聖剣伝説4(DAWN of MANA)のネタバレ解説・考察まとめ

『聖剣伝説』シリーズの4作目。プレイステーション2にて発売された、シリーズ初の3Dアクションアドベンチャーゲーム。従来のシリーズからシステムも一新され、ステージクリア型ゲームとなった。「原点回帰」をテーマとし、これまでのシリーズの登場人物の名前が使用されている。聖なる大樹から力を授けられた主人公エルディを通して、「マナの女神」や「聖剣」の誕生が描かれる。

イルージャ島にあるふしぎの森の奥に立つ巨大な老木。
人間の言葉をしゃべることができる。
魔界の扉を封印する役目を持ち、千年前から穢れた聖剣を体の中に封じ込めていた。
タナトスに憑依され、タナトストレントとなってエルディに襲い掛かってくる。

ガイア(CV:楠見尚己)

イルージャ島の奥地の死の山の山頂にいる大顔面岩。
大古からイルージャに存在し、かつては大樹から流れるマナの地脈を吸い上げて山を緑に生い茂らせていた。
千年前、守護聖獣の傷の治療用にマナを集中させたため、山の緑は枯れてしまった。
守護聖獣とともにガイアも眠りに付いた。千年が経ち、聖剣に選ばれた少年エルディがやってきたことで目覚める。
ロリマー軍の砲撃を受けて、大顔面岩は崩落してしまう。

フラミー

4枚の羽根を持ったイルージャの守護聖獣。
エルディたちはフラミーに会うために樹の祠に行くが、そこにはおらず、実際は死の山で千年前の傷を癒すためガイアにより眠っていた。
本作ではこれまでのシリーズのようにアイテムで呼び出すことはできないが、口からレーザーを発射したり噛みついたりするなどの攻撃も行う。

村長ビロバ(CV:長嶝高士)

樹の村の村長。72歳。
流されてきた赤ん坊のエルディを拾い、息子同然に育てた。
イルージャ島や古い文献の研究をしており、大樹の秘密や予言に詳しい。

チット

ふしぎの森に住むポロン族。
普通に入ると迷うと言われているふしぎの森へと入ったエルディとフィーの前に現れ、トレントのところまで道案内してくれる。

プック

リチアのペット。
聖剣伝説ではおなじみの可愛らしいモンスター・ラビ。
群れからはぐれたところをリチアに拾われた。
いたずら好きなラビで、このプックが森へ逃げ出したところから物語は始まる。

マイスター・ワッツ(CV:チョー)

火の国イシュの王。
自前の戦車でエルディと共に戦ってくれる。
ワッツは、タナトスが解放された時、イルージャ島からエルディを外へ逃がす手伝いをしたり、イルージャの塔にあるタナトス抑制装置についての情報をくれる。
『CHILDREN of MANA』にも登場。

ブラザー・モティ

砂の国ジャドの王。
『CHILDREN of MANA』にも登場。

ミリオネア・ニキータ

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