「知る人ぞ知る」隠れた名作映画を45タイトル紹介! 『惑星ソラリス』や『サボテン・ブラザース』など
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本記事では「知る人ぞ知る」隠れた名作映画45タイトルをまとめて紹介している。世界中で日々さまざまなジャンルの映画が制作・公開されているが、幅広い世代に受け入れられる「名作」の他にも、「知る人ぞ知る」隠れた名作映画も多数存在する。記事中では多くの有名監督が高く評価をしている『サボテン・ブラザース』や、実話を元にした監獄からの脱出映画『穴』などを掲載した。
【監督】
リチャード・フライシャー
全くもって素晴らしい閃きです。もしあるのであれば、アカデミーアイデア賞に輝いていたでしょう。
神が創りだした人体という小宇宙、あらためて凄いなと実感しました。
破滅へのカウントダウンを人類は止められるか!?
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『未知への飛行』
【解説・あらすじ】
アメリカの軍事コンピュータが、誤ってソ連に対する核攻撃指令を発してしまう。命令を受けた爆撃機は直ちにモスクワへ向けて発進、帰還可能ポイント=フェイル・セイフを超えてしまう。ソ連側の迎撃部隊も、爆撃機を撃墜することができず、ついに全ての手段は失われる……。
【監督】
シドニー・ルメット
核戦争の脅威を背景にした、高密度のサスペンス&ディスカッションスリラー。
舞台劇の如く台詞一つ一つに重さがあって、是非ともお勧めしたい作品です。
名演出家の自伝的作品
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『オール・ザット・ジャズ』
【解説・あらすじ】
ブロードウェイの振付師で演出家のB・フォッシー監督の自伝的作品。酒やタバコに鎮痛剤で体調不良を無理やり捩じ伏せ、新作ミュージカルの稽古や映画の編集作業に飛び回る演出家ギデオン。しかし次第に体は蝕まれ、ついには病の床に伏してしまう。夢うつつの中、彼は幻想の世界で自らを回想し、夢の中で思い描いていた一大イベントの幕を切って落とすのだった…。ショー・ビジネス界の裏側をひとりの男の姿を通し、幻想的な描写を効果的に使って描いた異色ミュージカル。
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出典: www.thecinema.jp
【監督】
ボブ・フォッシー
舞台で生き、舞台で死ぬ、そんな舞台人の生き様を描いた作品。
信じられない。こんな凄い男がいただろうか?ただの俺様映画を、芸術の域まで持っていったのだ。どんな名匠でもできなかった技である。
時限爆弾ものの傑作として語り継がれてきた作品
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『ジャガーノート』
【解説・あらすじ】
“ジャガーノート”と名乗る男から豪華客船ブリタニック号に爆弾を仕掛けたという脅迫状が届いた。警察の必死の犯人捜索が続けられる中、特殊部隊による爆弾処理班は嵐の海へ飛び立つ……。R・レスターが本来得意とする遊び心を一切排して造り上げた、骨太で渋さの光る一級サスペンス。
【監督】
リチャード・レスター
あらゆる爆弾ネタの基本、「赤を切るか青を切るか」を発明した、偉大なる本家。
1本のねじを緩めるたびに、ニッパーで電線を一本カットするたびに心臓がバクバク、手に汗握るサスペンス娯楽作。
法廷ミステリーの傑作古典
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『情婦』
【解説・あらすじ】
アガサ・クリスティが自身の短編小説を基に戯曲化した『検察側の証人』の映画化。金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナード(パワー)は、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツ(ロートン)に弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネ(ディートリッヒ)から、思いもかけない証言が発せられた……。
【監督】
ビリー・ワイルダー
どんでん返し映画は数多くあれど、『情婦』のどんでん返しは深みが違う。本作でどんでん返しされるのは、誰が犯人かだけではない。人間模様のすべてがひっくり返る。
ビリー・ワイルダーが描く世界に酔いしれてください。ラスト10分は、観た人たちだけの秘密です。
ヒューゴー賞も獲得した、SFコメディの傑作
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目次 - Contents
- 『2001年宇宙の旅』と並び称される
- ジョン・ウォーターズの伝説コメディ
- 30年にわたる4人の音楽家たちの一大叙事詩
- 痛々しさと青々しさが強烈に脳裏に焼き付く
- 映像と人間の圧倒的面白さで魅了する
- 最高に奇妙で、最高にファンタジック
- 全編にわたる熱気と官能美に溜息
- 息が詰まるほどの緊張感を生み出す脱獄映画
- 弱冠25歳のルイ・マル監督の衝撃デビュー作
- 世界の巨匠フェリーニ監督の最大の野心作
- 80年代を代表するヴェンダースの名作
- 人生の喜怒哀楽がすべて詰まった珠玉のドラマ
- 映画愛が随所に垣間見られるバディムービーの傑作
- これぞ最高のエンターテインメント!
- 現代の愛を限りない優しさでつつむ幻の名作
- 殺し屋たちと少年の息詰まる攻防戦
- 模倣犯を恐れ、地下鉄当局は撮影拒否
- フランス映画のイメージを変えた
- 80年代のミニシアターブームを代表する
- 痛烈な皮肉の効いた絢爛たる反戦映画
- 究極の反戦メッセージ
- ドライでクールな銀行強盗アクション
- 腐敗した組織を敵に回した孤独な男
- 原発はそれを扱う人間の問題である
- 色気と強烈な緊張感を放つ会心の作
- 巧みな話術に映画の面白さを再発見
- 人物設定の妙が生むシチュエーションコメディ
- 人間の性(さが)に訴えかける緻密な脚本
- 00年代の隠れたエンターテインメントの傑作
- 『大脱走』と並ぶ傑作脱獄映画
- 無条件の友情に心揺さぶられる物語
- 『タイタニック』の栄光に割りを食った不運な一作
- スティーブン・キングの原作を映画化
- 変化球ラブコメディ
- ドイツ兵たちの散り際を描く異色アクション
- 豊かなアイデアに感服
- 機関銃乱射と“十字架撃ち”が鮮烈な超ハード西部劇
- スコセッシ&デ・ニーロが生んだ強烈な風刺喜劇
- 人体内部を美しく見せる特撮が秀逸
- 破滅へのカウントダウンを人類は止められるか!?
- 名演出家の自伝的作品
- 時限爆弾ものの傑作として語り継がれてきた作品
- 法廷ミステリーの傑作古典
- ヒューゴー賞も獲得した、SFコメディの傑作
- さまざまなクリエイターがリスペクトしている
- 参考リンク
- 関連まとめ