悪趣味・狂気・悪意の天才な映画監督まとめ!ラース・フォン・トリアーなど
ここでは作品に悪趣味・狂気・悪意をこめて視聴者を最悪の気分にさせる映画監督をまとめた。胸クソ映画の傑作『ファニーゲーム』を生み出したミヒャエル・ハネケや、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドッグヴィル』などで視聴者のメンタルをズタズタにしてきたラース・フォン・トリアーなどを紹介している。
もしも予算や技術的な制約がなく、ホドロフスキーのイマジネーションのすべてを具現化したら、いったいどれほど奇想天外な作品世界が現れるだろうか
惨劇を繰り返す人類の闇の歴史への鎮魂歌ではなく、けたたましい覚醒の魔の笛が鳴り響く奇想の作品に、不条理な衝撃力に満ちた圧倒的な存在感は薄まりそうにない。
▼デヴィッド・クローネンバーグ
出典: www1.plala.or.jp
[監督作品]
ステレオ/均衡の遺失(1969)
クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立(1970)
デビッド・クローネンバーグのシーバース(1975)
ラビッド(1977)
ファイヤーボール(1979)
ザ・ブルード/怒りのメタファー (1979)
スキャナーズ(1981)
ヴィデオドローム(1982)
デッドゾーン (1983)
ザ・フライ(1986)
戦慄の絆 (1988)
裸のランチ(1991)
エム・バタフライ (1993)
クラッシュ (1996)
イグジステンズ(1999)
スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする(2002)
ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005)
イースタン・プロミス (2007)
危険なメソッド (2011)
コズモポリス(2012)
クローネンバーグ流のSFホラーは、統御不能な自身の肉体を怪物と見なす恐怖に基づくもので、だからこそ、彼の映画への観客からの生理的な拒否反応が絶えないのだ。
出典: 100.yahoo.co.jp
内臓・器官の中から気味の悪い凶器が生起するとか、生々しい化け物や畸形の迷宮、あるいは果てることなき非情なる殺戮ゲームへと吸い込まれるとか、そういう異常事態がノーマルな状態だった。
出典: blog.goo.ne.jp
血は、内臓的/肉体的なホラーを撮り続けてきたデビッド・クローネンバーグにとって、もっとも根源的な記号と言える。
▼ピエル・パオロ・パゾリーニ
出典: ameblo.jp
[監督作品]
アッカトーネ/乞食(1961年)
マンマ・ローマ(1962年)
奇跡の丘(1964年)
愛の集会(1965年)
大きな鳥と小さな鳥(1966年)
アポロンの地獄(1967年)
テオレマ(1968年)
愛と怒り(1969年)
豚小屋(1969年)
王女メディア(1969年)
デカメロン(1971年)
カンタベリー物語(1972年)
アラビアン・ナイト(1974年)
ソドムの市(1975年)
パゾリーニの作品は一般に難解とされ、特に初期の作品は複雑な台詞と暗示や比喩に満ちている。
出典: ja.wikipedia.org
『ソドムの市』は、単なる悪趣味とも一線を画しアートフィルムの最高の部類にも君臨する、物語以上にその存在そのものが狂気の沙汰ともいえる巨大なる問題作。必ずやいろんな意味での覚悟を決めてからご鑑賞を。
出典: www.amazon.co.jp
ベルナルド・ベルトルッチは、監督デビュー前から「ロベルト・ロッセリーニとピエル・パオロ・パゾリーニ以外のイタリア人監督は認めない」と公言している。
全精力を傾けてこの作品を作ったパゾリーニ監督は、映画が完成してまもなくローマ近郊の海岸で激しく損傷した遺体となって発見された。
出典: tzk-web.com
▼ユルグ・ブットゲライト
[監督作品]
ネクロマンティック (1987)
死の王 (1989)
ネクロマンティック2 (1991)
シュラム 死の快楽(1993)
『ネクロマンティック』は、多くの国で上映禁止にされ、本国であるドイツでは、上映禁止はおろか、ネガとフィルム、素材全ての破棄を命ぜられた。
出典: ja.wikipedia.org
自己の作品を芸術映画へと貶めたりせず、観るに耐えないゲテモノ映画として徹頭徹尾成立させている。その徹し方が潔い!
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