David Bowie(デヴィッド・ボウイ)とは【徹底解説まとめ】

David Bowie(デヴィッド・ボウイ)とは、1970年代から死の直前、2016年まで活躍したロック・ミュージシャンである。70年代のグラム・ロックから、何度も自分の音楽のスタイルを実験、改革し、20世紀後半のロック・シーンに大きな影響を与えた。ザ・キュアのロバート・スミス他、ボウイに影響を受けたミュージシャンは多い。
それまでわりと単純な歌詞が多かったロックの歌に、哲学的な深い考察を導入したことでも有名である。

1983年リリース。それまでボウイは幾分カルト的なスターではあったが、一般的にはそれほど知られていなかったが、ダンサブルなポップ系のこの曲で一躍大スターになった。

アイド・ラザー・ビー・ハイ

2013年リリース。90年代、00年代にもボウイはいくつかアルバムをリリースしていたものの、少しづつ人気が下火になっていってしまっていた。しかし2013年にアルバム『ネクスト・デイ』で、大々的にカムバックした。そのアルバムの代表的な曲である。
過去の栄光を客観的に見ながら今現在の自分を素直に認め、アルターエゴに隠れず、成熟した歌である。

ラザルス

2016年1月8日、ボウイの69回目の誕生日、死のわずか2日前にリリースされたアルバム『ブラック・スター』の一曲。自分の最期が近いことを悟っているかのような歌であり、多くのファンにとっては、ボウイが没後に自分が自由になることをうたった、別れの挨拶ともいえる曲である。
ボウイはこの歌で、自分の死を芸術に昇華させたのである。

David Bowieのミュージックビデオ(MV/PV)

David Bowieの名言・発言

歳をとるにつれ、二つか三つくらいしか考えることがなくなってくる。どのくらい時間が残されているのか?残された時間に何をしようか?

自分を信じないほうが良い。信念に惑わされるな。本当の知は死によって解放されてから得られるんだ。

僕は、炎をガソリンで消そうとしていたんだ。

成功から学ぶことは何もない。学ぶのはいつも失敗したときだ。

興味深い人が名声を得ることもあるが、のちに凡庸さが彼らの上にのしかかってくる。

ドラッグを使って自分についてや人生について学ぶことが多かった。といっても誰にもドラッグを使うことはすすめないよ。でも知ってるかい?大人らしく振舞いたいわけじゃないけど、何を言ったって、若い人たちは人生の実験をするためにドラッグを使い続けるさ。どのくらい冒険してみたいかによるけど。僕は穴の底にいたけど、そこから這い上がるのがどれだけ難しいかは知っている。

何年か前に、自分がいろいろな物事について考えていることを説明しすぎるべきではないと悟った。でも僕の音楽はそれを表現してくれる。本当にしてくれるんだ。

誰でも一日だけならヒーローになれるんだ。

David Bowieの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

左の眼と右の眼の色が違っていた

ボウイは左右の目の色が違うことで有名だが、これは15歳の時、友人のジョージ・アンダーウッドと女性のことで喧嘩して殴られ、それがもとで片目の動向が開いたままになってしまい、右目がもとの青い目、もう左目が一見茶色い目に見えるようになったとされている。

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