かくしごと(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『かくしごと』とは久米田康治による漫画作品で『月刊少年マガジン』(講談社)にて連載された。本作は、姫10歳編のコミカルな日常、姫18歳編のシリアスな未来の話、大きく分けて二部構成が取られている複雑なストーリーとなっている。
『さよなら絶望先生』といった非日常作品が多い久米田の作品には珍しく、日常色強めの作品になっている。
地元熊本県にある美術館で「久米田康治のかくしごと展」が開催され、2020年にはアニメ化された。

CV:河西健吾
アシスタントたちが揃いも揃ってケガをしたため、十丸院が連れてきたアシスタント。羅砂からグリーンバックを頼まれるとあっという間に完成させるほど有能だが、有能すぎてあっという間にデビューしてしまった。なお可久士のところにいたのが短すぎたために経歴に可久士のアシスタントをしたとは書かれなかった。

もりどくん

サインをしているゆるキャラが「もりどくん」。

CV:大槻ケンヂ
可久士がサイン会を行った書店で、たまたま同日サイン会を開いていたゆるキャラ。人気があるのか結構行列ができていた。

『かくしごと』の用語

担当替え

雑誌の担当編集者が変わること。姫に自分が漫画家であることを知られたくない理由があるため面倒くさい禁止事項が多い可久士に自ら就こうと思う編集がおらず、十丸院より前は後藤番ということで頻繫に担当が入れ替わっていた様子。

作家が描きたいものを描かせないのが編集の仕事

描きたいものを描かせた結果、独りよがりになりすぎて失敗することを戒めた金言(格言)。劇中では可久士がダークファンタジーを描きたがっているという話を志治から聞いて張り切って可久士を止めようとしたが、「描きたいもんじゃねぇよ」と言われると「じゃあいいです」と言い、止めるのをやめた。

IT革命デジタル化

本作ではPCなどの機器を導入して漫画を執筆するということを指す。背景が進まないという時に羅砂がCGで背景が色々な角度で思いのままに執筆できたり、データ入稿できるので入稿によるトラブルの削減、消しゴムかけの作業が無くなるので衛生的というメリットを可久士に教え、一旦はG-PROも導入したがアナログの方が気を込めた気になるといった理由でアナログに戻っている。

校了

編集部による最終チェックであり、内容や表現が出していいものかを確認する。通らなかった場合は印刷所のスケジュールのため速やかに修正しなくてはならないことが多いようで、劇中では十丸院がホテルを借りて缶詰させた。

『かくしごと』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「隠し事は何ですか?」

冒頭で、姫が視聴者に語りかけた言葉。これ以外の場面でも時折出てきており、本作品のキーワードのようなものを感じさせる。

「お父さんの隠し事は…お父さんの隠し事は…描く仕事でした」

姫が鎌倉の倉庫の扉を開けると、原稿用紙が姫の前に舞ってくる場面。ここで父、可久士の仕事が漫画家だったということを初めて知る。つまりこの時まで姫は可久士の仕事が何なのか全く知らなかったということになり、視聴者はここでこれから流れる姫が10歳の時の物語の中で、今まで可久士の仕事が姫にばれそうな場面があっても可久士の仕事を知ることはなかったということを定義させられる。

「私にとってお父さんは金メダルってことだよ」

mary-s_33734
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@mary-s_33734

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