セルジ・ロペス（Sergi López）とは、スペイン出身の俳優である。1965年12月22日にカタルーニャ州バルセロナ県ビラノバ・イ・ラ・ジャルトルで生まれ、フランスで演技を学ぶ。そのため、スペイン語、カタルーニャ語、フランス語、英語を操るマルチリンガルである。1992年にフランスで映画主演を務め、1999年の映画『ニノの空』で世界的に名が知られるようになる。翌年、『ハリー、見知らぬ友人』でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞。日本では冷酷でサイコパスな役柄で知られている。
『パンズ・ラビリンス』とは、「パシフィック・リム」「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ監督による、内戦後もゲリラ戦が続くスペインを舞台にしたダークファンタジー。母の再婚相手である軍人が暮らす山奥の砦にやって来た少女が、つらい現実から逃れるため童話の世界に浸っていく物語で、現実世界と少女が見る幻想世界が巧みに絡み合うストーリー展開。06年スペイン・メキシコ・アメリカ製作ながら第79回アカデミー賞で撮影賞・美術賞他を受賞。07年・日本公開。
Read Article
ここでは結末がハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、観た人の解釈が分かれる名作映画をまとめた。「映画史上最も切ないハッピーエンド」と呼ばれる結末が多くの人を涙させた『バタフライ・エフェクト』、ファシズムが席巻するスペインを舞台に少女の過酷な運命を描くファンタジー映画『パンズ・ラビリンス』などを紹介している。
Read Article