David Bowie(デヴィッド・ボウイ)の徹底解説まとめ

David Bowie(デヴィッド・ボウイ)とは、1970年代から死の直前、2016年まで活躍したロック・ミュージシャンである。70年代のグラム・ロックから、何度も自分の音楽のスタイルを実験、改革し、20世紀後半のロック・シーンに大きな影響を与えた。ザ・キュアのロバート・スミス他、ボウイに影響を受けたミュージシャンは多い。
それまでわりと単純な歌詞が多かったロックの歌に、哲学的な深い考察を導入したことでも有名である。

自分を信じないほうが良い。信念に惑わされるな。本当の知は死によって解放されてから得られるんだ。

僕は、炎をガソリンで消そうとしていたんだ。

成功から学ぶことは何もない。学ぶのはいつも失敗したときだ。

興味深い人が名声を得ることもあるが、のちに凡庸さが彼らの上にのしかかってくる。

ドラッグを使って自分についてや人生について学ぶことが多かった。といっても誰にもドラッグを使うことはすすめないよ。でも知ってるかい?大人らしく振舞いたいわけじゃないけど、何を言ったって、若い人たちは人生の実験をするためにドラッグを使い続けるさ。どのくらい冒険してみたいかによるけど。僕は穴の底にいたけど、そこから這い上がるのがどれだけ難しいかは知っている。

何年か前に、自分がいろいろな物事について考えていることを説明しすぎるべきではないと悟った。でも僕の音楽はそれを表現してくれる。本当にしてくれるんだ。

誰でも一日だけならヒーローになれるんだ。

David Bowieの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

左の眼と右の眼の色が違っていた

ボウイは左右の目の色が違うことで有名だが、これは15歳の時、友人のジョージ・アンダーウッドと女性のことで喧嘩して殴られ、それがもとで片目の動向が開いたままになってしまい、右目がもとの青い目、もう左目が一見茶色い目に見えるようになったとされている。

トム少佐の最後はブラックスターのビデオで明らかになる

「スペース・オディティ」の主人公で、宇宙の旅に出て未知の世界に旅立っていくトム少佐は、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』にインスピレーションを受けてボウイが創造した最初のキャラクターだが、その最期が『ブラック・スター』のビデオで語られていると多くの人が考えている。
ボウイはトム少佐を「アッシュズ・トゥー・アッシュズ」や「ハロー、スペースボーイ」など、他の歌にも登場させている。またエルトン・ジョンの「ロケットマン」他、他のアーティストにもインスピレーションを与えたキャラクターである。

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