年ドラマとしてUMKスーパーニュース内で『ひまわりっ~宮崎レジェンド~』というタイトルで放送した。さらに、2022年5月16日には続編である『ひまわりっ~宮崎レジェンド2~』を放送。アキコを平祐奈、健一を高橋克典、健一2号を井上祐貴、なのはを高石あかりが演じている。

『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』のあらすじ・ストーリー

アキコ会社員編

アキコは美術大学を卒業したが、就職が決まらず、地元に戻り父親と同じ「南九州テレホン」に入社する。社内では有能で人望も厚い父、健一だが、破天荒で奇想天外な一面を持つ。アキコはそんな父親に振り回される日々を送りはじめる。県外の美術大学に通っていたことで忘れていた父親との過去。アキコの幼少時、たまには大きなケーキを食べさせてやりたいとの思いから健一は、大きなクリスマスケーキを買ってくると家族に約束をする。家族が健一の帰りを楽しみにしていると、大きなケーキの箱を自転車の前かごに横向きに入れて帰宅したのだ。当然ケーキは崩れてしまい家族全員ががっかりした。当の健一はなぜそのようなことになったのか理解できなかったのである。アキコは、父親とともに暮らすことでそれらのエピソードを思い出しては怒ったり戸惑ったり困惑したりしている。また健一は思い付きで、フェイジョアやドラゴンフルーツという植物を自宅の庭に植えるが、熱しやすく冷めやすい性格のため、すぐに世話をしなくなってしまった。見かねたアキコが植物たちの世話をするはめになったのだ。
社内では先輩である蛯原くるみ(えびはらくるみ)や猿渡シゲ子(さるわたりしげこ)と次第に仲良くなりながらも、その個性豊かな人柄にも振り回されていく。くるみは秘書課でシゲ子はお客様サービス課の副主任と部署は異なるが2人は仲が良く、勤務中に突然コントを始めたりする。時には、アキコも参加させられていた。そんななかで「南九州テレホン」に出入りをする業者「南国グリーンサービス」の興梠健一(こおろぎけんいち)と出会う。空気が読めず天然ボケの健一2号だが、アキコと次第に惹かれあっていく。社内イベントや近所の銀行との野球大会などを通じて、2人は少しずつ距離を縮めていく。その過程で、健一からの交際への後押しのようなものがあったり反対があったりする。アキコが高校生の頃に「徳永英明」のカッティングシートを鞄に貼っただけで健一が怒り狂ったことがある。男女の交際に健一がどう反応するか分からず、アキコは不安に思っていた。しかし、アキコと健一2号が一緒にいる場面を目撃した健一は穏やかな笑みを浮かべていたのだ。ところが、健一があげたパンを健一2号がトンビにあげてしまった。しかも、トンビは食べなかった。健一は怒り、アキコと健一2号にもう一緒に遊ぶなと怒鳴ったのであった。健一2号は落とし物の一万円札を拾って食べてしまったりと天然ボケさを見せており、くるみとシゲ子は呆れつつもアキコとの関係を見守っていた。
ある日、健一2号がアキコにふとコウモリの話をする。それを聞いたアキコは、漫画を描きたい衝動に駆られた。かつて漫画家になりたいと思い、中学生のころに作品を描いたことなどを思い出し『フルーツコウモリ』という漫画を描き上げた。『フルーツコウモリ』を少女漫画雑誌に投稿すると、雑誌への掲載が決まり夢だった漫画家への道が開いた。

漫画家デビューしたアキコ

デビューを果たし、漫画家と会社員という2足の草鞋を履くことになったアキコ。職場でも父、健一がアキコの漫画を紹介して回っていた。しかし、日中は会社員として働き、帰宅すると次の作品の制作をするという生活にアキコは疲れを見せ始めていく。そのころ、アキコが高校生のころに通っていた美術教室の恩師が亡くなる。呆然としながら向かった恩師の葬儀。そこで、アキコは美術教室に通っている生徒への指導をしてほしいと依頼をされる。平日は「南九州テレホン」での仕事と2作目の漫画の制作、休日は美術教室にて高校生の指導、とアキコの生活は多忙を極めた。美術教室の生徒は、漫画研究部の部長をしている女子高生の「部長」と、同じ漫画研究部の副部長をしている女子高生の「近藤」という、どちらもくせのある生徒たちでアキコは悩みつつも指導を続けていた。
アキコが多忙を極めていたため、健一2号と会う時間は減ってしまった。そんな時に、「南九州テレホン」に日高なのは(ひだかなのは)という、若く可愛い見た目の女性が入社してくる。なのはは、その見た目の可愛さで男性から好かれやすかったが、性格は腹黒かった。なのはが健一2号に好意を寄せるようになったことで、アキコとなのはと健一2号の三角関係となる。なのははその腹黒さと積極的な行動力で、健一2号に執拗にアプローチを繰り返し、アキコを排除しようとする。
一方で、父、健一は沖縄に住みたい、という理由から異動願いを出し受理される。健一と母は、アキコに家とドラゴンフルーツを任せて、沖縄に移住してしまった。
アキコは何とか時間を捻出して漫画を制作していたが、『フルーツコウモリ』のようなインパクトのある作品はなかなか描けずに苦悩していた。そのころには、絵画教室で指導をしていた近藤と部長がアシスタントとして手伝ってくれるようになっていた。アキコは漫画家としての人気が出ず悩んでいたところ、広島の大学に通っている弟の林タクマから漫画家になりたいのなら東京に行くべき、とアドバイスをされ上京を決意。南九州テレホンを退職し、東京へ移住した。

アキコ東京編

アキコは東京へ移住し、本格的に漫画家一本でやっていくことにした。上京の際には、近藤が引き続きアシスタントとしてついてきた。
一方で、宮崎県ではなのはがアプローチを続けていたが、健一2号がなのはになびく気配はなかった。なのはは、アキコに健一2号との関係をアピールするようなメールを送り付けてくる。それは、アキコが上京する際に、健一2号に世話を頼んだドラゴンフルーツの花の写真であった。なのははその花を切り取り、自身の髪に飾った写真をアキコに送り付けてきたのだ。健一2号が大切に育てているドラゴンフルーツをそのように扱ったことに対して、アキコは激しい怒りを覚えた。その怒りをエネルギーに変えて一層、漫画に打ち込むアキコだった。
また、近藤は人気BL作家のウイング関と知り合う。2人は意気投合し、「古川うなぎ」というペンネームで共同で漫画を描いていくこととなった。
アキコは、健一2号への気持ちを整理するために宮崎県に一時帰郷することとした。そのことに気が付いたなのはが妨害をするが、くるみや健一2号の先輩である蟹江先輩の協力で、アキコと健一2号はひとときを過ごすことができ、交際することとなった。この帰郷には、近藤とウイング関も同行していたのだが、なのはの一連の行動を目の当たりにし、大いに刺激を受けた。近藤とウイング関は、なのはをモデルに三国志漫画を描き、連載が決定する。この作品は大ヒットし、受賞することとなった。
この授賞式で、アキコと健一2号は久々に再会を果たす。その後、健一2号に案内されたアキコが見たものは、世話を頼んでいたドラゴンフルーツが大きく成長した姿だった。

『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』の登場人物・キャラクター

林一家

林アキコ(はやしあきこ/演:平祐奈)

出典: twitter.com

本作品の主人公。個性的なキャラクターが多い中で数少ない常識的な人物の1人である。周囲に振り回され続けて生活をしていたが、漫画家への道をきっかけに強い意志をもって行動するようになる。
美術大学卒業。大学の伝統として、卒業式は仮装をすることになっているのだが、アキコはウサギの着ぐるみを着ていた。のちにその時の写真を父、林健一に発見され激怒された。教員採用試験に不合格で、父親が勤める「南九州テレホン」に就職した。興梠健一(健一2号)との出会いから『フルーツコウモリ』という漫画を描いた。ペンネームは「徳永アキコ」。『フルーツコウモリ』の漫画雑誌への掲載が決まった知らせは電話だった。その際に、健一が出たのだが「徳永さんですか」と問われたため、はじめは間違い電話と健一に判断された。漫画家デビューをし、上京し、毎日漫画を描く生活を続ける中ですさんでいた時期もあった。健一2号とは、互いに気持ちを寄せ合いながらもすれ違い続けていたが、最終的にはアキコが自身の気持ちをはっきりさせるために健一2号の元へ行く。

林健一(はやしけんいち/演:高橋克典)

出典: www.bing.com

主人公、林アキコの父。50歳。林家の家長である。「南九州テレホン」のお客様サービス課課長。沖縄に異動してからは、那覇支店勤務。仕事をする上では優秀で先見の明もある。部下や他部署からの信頼も厚い。職場での人間関係も良好。職場の裏事情をアキコに教えてくれたりする。一方で、自分のルールがあり、破天荒で突拍子もない言動がある。本人はいつも真面目にやっているため、周囲に責められたり怒られたりすると逆切れしたりすることもある。下戸で甘党。朝食に菓子パンを食べており、アキコから「マジで糖出る5秒前」と言われる。カレーとご飯をぐちゃぐちゃに混ぜて食べることを許せない。熱しやすいが冷めやすく、フェイジョアの世話はアキコに任せっきりとなった。「開運!なんでも鑑定団」の大ファンで妻に録画を頼んでいる。27歳のときに車検工場で犬に左ひざを嚙まれてから犬が苦手となった。黒い犬に近寄ってこられたときは「真っ黒め!」と怒りながら追い払おうとしていた。

お母さん(おかあさん/演:浅香唯)

アキコとタクマの母であり、健一の妻。温厚で、健一の突拍子のない行動も呆れながら大目に見ている。本作品の数少ない常識人のうちの1人。趣味はママさんバレー。健一が自ら望んで沖縄に異動した際にはついて行った。しかし、これまでやってきたママさんバレーをやめたことや慣れない沖縄の地での生活に元気がなくなっていた。そんな時、浜辺で貝の採集を始めてからは生き生きとしだした。

林タクマ(はやしたくま/演:きいた)

出典: f.hatena.ne.jp

林家の長男でアキコの弟である。広島大学工学部3年。探検部に所属している。きょうだい仲は良好で、健一についての愚痴を言いあったり、アキコの進路の相談相手になったりしている。宮崎県の郷土料理であるチキン南蛮に深い愛情を持っており、チキン南蛮を「甘ったるい食べ物」と表現した京都出身の先輩を言い負かそうとする。

南九州テレホンの関係者

蛯原くるみ(えびはらくるみ/演:大島麻衣)

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