秒速5センチメートル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『秒速5センチメートル』とは、2007年に公開された日本のアニメーション映画作品およびそれを原作とした小説・漫画などの派生作品。「君の名は。」(2016年)で有名な新海誠監督の劇場公開長編第3作目。思春期から成人までの男女の心の距離と速度をテーマとした3つの短編の連作。現実の現代日本を舞台に、少年・少女を主人公とした恋模様や葛藤が描かれる。

H-IIロケット

第二話の舞台となる鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられるNASDAのロケット。
劇中では貴樹と花苗が見上げるシーンが描かれる。1994年から1999年まで7回打ち上げられているが、劇中の1999年10月半ばには実際には打ち上げは行われていない。

両毛線(りょうもうせん)

第一話と第三話で登場する、貴樹と明里が利用した路線。劇中では小山駅と岩舟駅が登場。新海監督はほぼ全作で自らロケハンを行っているが、本作では駅で撮影された写真などが公開されている。
劇中で登場した電車は高崎車両センター所属の湘南色(緑色とオレンジ色)の115系だが、2018年3月16日で定期運行は終了している。

小山駅

貴樹の乗る電車が大雪で止まってしまい、手紙も飛ばされてしまうというシーンが描かれる。駅構内で立ち食い蕎麦屋も登場しているが、この店舗は2015年3月31日に閉店。
また、本作の主題歌は小山駅構内BGM「One more time, One more chance(PIANO Ver.)」として2018年4月から6月30日まで使用される予定。

岩舟駅

駅からの道は本作のポスターなどにも使われている。
2016年の新海監督作「君の名は。」が大ヒットを記録すると、聖地巡礼に訪れるファンが急増したという。
この駅を選んだ理由について新海監督は「中学生が一人で行くには遠く、大人にとってはたいしたことがない距離で北関東をイメージし、訪れた雰囲気で決めた」と語っている。
また、この駅は2004年の岩井俊二監督作品「花とアリス」の冒頭シーンでも登場している。新海監督は「花とアリス」を高く評価しており、本作に岩舟駅を登場させたのはオマージュでもあると語っている。

深宇宙探査機 ELISH(エリシュ)

第二話と第三話に登場する、NASDAによって作られたという設定の架空の宇宙探査機。
1999年9月16日に種子島宇宙センターで打ち上げられたとされている。
第三話の2008年時点では海王星まで到達しており、海王星大気の詳細データの取得に成功したと科学雑誌Newtonで記述されている。海王星を通過後、太陽系外の深宇宙を探査する予定。
第二話では自分自身がどこまで行けるか悩んでいた貴樹にとって、想像を絶するほど遠くへ進んでいく存在とされている。

『秒速5センチメートル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

チョビとミミ

第一話の小学生の貴樹と明里が猫と遊んでいるシーンで、このとき登場する猫はチョビとミミ(名前のみ)。この名称は新海監督の初期監督作「彼女と彼女の猫」に登場する猫の名前から来ている。
また、チョビという名前の猫は「雲のむこう、約束の場所」「猫の集会」、ミミという名前の猫は「星を追う子ども」にも登場している。

明里の本

第三話のこのシーンで明里が読んでいる本は村上春樹の短編集「螢・納屋を焼く・その他の短編」。新海監督は自身が村上春樹のファンだと公言している。その他にも、トルーマン・カポーティの「草の竪琴」など様々な小説が本作では登場している。

キャストについて

貴樹と明里の声を担当した水橋研二、近藤好美、尾上綾華の3人は声優の経験はほとんどなかった。

「君の名は。」公開後

2016年の新海監督作「君の名は。」が大ヒットを記録すると、第一話の舞台となった岩舟駅に聖地巡礼に訪れるファンが急増したという。「君の名は。」は本作と比較されることが多く、本編では似たようなシーンがいくつか見られる。「君の名は。」公開時の舞台挨拶の際に新海監督は「『君の名は。』を見た後で『秒速5センチメートル』は見ない方がいいです。失恋する話なので」と語っていた。

『秒速5センチメートル』の評価・影響

KASHIWA Daisuke

エレクトロ系ミュージシャンのKASHIWA Daisukeは本作を観賞し「大げさではなく人生においてこの作品に出会えて本当に良かった」と新海監督に直々にメールを送ったという。これがきっかけとなり、2013年の新海監督作品「言の葉の庭」ではKASHIWA Daisukeが音楽を担当した。

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