スウェーデンのパワーポップバンド、The Wannadies!
2009年に活動休止をした哀愁漂うサウンドを繰り出すバンド、The Wannadiesのことを振り返る。
The Wannadiesとは
The Wannadiesは1988年に活動を始めたスウェーデンのバンドである。
ロック、パワーポップなどのサウンドだが、ギターを思い切り歪ませる時もあるなど、
エモーショナルな一面も持っている。
女性メンバーのクリスティーナのコーラスが特徴的。
■メンバー
Pär Wiksten
Fredrik Schönfeldt
Stefan Schönfeldt
Christina Bergmark
Erik Dahlgren
Gunnar Karlsson
2009年に活動を休止するまでに六枚のアルバムをリリースしている。
1994年に発表されたアルバム、Be a girlに収録されているYou and me songは彼らの代表曲となっている。
The Wannadiesのサウンド
ワナダイズにはYou and me songに代表されるように哀愁がある。
それでいてパワフルなのは非常に面白いバンドだ。
いわゆるUKらしいサウンドとも違い、
情緒に溢れているサウンドは他にはあまり見られない。
最後に
ワナダイズは他のバンドとは違う哀愁を持ったバンドだ。
歌詞に関しても、曲にしてもどこかで聞いたことのあるような懐かしさもあるが、
それは彼らが多くの音楽を自分たちのフィルターを通して放出しているからではないかと推測する。
また彼らが作る音楽を聞きたいと思わせるようなバンドなのだ。
活動は休止しているが、解散したという正式な発表はされていない。
彼らのこれまでの六枚のアルバムを聞きながら、動向を待つのも悪くないかも知れない。