「知る人ぞ知る」隠れた名作映画を45タイトル紹介! 『惑星ソラリス』や『サボテン・ブラザース』など
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本記事では「知る人ぞ知る」隠れた名作映画45タイトルをまとめて紹介している。世界中で日々さまざまなジャンルの映画が制作・公開されているが、幅広い世代に受け入れられる「名作」の他にも、「知る人ぞ知る」隠れた名作映画も多数存在する。記事中では多くの有名監督が高く評価をしている『サボテン・ブラザース』や、実話を元にした監獄からの脱出映画『穴』などを掲載した。
【監督】
キャロル・リード
キャロル・リード監督の遺作にして、「第三の男」と並ぶ傑作と言われているラブ・ストーリー。
なんとシャレた映画でしょう。そこには1秒のムダもなく、あふれるほどのユーモアとホスピタリティに満ちています。
殺し屋たちと少年の息詰まる攻防戦
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『ジャッカー』
【解説・あらすじ】
組織抗争の殺人を目撃したためFBIに証人として保護されている少年を二人の殺し屋が誘拐。組織の待つヒューストンまでの三人の奇妙な道行をサスペンスフルに描いたスリラー。「ヒッチャー」「ニア・ダーク/月夜の出来事」の脚本家E・レッドの監督デビュー作。
【監督】
エリック・レッド
手に汗握るとはこのこと!息詰まる緊張感をずっと保ちながらラストまで一気に!な映画。
心理描写もあいまって、凄まじい。
模倣犯を恐れ、地下鉄当局は撮影拒否
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『ある戦慄』
【解説・あらすじ】
深夜の列車に乗り合わせた乗客たちが、粗暴なチンピラ二人組の嫌がらせを受けて弱さや偽善をさらけ出す心理スリラー。唐突に直面する暴力の脅威や、自分に火の粉が及ばないように見て見ぬふりを決め込む「ことなかれ主義」の不快さなど、現代の日本でも身近に感じられる日常的なテーマが緊張感あふれるモノクロ映像で鮮烈に描かれる。
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出典: www2.hp-ez.com
【監督】
ラリー・ピアース
ハネケの『ファニー・ゲーム』を遥かに先取りしていた、60年代のモノクロ作品。
この世の中の無責任さ・理不尽さ・無情さがひしひしと伝わってくる。非常に後味の悪い作品ですが、重く、大事な何かを教えてくれる作品でした。
フランス映画のイメージを変えた
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『ディーバ』
【解説・あらすじ】
音楽を熱烈に愛する郵便配達夫の青年ジュールは、神秘的な歌声を持つディーバ=女神と出会い、彼女のアリアを盗み録りする。そんな中、彼のモビレッタ(原付自転車)に売春組織の内幕を暴露した告白テープが隠された事から、存在しない筈のディーバのテープ、地下組織の秘密が録音されたテープという2本のテープを巡って、彼はパリの町を逃げ、やがて迷路に迷い込んでゆく……。
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出典: kzy.com
【監督】
ジャン=ジャック・ベネックス
この作品は【芸術】とともに【娯楽】をちゃんと追及し、さらに【ムード】としては最高の味わいを備えている。
次々と繰り出される美しいカットの連続に目が離せなくなった。
80年代のミニシアターブームを代表する
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『バグダッド・カフェ』
【解説・あらすじ】
砂漠に芽生えた女と女の友情の物語。アメリカ、ラスベガスとロサンゼルスを結ぶ道筋にあるモハヴェ砂漠のはずれ。そこにある、取り残された様な寂しげなモーテル“バクダット・カフェ”。ここをきりもりしている黒人女のブレンダは、役に立たない夫、自分勝手な子供達、使用人、モーテルに居着いた住人たちにいつも腹を立てていた。そんなある日、ひとりの太ったドイツ女がやって来るが……。
【監督】
パーシー・アドロン
芸術、音楽、教訓、ユーモア、ロマンス、友情、努力と変化、安心感、幸福感といった要素がこれ以上望めないくらいにつまっている。
まだご覧になっていない若い方は、歳をとらぬうちに観ておかれた方がいいと思う。私の歳で気がついても、ずいぶん手遅れになってしまったことが多すぎる。
痛烈な皮肉の効いた絢爛たる反戦映画
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目次 - Contents
- 『2001年宇宙の旅』と並び称される
- ジョン・ウォーターズの伝説コメディ
- 30年にわたる4人の音楽家たちの一大叙事詩
- 痛々しさと青々しさが強烈に脳裏に焼き付く
- 映像と人間の圧倒的面白さで魅了する
- 最高に奇妙で、最高にファンタジック
- 全編にわたる熱気と官能美に溜息
- 息が詰まるほどの緊張感を生み出す脱獄映画
- 弱冠25歳のルイ・マル監督の衝撃デビュー作
- 世界の巨匠フェリーニ監督の最大の野心作
- 80年代を代表するヴェンダースの名作
- 人生の喜怒哀楽がすべて詰まった珠玉のドラマ
- 映画愛が随所に垣間見られるバディムービーの傑作
- これぞ最高のエンターテインメント!
- 現代の愛を限りない優しさでつつむ幻の名作
- 殺し屋たちと少年の息詰まる攻防戦
- 模倣犯を恐れ、地下鉄当局は撮影拒否
- フランス映画のイメージを変えた
- 80年代のミニシアターブームを代表する
- 痛烈な皮肉の効いた絢爛たる反戦映画
- 究極の反戦メッセージ
- ドライでクールな銀行強盗アクション
- 腐敗した組織を敵に回した孤独な男
- 原発はそれを扱う人間の問題である
- 色気と強烈な緊張感を放つ会心の作
- 巧みな話術に映画の面白さを再発見
- 人物設定の妙が生むシチュエーションコメディ
- 人間の性(さが)に訴えかける緻密な脚本
- 00年代の隠れたエンターテインメントの傑作
- 『大脱走』と並ぶ傑作脱獄映画
- 無条件の友情に心揺さぶられる物語
- 『タイタニック』の栄光に割りを食った不運な一作
- スティーブン・キングの原作を映画化
- 変化球ラブコメディ
- ドイツ兵たちの散り際を描く異色アクション
- 豊かなアイデアに感服
- 機関銃乱射と“十字架撃ち”が鮮烈な超ハード西部劇
- スコセッシ&デ・ニーロが生んだ強烈な風刺喜劇
- 人体内部を美しく見せる特撮が秀逸
- 破滅へのカウントダウンを人類は止められるか!?
- 名演出家の自伝的作品
- 時限爆弾ものの傑作として語り継がれてきた作品
- 法廷ミステリーの傑作古典
- ヒューゴー賞も獲得した、SFコメディの傑作
- さまざまなクリエイターがリスペクトしている
- 参考リンク
- 関連まとめ