【コードギアス 復活のルルーシュ】シリーズの魅力とルルーシュ生存説の徹底解説・考察まとめ【ルルーシュが生きていた！？】

ルルーシュが幼いころからの友人である。スザクはいわゆる「体力馬鹿」で、頭脳勝負のルルーシュとは正反対である。第一期では、スザクとルルーシュが協力し、ピンチを切り抜けていく場面があり、ストーリーを盛り上げるベストコンビであった。
コードギアスの物語全体を見ると、ギアスという反則技で問題を解決していくルルーシュに対して、スザクはあくまでもルールに基づいた正しいやり方を貫こうとしている。真っ直ぐな信念をもっている真のヒーローと言える。

ナナリー

ルルーシュの実の妹である。母親が殺害された時に居合わせてしまい、ショックで目と足が不自由になってしまった。
誰に対しても丁寧に接するやさしい少女である。彼女の存在はルルーシュやスザク、周りの人々の癒しである。
「こんな妹が欲しい」と思ったファンも多い。

C.C.

本名不明の謎が多い不老不死の少女。ルルーシュをサポートする大人っぽさと、好奇心旺盛でいたずら好きという可愛いらしさが魅力的である。
公式サイトやアニメ雑誌の人気キャラクターランキングでは上位をキープしている。

紅月カレン

ブリタニア人と日本人のハーフの少女。物語の最初のほうではブリタニア貴族の令嬢として学校に通っていた。一方でレジスタンスの中心として日本人と共にブリタニア軍と戦うという二重生活をしている。仲間思いで気が強い。スタイル抜群で、男性ファンが多い人気キャラクターの一人である。

「コードギアス 復活のルルーシュ」について

コードギアス10周年プロジェクト公式サイト

www.geass.jp

『コードギアス10周年プロジェクト』公式サイト。イベントなどの最新情報を随時公開中。

メディアツイート: コードギアスプロジェクト(@GEASSPROJECT)さん | Twitter

twitter.com

最新のメディアツイート: コードギアスプロジェクト (@GEASSPROJECT)さん 『コードギアスプロジェクト』公式ツイッター。 劇場3部作『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道』2017年10月21日（土）公開！第2部『叛道』2018年2月、第3部『皇道』2018年5月公開！ネクスト・プロジェクト『コードギアス 復活のルルーシュ』企画進行中！ハッシュタグは「#geassp」を推奨しています。

コードギアス放送開始から10周年を記念して、イベントやグッズなどで盛り上がっている中、動き出している『コードギアス 復活のルルーシュ』プロジェクト。
詳細については明らかになっていないが、ゼロレクイエムから数年後の物語のようだ。
ゼロレクイエムにより、ルルーシュの望む平和な世界が実現したかのように思えたが、波乱は続いている。再びゼロが登場し、世界を導いていく、PV映像からはそのような印象をもった。割れたゼロの仮面は何を意味するのか、再びルルーシュが登場するのか、誰がゼロとなるのか、気になることばかりである。

ルルーシュの生存理由についての仮説

コード継承により、不老不死となった

もっとも有力な仮説である。コードをもつ者はギアスの能力を失う代わりに不老不死となることができる。
ギアスが本作で「王の力」と呼ばれ、コードは不老不死の能力、「神の力」と呼ばれる。ギアスは発動時に限り瞳にその特徴的なマークが浮かび上がり、コードは瞳ではなく、ほかの部位にマークがある。コードの場合はタトゥーのように常に刻まれている。
コードをもつ者の特徴は以下のとおりである。
・自分のギアスが使えない
・相手のギアス攻撃が効かない
・記憶流出がある
・死亡しても生き返る
・体に紋章が出る
・コードを封印すると紋章が消え記憶がギアス取得前に戻る
・封印を解除すると記憶と能力と紋章が戻る
・不老不死だが傷痕がある
・紋章の位置は前任者と必ずしも同一とは限らない
・集合無意識から切り離されたもう一人の個をもった人間である

ギアスはコードをもつ者から授けられる。そしてギアスをもつ者がコードをもつ者よりも高い能力を得ると「達成者」と呼ばれ、コードを奪うことが可能になる。コードを奪うとそのコードが継承される。そしてギアス能力者はその能力を無くす代わりに不老不死となるのだ。
第二期で「Cの世界」と呼ばれる異空間で、シャルルがC.C.のコードを奪おうとしたところをルルーシュが救った時に、C.C.のコードを継承した可能性がある。
コードをもつ者は体にマークが浮かび上がる。C.C.の場合は額にマークがあった。しかし「Cの世界」から帰還後、C.C.の額にはマークが消えていた。つまり、この時すでにコードは誰かに継承されていたということになる。
他にも、V.V.のコードを奪ったシャルルを葬る際に、シャルルからコードを奪ったという説がある。
このコード継承説が正しければ、ルルーシュは不老不死になっているだろう。
また、ルルーシュが生存し、復活することを暗示する描写もある。コードギアス 反逆のルルーシュR2第一話では、ゼロとして復活したルルーシュの影が十字架に描かれている。そして最終回では、国章と血で十字架が描かれている。十字架はキリスト教で「復活」を表している。この描写の意味をキリスト教の復活の意味と重ねることができる。

「コード継承説」への疑問

ここで大きな矛盾が生じる。
コードを継承すると、ギアス能力は失ってしまう。
しかし、「Cの世界」から帰還後もルルーシュは最終回までギアスを使い続けていた。
仮にコードがひそかに継承され、ルルーシュが不老不死となっていた、あるいは死後にコードによって生き返る、というのであれば、ゼロレクイエム直前での動揺は疑問である。
ナナリーの死亡を前提として進められてきたゼロレクイエムだが、終盤でナナリーが生きていたことが明らかになり、ゼロレクイエムでシナリオ通りに自分が死ななければならないという焦りと絶望にルルーシュは苦しんでいたように思える。その姿を見ていたスザクは、もう後戻りはできない、計画は実行させなければならない、とルルーシュを叱る。そして計画通り、ゼロの衣装を纏ったスザクが民衆の前で皇帝ルルーシュを貫いたのだ。C.C.は涙を流しながら祈りを捧げ、スザクは仮面の内側で涙を流す。ルルーシュは走馬燈が駆け巡る中、ナナリーに看取られ目を閉じる。「ルルーシュは死んだ」というコーネリアの声と共に、悪政に苦しめられていた民衆からは歓喜の声が上がる。何とも悲劇的で衝撃的なラストであった。
もしここでルルーシュが不老不死となっていたのであれば、ルルーシュ本人やスザク、C.C.はこれほど覚悟を決めていないだろう。

2019年2月9日 劇場公開が決定！