スパイダーマンを徹底解説！各作品のネタバレあり

スパイダーマン／ピーター・ベンジャミン・パーカーのプロフィール

氏名：ピーター・ベンジャミン・パーカー
身長：177.8cm
体重：81.65kg
誕生日：不明
年齢：15歳
家族構成：両親、登場時から既に死亡／伯父ベン・パーカー、物語序盤で死亡／伯母メイ・パーカー、一緒に暮らしている

スパイダーマンとは、マーベルコミックス出版スパイダーマンに登場する架空のスーパーヒーローである。
ヒーローとしてコスチュームを着てスーパーパワーで戦うことと、ティーンエイジャーらしく普通の高校生としての人生との間に翻弄されながら、悩み、成長していく物語。

スパイダーマンになった経緯

両親を幼い頃に亡くし、親戚の伯父ベン・パーカー、伯母メイ・パーカーと共に本当の親子のように暮らしていたピーター。人一倍引っ込み思案だが、科学の天才。学校の社会見学で訪れた研究所内で、特殊な蜘蛛に噛まれてしまい、帰宅後、急な寒気に襲われそのまま寝込んでしまうが、翌朝目が覚めると超人的な肉体、スピード、危機を察知できるスパイダーセンスを備えていた。突然得たスーパーパワーに戸惑いながらも自分の力に酔いしれ、より力を有効活用出来るようにとクモのコスチューム、クモの糸を模した粘着性の特殊化学繊維、それを発射する為の手首の機械ウェブ・シューターを開発。ニューヨーク市内を縦横無人に飛び回れるようになった。急に様子がおかしくなったピーターを心配したベン伯父さんはピーターと話し合い、大いなる力には大いなる責任が伴う、と話すがピーターは一切耳を貸さず、そのまま喧嘩別れになってしまう。その日の夜、ピーターはアマプロレス大会の賞金を目当てに大会へ出場。3分耐えれば3,000ドルという条件のところ、2分で相手を倒す。試合後に賞金を受け取りに行くと、主催者に3分耐えれば3,000ドルだ。2分で終わったお前に賞金はないと言われ、不満に感じながらも部屋を出た。エレベーターを待っていると、先ほど主催者の部屋にすれ違いで入っていった男が主催者から現金を強奪して逃げてきた。ピーターは賞金をもらえなかった腹いせに強盗犯をわざと見逃し、なぜ捕まえられるのに捕まえなかったと文句をいう主催者に、僕になんの関係がある、と言い放つ。ベン伯父さんとの待ち合わせ場所へ向かったピーターは人だかりを目にする。不安に感じ、かき分けてみると、そこには銃で撃たれたベン伯父さんが。必死に呼びかけるも、ピーターの腕に抱かれそのままベン伯父さんは息を引き取ってしまう。警察無線から犯人が未だ逃走中と聞いたピーターは復讐心から犯人を追いかけ、建物の窓際まで追い詰める。犯人になぜ伯父を殺したのかと問い詰める。警察ヘリのライトで車泥棒の顔が顕わになると、なんと車泥棒は自分が見逃した強盗犯だった。犯人は驚愕しているピーターの隙をつき、反撃を試みるも返り討ちにあい、建物の窓から落ちて死亡する。復讐を果たしたものの気は晴れず、悲しみ暮れるピーター。ベン伯父さんから聞いた最後の言葉、大いなる力には大いなる責任が伴う、という言葉を深く受け止め、正義の為に力を尽くし、街を守る事を決意。ニューヨークに蔓延る悪と戦うことになる。

どんな能力を持っているか

超人的な身体機能

原作

片手で25トン以上の物体を持ち上げ、全力ならば数千トンの高層ビルを持ち上げる怪力を持ち、超人ハルクと対等に殴り合うことができる程タフネス。マッハ2〜8クラスの速さで長距離のスピードを走れ、マッハ10で飛ぶ敵を捕まえている。常人の40倍の反射神経。骨折や戦闘不能状態にされても数時間で回復。失明しても翌日に完治したり、スーツの性能によるところもあるが、毒攻撃に対しての強い耐性があったりと自然治癒力が非常に高い。また寄生生物シンビオートに寄生されても洗脳されず、自力で引き剥がした事から精神攻撃にも耐性がある。

サム・ライミ監督版

巨大なコンクリートを投げ飛ばせるほどの超人的なパワーとビルから落下しても死なないタフネスさ。ギャング程度のパンチは軽々とよけることができる反射神経。ビルとビルの間を飛び回れる跳躍力。遠くまで見通せる視力をもつ。スパイダーマン2ではヒーローとして責任を果たすべきという想いと、ヒーローではなくピーター・パーカーとしての普通の人生を生きたい、という相反する想いで葛藤し、それが原因で一時期全てのパワーを突然失ったこともあった。

MCU版（マーベル・シネマティック・ユニバース）

シビル・ウォー／キャプテン・アメリカで初登場。不意をつき、キャプテン・アメリカのもつシールドを奪ったこともある。ギャング程度なら冗談を交えながら翻弄することが出来る敏捷性。コンクリートの塊に埋められても持ち上げることが出来るパワー。ひとっ飛びで高い塀やビルとビルの間を飛び越えることが出来る跳躍力をもつ。

ビルや天井等どこにでもくっつくことが可能なクモの吸着力

原作

分子境界層の分子間力を自らの意思で操作でき、ほとんどの無機化合物と指先を吸着させることが出来る。指一本で2トンまでの物なら支えられる。

サム・ライミ監督版

指先に鉤爪状の繊毛がびっしり生えており、引っ掛けることで建物に登ることができる。

MCU版（マーベル・シネマティック・ユニバース）

天井やビル、教室の机、ワシントンDCにあるワシントン記念塔、さらには高速で飛行中の輸送機に飛ばされずにくっつく事が出来る。あらゆる無機物に自分の意思でくっついたり離れたりできるが、MCU版ではスパイダーマンとなった経緯はカットされているため、指先に鉤爪状の毛が生えているのか、分子間力を操作しているのかは不明。

天才的な頭脳