僕たちがやりました(僕やり)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕たちがやりました(僕やり)』とは、原作が金城宗幸、漫画が荒木光による日本の漫画。通称「僕やり」。講談社の『週刊ヤングマガジン』で、2015年19号から2017年8号まで連載された。主人公は凡下高校に通う2年生、増淵トビオ。同級生らと楽しい日々を送る中、いたずらのつもりで計画した「爆破」が死者10人を出す大惨事を招く。罪悪感を抱えながら、窮地に追いつめられた若者たちの成長と共に人間の本性や心理を描く。『僕たちがやりました』は、2017年7月からフジテレビ系列の関西テレビでドラマ化された。

トビオ「時々死にたくなる俺です」

爆破事件から10年後、内に秘めた思いを吐き出すトビオ

爆破事件から10年が過ぎ、彼女と同棲するなど幸せな生活を送るトビオだったが、心の中では当時の罪が消えずに大きくのしかかっていた。

『僕たちがやりました』のドラマ

『僕たちがやりました』は、2017年7月からフジテレビ系列の関西テレビでドラマ化された。火曜日の午後9時からの放送で計10回の放送となった。脚本は徳永友一。トビオ役に窪田正孝、伊佐美役に間宮祥太朗、マル役に葉山奨之、パイセン役を今野浩喜が務めた。また、蓮子役を永野芽郁が演じたほか、新里今宵役に川栄李奈、輪島宗十郎役を古田新太が演じるなど豪華キャストがドラマを盛り上げた。ドラマでは、原作と異なった描き方がされている部分がある。例えば、トビオと蓮子は同じ高校に通っているほか、原作ではパイセン以外の3人は警察に逮捕されず逃亡生活を送るなどしていたがドラマでは逮捕されている。また、10年後の生活の中で、トビオは彼女と同棲し子どもが産まれているが、ドラマではこうした幸せを掴めずに爆破事件の罪悪感に悩む日々を送る。勤めていたウオーターサーバーの会社についても、爆破事件の真相がバレて解雇されるなど辛い人生を送っている。一方で、原作ではマルチ商法で財をなしたマルだったが、ドラマではキャバクラ店のオーナーを勤めるなどしている。視聴率は5パーセントから7パーセント台だった。

『僕たちがやりました』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

窪田正孝の撮影裏話

爆破事件のため逃亡生活を送り、一時ホームレスになるトビオは、ベテランホームレスのヤングにズボンを脱がされて尻を丸出しにされた上に犯されそうになるというシーンが原作で描かれている。ドラマでも同じくトビオを演じる窪田が尻を丸出しにされている。撮影現場では、窪田が尻を出した際、割れ目の見えてはいけない部分まで見えていたという。窪田は、僕たちがやりましたのドラマのイベントの際に撮影裏話として明かしていた。

原作とドラマとで異なる名前

原作とドラマとの間で、名前の表記が異なっている人物が3人いる。詳細な理由は明らかになっていない。原作では増淵トビオとなっているが、ドラマでは増渕トビオに。同じく、真良中幹男は真中幹男、輪島玲夢が原野玲夢となっている。

『僕たちがやりました』の主題歌・挿入歌

ドラマ版

主題歌:DISH//『僕たちがやりました』

『僕たちがやりました』MV

OP(オープニング):Mrs. GREEN APPLE「WanteD! WanteD!」

挿入歌:エド・シーラン「シェイプ・オブ・ユー」

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