呪術廻戦(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『呪術廻戦』とは、芥見下々による呪術を題材としたバトル漫画。作者にとって初連載となる作品だが、連載開始から話題となり、週刊少年ジャンプの看板作品へと成長。アニメ化、映画化と様々なメディアミックスを果たしている。
高校生の虎杖悠仁は、ある日友人を救うために最強の呪霊両面宿儺の体の一部を取り込んでしまう。否応なく呪術の世界に巻き込まれた虎杖は、邪悪にして強大な宿儺の力に振り回されながらも、新たな学友や師と共に、時に呪霊と、時に邪悪な呪術師との壮絶な戦いを繰り広げていく。

鹿紫雲(1コマ目)と戦う秤(2コマ目)。

東京第1結界に侵入した秤は、羂索に覚醒させられた呪術師にして漫画家を志す青年シャルル・ベルナールと対戦。“パチンコを模した空間を生成し、数百分の1の当たりを引けば無限に等しい呪力を一時的に得られる”という自身の領域展開「坐殺博徒」でこれを一蹴する。
同じ頃、パンダは死滅回游全体を見回しても屈指の実力者である鹿紫雲と遭遇し、窮地に陥っていた。ここに秤が駆け付け、パンダを助ける形で鹿紫雲との戦闘に入る。鹿紫雲は400年前の術師で、「心行くまで強敵との戦いを楽しみたい、歴代で最強の術師との呼び声高い宿儺と戦ってみたい」との思いを胸に羂索の誘いを受け入れて受肉体となった人物だった。“大当たりを引いた秤”は自分が倒すべき敵に足り得るとして猛然と襲い掛かる鹿紫雲に秤も応戦し、知略と暴力の応酬が繰り広げられる。

死力を尽くした攻防の末、最後に立っていたのは秤だった。しかし秤は鹿紫雲がまだ奥の手を隠していること、狂暴ではあっても悪性の人物ではないことを察し、宿儺(=虎杖)と戦わせることを条件に味方につける。その後秤はシャルルの様子も確認しに行くが、そこに西宮が現れ、真希の天与呪縛が完全な形で発現したこと、これにより死滅回游の攻略の手順を省略できるようになったことを伝えるのだった。

桜島結界

桜島結界に現れた、呪霊と化した直哉。

その真希は、桜島の結界に参加していた。天与呪縛が完成したことで、“一切の呪力を持たない”体質になった彼女は、自由に結界を出入りできるようになっていた。
渋谷事変に端を発する混乱の中、羂索は“かつて加茂家の人間の体を使って暗躍していた”頃のコネクションや呪術的仕込みにより呪術界を意のままに誘導しており、現在の加茂家そのものをも掌握していた。跡取りとしての立場を無くした憲利は、1人の呪術師として死滅回游の終結のために尽力しようと考え、桜島結界に参加。真希と憲利は協力して結界内部の危険な呪霊を祓っていくが、ここに新たな呪霊が外部から侵入してくる。その正体は、呪霊と化した直哉だった。

呪霊化したことでさらなる力を得た直哉に苦戦する真希と憲利だったが、ここに大道鋼(だいどう はがね)と三代六十四(みよ ろくじゅうし)という泳者が乱入。呪術を知らず鍛え抜かれた剣術だけで戦う鋼と、呪術を用いてまでただ相撲が取りたいだけの三代との交流で、真希は「自分に何が足らなかったか、何に囚われていたか」に気付いて天与呪縛としての力を真に使いこなして直哉を撃破。桜島結界の戦いを制するのだった。

「天使」と「堕天」

その頃、虎杖と伏黒は協力者となってくれた髙羽と共に“天使”こと来栖華との合流を果たしていた。天使は過去の時代の術師であるらしく、華の肉体を使って現代に復活したが、彼女の自我を奪わずに共存している状態にあった。五条復活のために協力してほしいと要請する虎杖たちに対し、天使は「どうしても見逃せない相手がいる」と語り、交換条件として“堕天”と名付けられたその存在の排除への協力を要求する。刹那、虎杖は宿儺に呼び出され、彼から「“堕天”とは俺のことだ」と笑みと共に告げられる。虎杖が「それで五条が解放されてこの事態が解決できるのなら、天使に宿儺ごと殺されても構わない」と考える一方、ボディランゲージでそれを伝えられた伏黒は「虎杖に早まったことをさせないようにするにはどうすればいいか」と新たな悩みを抱えることとなった。
一方、諸外国の要人と密かに接触した羂索は、彼らに呪術や呪霊についてレクチャーし、日本人だけが異様なほど強力な呪力を持つことを説明。彼らを利用すれば膨大なクリーンエネルギーが手に入ると、“日本人狩り”をするよう唆していた。彼らにとって呪術とは、“存在そのものが未知なもの”だったが、羂索は自ら軍隊と戦い捻じ伏せることでその力を知らしめる。呪術の力を理解した諸外国は、日本人狩りに向けて前のめりになっていく。

薨星宮への襲撃

その手の内を探るため、捨て石となることも覚悟で羂索と戦う脹相。

各国の軍部が呪術師狩りを目的に日本に乗り込んできたタイミングで、羂索は天元が籠る薨星宮(こうせいぐう)へと乱入。真っ先に迎撃に出向いた脹相に向かって「死滅回遊はその役割を終えた」と語り掛ける。呪術の極北を見るがために、全日本人の呪霊化すらも計画の一端に入れているという羂索に、脹相は「何がお前をそこまで駆り立てるのか」と問う。「おもしろいと思ったから」だとあっけらかんと答える羂索に向かって敵意を剥き出しにすると、脹相はこれ以上の問答は無用とばかり襲い掛かる。
脹相が斥候となって最初に羂索を迎え撃つことは、彼自身が「それがベストの布陣」だと提案したものだったが、九十九からは「死ぬことになる」と止められていた。案の定羂索は圧倒的な手数で翻弄し、脹相を追い詰めるも、彼は「弟たちのためにもただでやられるわけにはいかない」となお奮起する。新技・運河を用いて仕掛けた乾坤一擲の奇襲すら防がれるも、その際に羂索は咄嗟に未知の術式を発動していた。その術こそ羂索が隠し玉にしておきたかった切り札の1つだと判断し、九十九が脹相を賞賛しながら出陣する。

九十九は自身の術式「星の怒り(ボンバイエ)」を発動して羂索に挑むも、脹相が暴いた相手の手の内を推察してやりにくい相手だと判断する。九十九に対して同様の結論に達したのは羂索もまた同じで、早々に決着をつけるべく領域展開「胎蔵遍野」を発動する。九十九は「天元と協力してこれを解体し、羂索が力を使い果たしたところで畳みかける」という策を立てていたが、術のあまりの完成度に予定よりも時間がかかり大きなダメージを受けてしまう。勝負あったとほくそ笑む羂索に、しかし九十九は猛然と襲い掛かり、さらにその背後から脹相が彼を不意打ち。大きなダメージを与えるも、羂索は体術だけで九十九と脹相の猛攻を凌ぎ、術式が回復するまでの時間を耐える。それでもここが勝負所だと攻めかかる九十九だったが、羂索は「小規模のうずまき」というさらなる隠し技を用い、彼女に致命傷を負わせる。
命を捨ててでも援護しようとする脹相に「呪いではなく人として生きろ」と伝えると、九十九は彼をむりやり退避させる。捨て身の切り札も凌ぎ切られて九十九は倒れ、羂索はついに天元の下へと辿り着く。

死滅回游の異変

羂索が各国の軍部に働きかけて死滅回游への参加を促したのは、彼らに提案したような呪術師狩りが目的ではなく、呪術師や呪霊との戦いで兵士の側に大量の死者を出すことを狙ったものだった。呪力の弱い海外の人間といえど死の瞬間だけは強い呪力を発するため、それによって結界内部にさらなる混沌を生み出そうというのだ。

これを察した虎杖たちは、死滅回游の終結のみならず騙されて参加した外国の兵士たちの救助も念頭に動くこととなる。しかし溜めたポイントでまずは津美紀を解放しようとした刹那、彼女は譲渡されたポイントで「結界を自由に出入りできる」という総則を追加。驚愕する虎杖たちの前で、「自分は津美紀ではなく、万(よろず)という術師だ」と宣言する。津美紀がすでに、過去の術師に肉体を乗っ取られていたのである。
飛び去る万を虎杖たちが呆然と見送る中、今度は宿儺が「契闊」の縛りを利用して虎杖の肉体から伏黒の肉体へと乗り移る。自由を得た宿儺は華に襲い掛かり、虎杖や真紀を蹴散らして、迎えに来た裏梅と共に撤退していく。

伏黒姉弟の戦い

裏梅の用意した“浴”という儀式で往年の力をさらに取り戻していく宿儺だったが、伏黒の意識は未だ完全には消えておらず、彼の内で抵抗を続けていた。伏黒を完全に屈服させるため、宿儺は“万が憑依している津美紀”をこの手で破壊しよう考え、彼女がいる仙台の結界へと向かう。
そこでは乙骨と対戦した石流が活動を続けていたが、宿儺はこれを一蹴。そのまま万を見付けると、喜々としてこれに襲い掛かる。「宿儺が死ぬなら自分の手で殺したい、自分が死ぬなら宿儺に殺してほしい」と語る万は、宿儺が「勝てたら自分の全てをくれてやる」という提案に狂喜し、「私が勝ったら結婚してくれ」と言いながら応戦。伏黒に“義姉殺し”を強く印象付けさせるため、彼の術式だけを用いて、宿儺は万を追い詰めていく。

『呪術廻戦』の登場人物・キャラクター

呪術師

renote.net

虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)

所属:東京都立呪術高等専門学校(1年生)
呪術師等級:1級査定保留中

最速!キャラクター人気投票:第2位(182票 / 1,575票)
第1回キャラクター人気投票:第1位(21,735票 / 163,066票)
第2回キャラクター人気投票:第3位(13,265票 / 97,860票)

CV:榎木淳弥

本作の主人公である。茶色い短髪の青年。都立呪術高専1年生。
敵に自動車を投げつける、砲丸をオーバースローで30m以上投げる、建物の壁を素手で打ち抜く等の驚異的な身体能力を持っている。
両親はおらず、祖父に育てられており両親についての記憶もないらしい。
食べ物の好き嫌いも特にない。
好みのタイプを問われると「ジェニファーローレンスのような尻と身長のデカイ女子」と答えている。
素直で優しい性格をしており困った人がいると見過ごせない。

元々は非術師であったが特級呪物・両面宿儺の指を食らうことにより呪力を身に宿した。これにより一度は即時の処刑が決まるも、五条の横槍によってこれは回避され、現在は執行猶予状態となっている。
身体能力の高さを生かした肉弾戦を得意としている。
五条曰く「宿儺の指を取り込み続ける事で、そのうち宿儺の術式が使えるようになる」とのこと。
戦闘力は1級呪術師・東堂や特級呪霊・花御も高く評価している。
交流会では東堂の指導により呪力による打撃の極致「黒閃」を成功させる。

また毒への耐性も非常に高く、猛毒である宿儺の指を食しても死なずに宿儺を抑え込み自我を保つ事ができる。このことから「宿儺の器」と呼ばれている。

渋谷事変の中で宿儺を暴走させてしまい、無数の人々を殺めることとなる。さらに五条が封印されてしまったため庇い立てする者がいなくなり、改めて処刑が決定。
混乱の中で闘争を続けながら、少しでも罪を償い、また呪いから人々を救うべく、なぜか自分を“弟”と認識する脹相と共に呪霊溢れる魔都でこれを狩り続けている。

renote.net

伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)

所属:東京都立呪術高等専門学校(1年生)
呪術師等級:2級呪術師(昇級査定中)

最速!キャラクター人気投票:第4位(144票 / 1,575票)
第1回キャラクター人気投票:第2位(21,193票 / 163,066票)
第2回キャラクター人気投票:第1位(19,393票 / 97,860票)

CV:内田雄馬

都立呪術高専1年生。2級呪術師。黒髪のクールな少年。
好みのタイプは「揺るがない人間性」を持つ女性。
御三家・禪院家の血筋であり、その分家出身。両親の蒸発後、その類稀な才能を見込まれ、「将来呪術師になる」ことを条件に援助を受けながら義姉の津美紀と二人で暮らしていた。
絵に描いたような善人である津美紀を内心で深く敬愛し、「もっとも守るべき存在」にして「もっとも守りたい存在」と認識している。そんな彼女が正体不明の呪いによって倒れたことは大きな衝撃であり、同時にそれまで“人に言われたから”目指していた呪術師に本気で取り組む理由ともなった。

御三家・禪院家相伝の術式の一つである『十種影法師(とくさのかげぼうじゅつ)』という自分の影を媒介とした十種の式神術の使い手である。
犬、蛇、像、蝦蟇などの式神を顕現し遠距離攻撃中心に戦う。しかし近距離戦闘は苦手である。
真希との練習で呪具の扱いを覚えることによって戦闘に幅が出た。

自身の才能や戦闘力は宿儺や五条にも認められているが、宿儺には「宝の持ち腐れ」と評されている。
五条には「最悪“奥の手”を出して自分も死ねばいいと思っているから本気を出しきれていない」と指摘されている。

埼玉において呪霊が仮想特級呪霊になった際、本気を出し切り不完全ながら領域展開を取得する。
これにより単独で仮想特級呪霊を祓う事に成功する。

禪院家の当主だった禪院直毘人の遺言により、禪院家の次期当主となる。本人はそれを知ってか知らずか、人造呪術師同士の殺し合い「死滅回游」に巻き込まれてしまった津美紀を救うため、虎杖ら学友たちと共に奔走する。

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伏黒甚爾/禪院甚爾(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒甚爾/禪院甚爾(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)/禪院甚爾(ぜんいん とうじ)は、『呪術廻戦』の登場人物で、生まれつき呪力を持たない代わりに超人的な身体能力を備えた"天与呪縛"という特殊体質の持ち主。 虎杖悠仁の級友である伏黒恵の実父で、呪術師の名門禪院家の出身だが、実家では日陰者扱いされていた。出奔して荒んだ生活を続け、術師殺しとして名を馳せ、最強の呪術師・五条をも倒すも、死の淵で才能を開花させて息を吹き返した彼の前に敗死。 物語開始時点で故人だが、様々な人物に深く関わり、印象的な悪役として高い人気を誇る。

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狗巻棘(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

狗巻棘(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

狗巻棘(いぬまき とげ)とは『呪術廻戦』の登場人物で、言葉に呪力を乗せて放つ「呪言師」の少年。 東京都立呪術高等専門学校の二年生で、主人公の虎杖悠仁からすると一年先輩に当たる。呪言は声が届く距離かつ呪力などで防がれなければどんな命令でも他者に強制できる強力な術式で、それだけに反動も大きい。普段は語彙をおにぎりの具に限ることで、呪言の効果が過度に働かないよう努めている。 その独特の口調から敬遠されることもあるが、本人は温厚で優しい性格。特級被呪者である乙骨憂太と最初に親しくなった呪術師である。

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五条悟(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

五条悟(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

五条悟(ごじょう さとる)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、日本に四人しかいない特級呪術師の一人にして自他ともに認める「最強の呪術師」。特級呪術師の中でも別格の実力者である。 作中屈指の実力者たちをまとめて相手にしてなお圧倒するほどの恐るべき戦闘能力の持ち主で、存在そのものが呪術界のバランスを成すジョーカー的存在。特級呪霊・宿儺の宿主となってしまった主人公虎杖悠仁を、東京都立呪術高等専門学校に誘った張本人で、同校では教師を務める。呪詛師として暗躍する夏油とは、かつては親友の間柄だった。

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伏黒恵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒恵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)は、『呪術廻戦』の登場人物で、呪術の名門禪院家の血筋を引く麒麟児。東京都立呪術高等専門学校の一年生にして二級呪術師の資格を有し、主人公虎杖悠仁とはクラスメイト。 一見するとクールで真面目な優等生ながら、内には激しい情動を秘める。善人だった姉が呪いによって倒れたことが呪術師を目指す動機となっており、最強の呪術師五条悟に師事する。自身を救うために特級呪霊両面宿儺の宿主となった虎杖を庇い、彼の善性と呪術師としての潜在的な才能を信じて、宿儺の力を求めるあまたの敵と戦っていく。

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脹相(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

脹相(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

脹相(ちょうそう)とは、『呪術廻戦』の登場キャラクターで、人と呪霊のミックス・呪胎九相図の長兄である。 “史上最悪の術師”加茂憲倫によって生み出され、呪物の状態で保管されていた。しかし二人の弟・壊相と血塗ともども人類廃絶を目論む特級呪霊たちによって開放され、彼らに協力するようになる。弟たちを倒した虎杖悠仁を仇と見定め、これを追い詰めるも、「自分たち呪胎九相図と虎杖は家族同然の間柄である」ことを直感的に悟り、混乱して撤退。改めて自分と虎杖の関係を見極めるべく、独自の行動を取り始める。

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東堂葵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

東堂葵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

東堂葵(とうどう あおい)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、京都府立呪術高等専門学校の三年生にして一級の資格を持つ呪術師。単身で特級呪霊をも祓う実力者。 粗暴にして唯我独尊、屈強な肉体とドレッドヘアがトレードマーク。高田というアイドルの熱狂的なファンで、自分の嗜好や好悪の感情次第で極端に態度を変える扱いにくい男。 主人公・虎杖悠仁とは趣味が合い、彼を一方的に“超親友(ブラザー)”と認定。共に肉弾戦を主とするため戦闘での相性は抜群で、彼と共闘した際は作中屈指の高位呪霊である花御をも翻弄した。

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伏黒津美紀(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒津美紀(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒津美紀(ふしぐろ つみき)は、『呪術廻戦』の登場人物で、主人公虎杖悠仁の学友である伏黒恵の義姉。 呪術の心得もなければその存在すら知らない一般人で、「誰かを呪うより大切な人のことを考えたい」と語る絵に描いたような善人。恵からはそのお人よしさを呆れられる一方、内心で深く敬愛されており、「津美紀を守る」ことが彼の大きな行動動機の一つとなっている。 高校一年生の時、謎の呪いによって昏睡状態に陥る。これは呪詛師加茂憲倫の膨大な呪力を受けた結果で、彼の手で強制的に呪術を扱う力を押し付けられる。

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九十九由基(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

九十九由基(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

九十九由基(つくも ゆき)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、日本に四人しかいない特級術師の紅一点。 主に海外で活動しており、日本には滅多に帰ってこない。“人に仇を為す呪霊という怪物を祓う”ことを生業とする呪術師だが、「呪霊を祓うのではなく、呪霊が生まれないよう世界の在り方を変えるべき」との思想を持ち、旅を続けているのもその手掛かりを求めてのことである。「渋谷事変」と呼ばれる事件によって日本が壊滅の危機に瀕した後、これを解決するために主人公虎杖悠仁らと行動を共にする。

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釘崎野薔薇(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

釘崎野薔薇(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

釘崎野薔薇(くぎさき のばら)は、『呪術廻戦』の登場人物で、主人公虎杖悠仁の東京都立呪術高等専門学校におけるクラスメイト。同学年では紅一点だが、ヒロインというよりは性別を超えた悪友といった間柄。 東北の田舎出身の少女で、東京への強い憧れを持つ。都立呪術高専に入学したのも、呪術師を志す以上に“金の心配無しに東京に行ける”というミーハーな動機がその理由。本人はこれを「自分が自分らしくあるためだから命を懸けられる」と鮮やかに言い切り、並外れた度胸と気風の良さで仲間を牽引、呪霊との戦いに臨む。

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秤金次(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

秤金次(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

秤金次(はかり きんじ)とは、呪術を巡る術師たちの戦いを描いた『呪術廻戦』の登場人物で、都立呪術高等専門学校における主人公・虎杖悠仁の2つ上の先輩。 “現代最強の術師”五条悟も期待する有力な若手ながら、人格的には難のある少年で、任務中に先輩術師と揉めた上に暴力沙汰を起こして停学中。その後物語の本筋にはほとんど関わらないまま、術者同士の賭け試合の胴元となっていた。実力は高く評価されており、日本に4人しかいない特級術師の1人である乙骨憂太は「調子のいい時の秤は自分より強い」と語っている。

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七海建人(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

七海建人(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

七海建人(ななみ けんと)は、『呪術廻戦』の登場人物で、主人公・虎杖悠仁の担任・五条悟の後輩でもある1級呪術師。 言動は慇懃なサラリーマンといった風だが内には強い使命感を持っており、理屈より自身の感情を己の原動力としながらもクールに冷徹に立ち回る。一度は呪術師という仕事への失望から一般企業へと就職するも、自分がやりがいや誰かに必要とされることを望んでいたことに気づき、呪術の世界に舞い戻った。虎杖の成長を見守り、兄貴分的存在になるが、渋谷事変で特級呪霊・真人の術式「無為転変」を受け死亡した。

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日車寛見(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

日車寛見(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

日車寛見(ひぐるまひろみ)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、羂索が企てたゲーム「死滅回游」の泳者(プレイヤー)である。東北地方の国選弁護人として立場の弱い人々を護るために尽力していたが、検察側の不当な裁判によって無罪を覆される。担当していた被告人からも恨みのこもった目を向けられた日車は、怒りの表情で槌を叩き付け式神らしきものを召喚。その場にいた裁判官と検事を殺し、東京第1結界にて「死滅回遊」に参戦。虎杖悠仁との戦闘の末に初心に帰り、虎杖の希望するルールを追加した後姿を消した。

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