物語のラストの解釈が分かれる映画まとめ!ハッピーかバッドかあなたはどっち?

ここでは結末がハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、観た人の解釈が分かれる名作映画をまとめた。「映画史上最も切ないハッピーエンド」と呼ばれる結末が多くの人を涙させた『バタフライ・エフェクト』、ファシズムが席巻するスペインを舞台に少女の過酷な運命を描くファンタジー映画『パンズ・ラビリンス』などを紹介している。

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”本当にこのラストが必要だったかどうかは、感動の度合いで変わるかも!”

リー・デヴィッド・ズロトフ監督による1996年の作品。森の奥深くにある小さな町でバスを降りたパーシーという少女が、町にある無愛想な女が経営するレストラン『スピットファイアー・グリル』で働くことになる。町の人々はよそ者であるパーシーに奇異のまなざしを向けるが、パーシーの純粋な人間としての魅力に、周囲の人々の心は解けていく。しかし、彼女は誰にも言えない暗い過去があったのだ...。

人間に対して暖かい視点で描くハートウォーミングなお話...なのですが、やはりあのラストが必要だったのか?って疑問が出るのは道理かも知れません...。

『この森で、天使はバスを降りた』予告編

私としては鑑賞後に何ともいえない優しい気持ちに溢れていました。なので個人的にはハッピーエンドだと感じました。

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あまりの急展開に驚きと同時に、呆気にとられてしまうことになった。最終的に彼女の身に起こったことが悪かったかどうかは観賞者に判断されるのでしょうが、あまりにも切ない。

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最後の最後に小さな希望の光を見せて、そこでまた観客を大泣きさせる仕掛けがある。これも事前に十分予測できる結末だったのですが、それでもやっぱり泣けた。

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▼『八日目』

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”許される行為では無いかも知れないが...。切ないが救いのあるラスト”

ジャコ・ヴァン・ドルマル監督、ダニエル・オートゥイユ主演による1996年の作品。妻と娘に家出されて自暴自棄となった銀行員の中年男が、ダウン症の青年ジョルジュと出会う。彼は施設から逃げ出し、母親に会いに行くところだった。決して会うはずの無かったふたりによる、青年の母親の元への珍道中がはじまるのだが、彼らの旅路には、意外な結末が待っていた...。

ラストシーンでジョルジュが選択したのは...。このエンディングは賛否両論あって当然。これがハッピーエンドならば、...が肯定的になってしまうし...。最後の最後の非現実的なシーンに救われる気もしますが、やはりというか、切ないラストですね...。

この物語では、神はジョルジュの行いに満足する、つまり、例外的に彼の自己犠牲の精神を讃えているのである。

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正直いって、救いようのないラスト。驚きますよ。でも、ジョルジュの笑い顔を見ていたら安堵感を覚えるようになったところもあったり。ちょっと複雑。

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予想外の結末には異論があるところですが、より多くの人を安心させるより、監督が伝えたいメッセージを伝えるということと理解すれば、納得できます。

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▼『ゴールデンスランバー』

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”勝ち負けじゃない。たった一人でも、理解してくれている人がいれば...。”

2010年の日本映画。監督は中村義洋、主演は堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆など。伊坂幸太郎の原作の映画化作品。原作通りにオール仙台ロケで撮影された。タイトルの「ゴールデンスランバー」は、ビートルズの曲名。謎の連続殺人者キルオは、原作者が濱田岳をイメージして書き、あまりにもハマり役。巨大な組織により仕組まれた首相暗殺の罪を着せられた主人公は、かつての友人たちの助けを借りて逃亡作戦を実行するが...。

ラストは、主人公の勝ちか?負けか?ってところで賛否両論ありますが、個人的には好きなエンディングでした。エレベーターのシーンとハンコの所に救われます!

『ゴールデンスランバー』予告編

見終わったあとにものすごく感動的な気持ちになれるのは映画の醍醐味だと思う。よくできましたのスタンプ、最高な気分になれました

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2時間以上の長い作品だけど、最後まで先の読めない展開でワクワクドキドキできて、それはすごくよかったんですけど、完全解決とはいえないラストで、なんか敗北感を感じたというか…。

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確かにはっきりしないオチかもしれないけど、決して投げっぱなしじゃない。監督、制約の多い中で、よくぞこの原作どおりの結末にまとめてくださいました、って感じです。

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