BEASTARS(ビースターズ)のネタバレ解説・考察まとめ
『BEASTARS』とは2016年より板垣巴留が『週刊少年チャンピオン』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。肉食獣と草食獣、爬虫類や鳥類などの様々な動物が共存する世界を舞台に、全寮制の学校チェリートン学園に通う悩めるハイイロオオカミの高校生・レゴシが、恋愛や部活、家族との関係や社会での関わりを通し、種間の違いに葛藤しながら成長していく青春を描く。擬人化された肉食獣と草食獣の対立や異なる種間の相互理解を巡るすれ違いが生み出すドラマは国内のみならず海外にも厚い支持を受ける。
エレン
CV:大内茜
シマウマのメス、チェリートン学園高等部2年。『アドラー』でヒロインのエレン役を射止めたが、素顔は勝ち気で口論も臆さない。ビルとよく喧嘩している。
ゾーイ
CV:室元気
ヤギのオス、チェリートン学園中等部。死んだテムの代わりに『アドラー』における水の精・オディー役に任命されるもセリフにトチりまくり、ルイから居残り練習を課される。結果的に彼の稽古に邪魔が入らないように表で見張っていたことが、レゴシとハル接近のきっかけとなった。
タオ
CV:小林直人
クロ豹のオス、チェリートン学園高等部2年。新歓公演ではアドラーを狙う敵役を演じていた。稽古中に力が入りすぎてアリクイの部員・キビの腕をもいでしまい停学処分を受けるも後日和解が成立。
演劇部 ダンスチーム
シイラ
CV:原優子
チーターのメス、チェリートン学園高等部3年。ダンスチームのリーダーでしなやかな肢体が魅力。14歳の頃生活費を稼ぐため肉食メスクラブでバイトしていたところを演劇部に勧誘される。
エルス
CV:渡部紗弓
アンゴラヤギのメス、生前テムが片想いしていた相手。テムの事件の際はレゴシの言動を警戒して彼が犯人ではないか誤解するも、テムに託されたラブレターを渡そうとしていただけと知り、彼の不器用な優しさに好感を抱く。明朗な性格で部活動に熱心。ベンガル虎のビルと親密で、彼が裏市で草食獣の肉を購入した事を知りながら許している。
演劇部 美術チーム
リズ
ヒグマのオス、チェリートン学園高等部2年演劇部所属。テムを食殺した真犯人。
温和な風貌からハチミツ好きなクマさんとして親しまれていたが、反面筋力抑制剤の後遺症の気怠さと増大する一方の食殺衝動に悩まされていた。
草食獣でありながら自分を認めてくれたテムに依存していたが、うっかり箍が外れて食殺してしまい、その時の記憶を友情の証明に書き換えていた。
大晦日の決闘後に逮捕され学園を去る。
ドーム
CV:室元気
クジャクのオス、演劇部美術チームのリーダー。女性的な喋り方が特徴のいわゆるオネエ。周囲への配慮が行き届いており、協調性を重んじる性格。不器用で誤解されやすいレゴシのことを何かと気にしている一方で、ジュノの恋愛アドバイザーとしても頼りにされている。
カイ
目次 - Contents
- 『BEASTARS』の概要
- 『BEASTARS』のあらすじ・ストーリー
- 演劇部篇
- 隕石祭篇
- 食殺事件篇
- 種間関係篇
- 『BEASTARS』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- レゴシ
- ハル
- ルイ
- ジュノ
- ゴウヒン
- 演劇部 役者チーム
- サヌ
- ビル
- ピナ
- テム
- アオバ
- エレン
- ゾーイ
- タオ
- 演劇部 ダンスチーム
- シイラ
- エルス
- 演劇部 美術チーム
- リズ
- ドーム
- カイ
- キビ
- ファッジ
- チェリートン学園の面々
- ジャック
- ミズチ
- レゴム
- ゴン
- ロクメ
- シシ組
- イブキ
- フリー
- ミーゲル
- ジンマ
- ドルフ
- アガタ
- サブ
- ドープ
- ヒノ
- ボス
- コーポ伏獣の住人
- セブン
- ザクワン
- フィーナ
- ライカ
- エビス
- ムギ
- ボーグ
- オイゲン
- レゴシの親類
- ゴーシャ
- レアノ
- その他の人物
- オグマ
- 市長
- ヤフヤ
- メロン
- 『BEASTARS』の用語
- チェリートン学園
- ビースター
- アドラー
- 裏市
- ウサギの血
- 隕石祭
- シシ組
- 食肉前科獣
- コーポ伏獣
- 海洋生物
- ビースターズ
- 『BEASTARS』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ルイ「いくら愚痴を言ってもいい 泣いてもいい 落ち込んでもいい!! でも絶対に生きろ!!小さいウサギが心置きなく落ち込める社会に……俺達が必ずしてやるから!!」
- ルイ「僕たちの生きているこの世界はとても複雑です。みんなが何かを我慢し色々せめぎあいの中で精一杯生きている。 そこに正解も不正解もありません。 ただその姿に確かな信念があるならば…そいつには必ず光が当たるべきでしょう 僕はそう考えています」
- ジュノ「私は今雄鹿に大恋愛中なの!!リスクなんて怖がってたら振られちゃうでしょ!?」
- ハル「あんたみたいな厄介な男とこんな険しい道のり つきあってあげられるのは私くらいよ!」
- ゴウヒン「納得いかねえ奴はぶっ倒す 17歳の男子なんてそれでいいんだよ」
- レゴシ「種族の壁を壊せるのは…愛だけだよ」
- ヤフヤ「配慮配慮配慮のゴミの山に埋もれて お前ら警察が本当の悪を裁くのは一生無理だ!!」
- ヤフヤ「レゴシくん、この社会で君がどこまで汚れないか僕に見せてくれ!!」
- 『BEASTARS』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- チェリートン学園校長のゴンは短編集にも出演
- 短編集にはレゴシ達も1コマ出演
- 作者の板垣巴留はレゴムの被り物で授賞式に出席
- 板垣巴留&米津玄師の対談実現
- 板垣父娘の対談が『週刊少年チャンピオン』誌上に掲載
- 『Kiss』で2019年9月より始まった『パルノグラフィティ』において板垣家の秘密や『BEASTARS』創作秘話を公開
- 『BEASTARS』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):ALI『Wild Side』
- 第2期OP(オープニング):YOASOBI『怪物』
- ED(エンディング):YURiKA『Le zoo』(第1期・第2話、第5話、第8話、第9話)
- ED(エンディング):YURiKA『眠れる本能』(第1期・第3話、第7話、第10話)
- ED(エンディング):YURiKA『月に浮かぶ物語』(第1期・第12話)
- 第2期ED(エンディング):YOASOBI『優しい彗星』
- 挿入歌:Chica『Mary Stories』(第1期・第1話)
- 挿入歌:Chica『A Tale of Moon』(第1期・第3話、第5話、第10話)
- 挿入歌:TchaikovskyとPyotr『The Sleeping Beauty -panorama-』(第1期・第12話)