BEASTARS(ビースターズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『BEASTARS』とは2016年より板垣巴留が『週刊少年チャンピオン』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。肉食獣と草食獣、爬虫類や鳥類などの様々な動物が共存する世界を舞台に、全寮制の学校チェリートン学園に通う悩めるハイイロオオカミの高校生・レゴシが、恋愛や部活、家族との関係や社会での関わりを通し、種間の違いに葛藤しながら成長していく青春を描く。擬人化された肉食獣と草食獣の対立や異なる種間の相互理解を巡るすれ違いが生み出すドラマは国内のみならず海外にも厚い支持を受ける。

当時5歳のルイは裏市で生き餌として売られていた。右足の裏にはその時の焼印「4」の痕がある。

彼が完璧な存在であろうとした理由は、食肉用のシカとして隔離されていた幼少時の体験に起因する。当時は名前すら与えられず番号で呼ばれていた。
その後レゴシとリズの決闘の立会人を務め、レゴシに自身の片足を食わせて激励。ハルを巡る三角関係を経て、種族をこえた特別な絆で結ばれる。

ジュノ

CV:種﨑敦美
ハイイロオオカミのメス、チェリートン学園高等部1年役者チーム所属。レゴシやルイの後輩にあたる。
当初は気弱な性格で草食獣の男子にいじめられていたが、レゴシに助けられた事がきっかけで好意を抱く。演劇部内でも持ち前の美貌と気配りで支持を獲得、隕石祭では行方知れずのルイの代役として踊り手に抜擢。日の当たる場所でないと肉食獣は輝けないという自負がある。
その後レゴシに告白するがうやむやにされ、燻っていた時にルイが裏市にいると知る。レゴシとの初遭遇時に草食獣の男子にいじめられ抵抗するでもなくただ泣いていた事からわかるとおり、本来の彼女は傷付きやすく繊細な面も秘めていたが、肉食獣に生まれたからには上に立たなければ居場所を勝ち取れないと思い込んでいた。そんな彼女は草食獣でありながら裏市の闇に染まり、肉食獣を従える居場所を勝ち得たルイの、自分とも通底する二面性と危なっかしさに惹かれていく。

ゴウヒン

CV:大塚明夫
ジャイアントパンダのオス、39歳。知る人ぞ知る裏市の心療内科医。食殺を犯した動物を捕獲し、時に監禁まがいの事までしてスパルタなカウンセリングを施す。
豪放磊落な性格で、反抗的な患者を組み伏せる為に笹を食べトレーニングを行い肉体を鍛え上げた。
裏市に迷い込んだレゴシと知り合い、彼の師匠となって厳しい修行を課す。既婚者だが妻は既に家を出ている。

演劇部 役者チーム

サヌ

CV:落合福嗣
ペリカンのオス、問題児ぞろいの演劇部を束ねる部長で温厚な人格者。肉食獣と草食獣の部内での対立や、癖の強い部員達に悩まされている。

ビル

CV:虎島貴明
ベンガル虎のオス、チェリートン学園高等部2年生の演劇部員。女にだらしなくいい加減なお調子者だが、肉食獣があるがままに生きられない社会の在り方に不満をためこんでおり、不正に入手したウサギの血でドーピングしたり、レゴシ達と訪れた裏市で生きた草食獣の指を購入した前科がある。
価値観の違いからレゴシとはよく対立したが、一方で草食獣と肉食獣が共存する演劇部を大切な居場所と思っており、復学したルイから次期部長に名指しされる。

ピナ

ドールビッグホーンのオス、チェリートン学園高等部1年生の演劇部新入部員。
自分の容姿を鼻にかけたナルシストで生意気な性格だが、リズに襲撃されたレゴシを咄嗟の機転で助けるなどの大胆さを併せ持ち、彼に大いに感謝される。
女の子と遊ぶのが大好き。

テム

CV:大塚剛央
チェリートン学園内で起きた食殺事件の被害者。同じ演劇部のアンゴラヤギのエルスに片想いしていた。肉食獣のレゴシとも気さくに接する飾らない性格。

アオバ

CV:兼政郁人
ハクトウワシのオス、チェリートン学園高等部2年。同じ肉食獣であるレゴシ達と親しくしているが、裏市に見学に行った際はレゴシの制止で生きた草食獣の指の購入を断念するなど比較的良識的な性格。彼女持ち。

2sS_Nakamura
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@2sS_Nakamura

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