ウソップ／そげキング（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

ウソップ（そげキング）の必殺技

パチンコを使用して戦闘を行う。自作した様々な弾を撃ち出して攻撃する。
『新世界編』以降は、急速に成長する植物『ポップグリーン』を使って戦う。

ウソップ／そげキング（ONE PIECE）の必殺技まとめ - RENOTE [リノート]

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1997年から連載が開始された『週刊少年ジャンプ』の『ONE PIECE（ワンピース）』。世界的に大ヒットするこの漫画は、主人公の少年が海賊王になることを夢見て、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求めて大海原に旅に出るという冒険譚だ。
ウソップ／そげキングは主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の狙撃手。臆病で戦闘力も高くないが、お調子者の性格から出る口八丁で敵を翻弄し、機転を利かせて様々な敵を打ち負かしてきた。一流の狙撃の腕を持ち、陰ながら仲間を支えるウソップの技をまとめる。

ウソップ（そげキング）の来歴・活躍

過去

母との別れ

ウソップの父・ヤソップは、ウソップが生まれてまもなく海賊になって家を離れ、ウソップはシロップ村に残った母・バンキーナに育てられた。その後、バンキーナは病に倒れてしまう。ウソップはバンキーナを元気づける為にヤソップが帰ってきたと嘘をついた。それを聞いたバンキーナは「ばかなこと言うもんじゃないよウソップ。父さんは帰ってきやしない…。でもね、母さんは父さんと結婚したことを誇りに思ってるよ。あんたもきっと父さんのような勇敢な男になるんだよ。」と話した。その今際の際の様な言葉に、ウソップはどんな病気も治すことができる伝説の薬があると話す。するとバンキーナは「バカだね…！夢の…みすぎだよ…」と言った。ウソップは「夢ならみるよ…！…だっておれは海賊の息子だから…！」と泣きながら話した。
その後、バンキーナがなくなった後も、ウソップは嘘をつき続けた。

ウソップは12歳の時に村の子供であるにんじん、ピーマン、たまねぎを集めて『ウソップ海賊団』を結成した。
16歳の頃、ウソップは両親を失くした病弱な少女・カヤを励ます為に屋敷に通うようになった。

東の海編

ルフィとの出会い

ウソップは17歳になっても嘘をつき続けていた。ココヤシ村の住民達にはウソップの嘘は日常となっており、中には苛立ちを見せる者もいた。
ある時、シロップ村にルフィ、ゾロ、ナミがやって来る。ルフィ達が海賊旗を掲げていた為、ウソップは怖がりながらもルフィ達に嘘をついて追い払おうとする。しかしウソップの嘘はすぐにバレてしまう。その時、ルフィから父・ヤソップが大海賊・赤髪のシャンクス率いる赤髪海賊団に所属している事を知らされる。父が偉大な海賊である事を知ってウソップは喜んだ。そしてウソップはルフィ達と打ち解けた。

ウソップはカヤの家の執事であるクラハドールが1人で浜辺へ向かうのを目にする。クラハドールは海賊・ジャンゴと村の襲撃、カヤの屋敷の財産を奪う計画を立てていた。クラハドールは『百計のクロ』と呼ばれた海賊で、ジャンゴはクロの部下だった。それを聞いたウソップはすぐに住民達に危険を知らせたが、嘘と思われて信じてもらえなかった。カヤにも逃げるように言うが、クラハドールを信じていたカヤは、涙を流してウソップの頬を打った。クロ達はその日の夜に村を襲撃しようとしていた。1人で村を守ろうと決意したウソップにルフィ達は力を貸した。

ウソップはクロに立ち向かうも、呆気なくやられてしまう。しかし「敵わなくたって…守るんだ…！あいつらはおれが守る！」と折れることはなかった。ルフィはクロを相手にし、ゾロとウソップにカヤを狙うジャンゴを負わせた。カヤはジャンゴに捕まっており、絶体絶命のピンチだったが、ウソップの狙撃によりジャンゴは倒された。
ルフィ達とウソップにより、クロの計画は失敗に終わった。ウソップはカヤやウソップ海賊団のメンバーにこの事件を秘密にするように伝えた。ウソップ海賊団のメンバーはウソップが村の英雄になるチャンスだと言うが、ウソップは「おれはいつもの通りホラ吹き小僧と言われるだけさ、みんなに恐怖を与えることはねェ。村のみんなはその方が安心して毎日を暮らしていける。何も起きなかった…。みんなウソだったんだ…。」と話した。

翌日、ウソップはウソップ海賊団のメンバーを呼び出した。ウソップは「唐突だが、おれは一人で海へ出ようと思う！本物の海賊になるんだ！あいつら見ていたらよ、やっと決心がついた!!おれはこの村を出る。理由は1つ!!海賊旗がおれを呼んでいるからだ！」と話した。そして「それぞれの野望の火をたやすことなく、己の道をつき進むことをここに誓え！今日限りを持ってウソップ海賊団を！解散する！」と叫んだ。

旅立つ前、ウソップはカヤに「今度この村に来る時はよ、ウソよりずっとウソみてェな冒険譚を聞かせてやるよ！」と話した。カヤは「うん。楽しみにしてます。」と笑い、ウソップを見送った。ウソップが海岸に行くとルフィ達がいた。ルフィ達はカヤから立派な船・ゴーイング・メリー号を貰っていた。ウソップが「お前らも元気でな、またどっかで会おう！」と言うと、ルフィが「なんで？」と聞き返した。ウソップが動揺しているとゾロが「何いってんだよ。早く乗れよ。」とメリー号を指差した。ルフィの「おれ達もう仲間だろ。」というルフィの言葉を聞いたウソップは「キャ…！キャプテンはおれだろうな！」と言って船に乗り込んだ。

アーロンパーク編

麦わらの一味は海上レストラン『バラティエ』へ行く。その時、ナミが1人で船を出してしまう。一方でバラティエにはクリーク海賊団と世界最強の剣豪・鷹の目のミホークが押し寄せる。ウソップはルフィとゾロをバラティエに残し、ゾロの知り合いの剣士、ヨサク、ジョニーと共にナミを追うことになった。

ウソップはナミの故郷・ココヤシ村へと辿り着く。ココヤシ村は魚人で結成された海賊『アーロン一味』が牛耳っていた。ウソップはココヤシ村で暴れていたアーロンに攻撃を仕掛けた。それにより捕らえられ、アーロンが拠点にしている『アーロンパーク』に連行された。アーロンパークにはナミがいた。ナミは目の前に現れたウソップに自身がアーロン一味の幹部である事を話し、ナイフを取り出した。ナミはウソップを刺して海へ投げ捨てた。それを見ていたヨサクとジョニーはその事を遅れてきたルフィ達に話した。しかし、実はウソップは刺されていなかった。ナミは自分の手を刺し、ウソップを殺したように見せて海から逃していた。ルフィ達と合流したウソップはその事実を話した。
ナミはアーロン達から村を買うために1億ベリーを貯めようとしていた。しかし、ナミはアーロンと手を組んだ海軍からこれまで貯めたお金を押収されてしまう。絶望にくれるナミはルフィに助けを求めた。そうしてルフィ達はアーロン一味と戦う。

ウソップはアーロン一味の幹部であるキスの魚人・チュウと戦った。ウソップは一度は死んだふりをしてチュウから逃れたが、自身のみっともなさに涙した。立ち上がったウソップはチュウに酒を浴びせ、火薬星で火をつけた。そしてハンマーでタコ殴りにし、チュウに勝利した。
その後、再びナミを仲間に迎え、麦わらの一味は『偉大なる航路（グランドライン）』へと向かった。

偉大なる航路編

リトルガーデン編

グランドラインに入った麦わらの一味は、アラバスタ王国の王女であるネフェルタリ・ビビと出会う。王下七武海であるサー・クロコダイルはアラバスタ王国を牛耳ろうとしていた。ビビはアラバスタを救う為に、クロコダイルが組織した秘密結社『バロックワークス』へと潜入していた。ルフィ達はビビと一緒にクロコダイルを倒そうとする。

アラバスタへ向かう途中、ルフィ達は『リトルガーデン』という島へ辿り着いた。そこは太古の生態系が残る島であった。
リトルガーデンにはドリーとブロギーという2人の巨人がいた。ドリーとブロギーはかつては『巨人海賊団』の頭であった。2人は100年以上決闘を続けており、今では決闘の理由も忘れ、自身の誇りの為に戦っていた。ウソップはそんな2人を尊敬し『師匠』と呼んだ。
その時、リトルガーデンにはバロック・ワークスの幹部Mr.3とその相棒ミス・ゴールデンウィーク、Mr.5とその相棒のミス・バレンタインが来ていた。Mr.3達はルフィ達の抹殺と巨人たちの首を狙っており、ルフィ達が持っていた酒の中に爆薬を仕込んでいた。ルフィ達から酒をもらったドリーは内部から爆発を起こし、重症を負った。ドリーは酒を譲ったルフィに襲いかかるが、途中で決闘の合図の噴火が起きた事でルフィの動きを封じ、ブロギーの元へ向かった。
ルフィからドリーが負傷しながらも決闘を行った事を聞かされたウソップは「そんな勝負のつき方があるかよ！」と叫んだ。
ドリーはブロギーに負傷している事を離さずに決闘を行った。その結果、ドリーは敗北し、100年にも及ぶ戦いが終了した。

Mr.5の姿を見たウソップは「お前らか巨人たちの決闘を邪魔したのは…！」と激怒して戦う。しかし、身動きが取れなかったルフィもろとも敗北してしまう。しかし、ルフィ達は戦意を失っておらず、立ち上がった。
ゾロ達はドルドルの実（ろうそく人間。蝋を操る事ができる）の能力者であるMr.3の蝋によって固められていた。ウソップは油を染み込ませたロープに火をつけ蝋を溶かした。ウソップはMr.5に火薬星を放つ。ボムボムの実（爆弾人間で全身どこでも爆破できる）の能力者であるMr.5は火薬星を飲み込んで見せるが、ウソップは嘘をついており、実はタバスコ星を放っていた。Mr.5は激昂してウソップに襲いかかるが、ゾロがMr.5を倒した。他のバロック・ワークスの幹部達も麦わらの一味に倒された。

ブロギーはドリーが罠にかかって命を落とした事に涙を流した。しかし、ドリーは突如身体を起こした。ドリーとブロギーの100年に及ぶ戦いに武器が限界がきていた為にドリーは生き延びる事ができていた。ドリーとブロギーはルフィ達と親交を深めた。
ルフィ達が出航する際、ドリーとブロギーは「我らを信じてまっすぐ進め！」と告げた。ルフィ達が船を出すと、目の前にとてつもなく巨大な金魚が現れる。それでもウソップやルフィはドリーとブロギーの言葉を信じて、真っすぐ進んだ。ドリーとブロギーは海ごと金魚を斬り裂き、ルフィ達の道を作った。ウソップは「海ごと…斬った…。これが…エルバフの…うう…戦士の…力…！」と言って涙を流していた。

アラバスタ編

アラバスタへと辿り着いた麦わらの一味は、クロコダイルがいる『レインベース』へと向かった。クロコダイルは国王軍、反乱軍、どちらにもバロック・ワークスの人間を忍ばせていた。そしてどちらの軍勢からも攻撃を仕掛ける事で本格的なクーデターを引き起こさせた。麦わらの一味とビビが反乱を止めに向かう中、ルフィはクロコダイルに戦いを挑む。しかし、ルフィはスナスナの実（砂人間となり、砂の力を自在に扱う事ができる）の能力者であるクロコダイルに敗北してしまった。

ビビが反乱を止めようとする中、麦わらの一味はバロック・ワークスの幹部と戦いを繰り広げる。ウソップはチョッパーと共にMr.4とその相棒ミス・メリークリスマスと戦った。Me.4は4tのバットを振り回す男で、ミス・メリークリスマスはモグモグの実を食べたモグラ人間だった。ウソップ達はMr.4達相手に劣勢となる。その時、ミス・メリークリスマスはルフィがクロコダイルによって殺されたと話した。それを聞いたウソップは「あいつはいずれ”海賊王”になる男だ！だからこんなとこでくたばるわけねェっつってんだ！」と否定した。それを聞いたミス・メリークリスマスは「そんなクソみてェな話はこの"偉大なる航路"じゃ2度と口にしねェこった！…まったく死んでよかったよ。そんな身の程をしらねェバカな野郎はよ！」と吐き捨て、ウソップに攻撃を仕掛けた。ウソップは重症を負いながらも「いいかチョッパー！男には！…た！たたとえ…！しぬし…ぬ死ぬ程…！おっかねェ敵でもよ…！ぱ…ぱぽえ…オーペエ…勝ち目のねェ…相手だろ…う…ともよ…！…男にゃあ！どうしても…戦いをさけちゃならねェ時がある…！仲間の夢を笑われた時だ！ルフィは死なねェ。あいつはいずれ”海賊王”にきっとなるから！そいづだげは笑わせねェ！」と叫んだ。そしてウソップはチョッパーと協力してMr4達を倒した。

復活したルフィがクロコダイルを倒し、アラバスタは救われた。麦わらの一味はクロコダイルのパートナーだったニコ・ロビンを仲間に加えて新たな冒険に出た。

ジャヤ編

麦わらの一味はジャヤという島でモンブラン・クリケットという人物と出会う。クリケットは『うそつきノーランド』という絵本のモデルとなったモンブラン・ノーランドの子孫だった。ノーランドは『ジャヤという島に黄金郷がある』という嘘をついた事で処刑された人物だった。クリケットはノーランドの話が真実だと証明する為、海底に沈んだと考えられる黄金郷を探し続けていた。
その時、ナミの持つログポース（次の島の方角を指すコンパス）は空を指していた。それを聞いたクリケットは空に島があると言い、空島へ行く為には『ノックアップストリーム』という空に向かって伸びる海流に乗る必要があると話した。ウソップが「話がウマすぎるぜ！一体何を企んでやがる！お前はウソつきノーランドの子孫だもんなぁ！」と言うと、クリケットは「おれはお前らみたいなバカに会えて嬉しいんだ。同士よ。」と笑っていった。そんなクリケットにウソップは尊敬を抱いた。

空島編

空島にはゴロゴロの実（雷の力を自在に扱える）エネルという神を名乗る男がいた。エネルは空島の国『スカイピア』を滅ぼし、聖地とされる『限りない大地（フェアリーヴァース）』に渡り、神の国を作ろうとしていた。

ある夜、ウソップは誰もいないメリー号から木槌を叩くような音を聞きつける。そして「大丈夫。もう少しみんなを運んであげる。」という声を聞いた。次の日、メリー号は不格好ながらも修繕されていた。

空島にはクリケットが探していた黄金郷があった。ノーランドが話していた黄金郷はノックアップストリームによって空島に打ち上げられていたのだ。ルフィ達はノーランドが嘘つきでないことを知った。

エネルは空飛ぶ方舟『マクシム』を造らせており、その船でフェアリーヴァースへ旅立とうとするが、その前にルフィが立ちはだかる。ウソップとサンジはマクシムの甲板でルフィとナミの姿を見つけ、マクシムへ乗り込む。ルフィはエネルによりマクシムから落とされてしまい、ナミに危険が迫る。その時、ウソップが火炎星をエネルに放った。しかし、雷そのものであるエネルには全くダメージがなかった。エネルがウソップの方を睨みつけると、ウソップは顔を隠しながら「ご…ごめんなさい。」と謝った。ウソップはナミを連れて逃げようとするが、エネルに阻止されてしまう。その時、サンジが身代わりになって2人を逃した。ナミはウソップとロビンに負傷した仲間を連れて船に戻るように話した。ルフィはナミと共にエネルに追いつき、エネルを倒した。その時、ルフィは黄金の鐘を打ち鳴らした。その音色は地上にいるクリケットの元にも届いていた。

ウォーターセブン編