悪趣味・狂気・悪意の天才な映画監督まとめ!ラース・フォン・トリアーなど
ここでは作品に悪趣味・狂気・悪意をこめて視聴者を最悪の気分にさせる映画監督をまとめた。胸クソ映画の傑作『ファニーゲーム』を生み出したミヒャエル・ハネケや、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドッグヴィル』などで視聴者のメンタルをズタズタにしてきたラース・フォン・トリアーなどを紹介している。
[監督作品]
ウェルカム・ドールハウス(1995)
ハピネス (1998)
ストーリーテリング (2001)
おわらない物語 アビバの場合 (2004)
Life During Wartime (2009)
ダークホース/リア獣エイブの恋 (2011)
すべての作品がタブー視されるテーマを扱っているため作品を発表するたびに物議を醸し、単館または少数の劇場で公開されることがほとんどである。
出典: ja.wikipedia.org
”絶望”というほどではないにしても…救いようのなさを実感したときの”落胆”するような情けない気分に似ているのです。
人を見た目で判断する私たちの嫌な部分を、わざと刺激してきます。嫌悪感を抱く自分に嫌悪する。肉体的な特徴を有利に利用した抉るような作品とな違ったいやらしさを感じてしまいました。
▼ドゥシャン・マカヴェイエフ
出典: englishclass.jp
[主な監督作品]
人間は鳥ではない (1965)
愛の調書、又は電話交換手失踪事件 (1967)
保護なき純潔 (1968)
WR:オルガニズムの神秘 (1971)
スウィート・ムービー (1974)
モンテネグロ(1981)
コカコーラ・キッド (1985)
マニフェスト (1988)
ゴリラは真昼、入浴す。 (1993)
ハリウッドで仕事したときは出来の良い作品になるのだけど、そうでない時の作品はゲテモノ映画でしかない。映像センスがとびきりすごいのに、その才能の無駄遣いぶりは残念でしかたがない。
前衛的な作風が特徴で、イデオロギー的であったり、性的タブーに挑戦するかのような作品が多いのと同時に、映像の美しさの評価も高い。
出典: ja.wikipedia.org
「お前ら、のうのうと生きてていいのか!?」 そんなマカヴェイエフの罵声が画面から聞こえてくるようだ。
▼トム・シックス
出典: yubarifanta.com
シックス監督のアンサーは、あまりにも過激かつ猟奇に満ち満ちている。そのためイギリス、オーストラリアでは上映禁止、全米ではカット版公開の憂き目にあってい る。
観たこと自体、心に影を落とします。好奇心で観てしまいましたが、観たあとはこの映画がこの世に存在しなかったらよかったのにとまで思いましたよ、ええ。
これはひどい!まともな人間の観る映画ではないね…。私もホラー映画いろいろ観てますが、終わった後こんなに気分を害した作品はないです。
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