BILLY BAT(ビリーバット)のネタバレ解説・考察まとめ
『BILLY BAT』とは、浦沢直樹による漫画作品。ストーリー共同制作は長嶋尚志。『モーニング』(講談社)にて、2008年から2016年にかけて数回の長期休載を挟みつつ連載された。
歴史の裏を描くSF大河作品。特定の人物に取り付き、未来を予言する「こうもり」の声を聞いた人々が、やがて歴史的な事件に大きく関わっていく様子を描く。
「ゴールデンコーラ」の元ネタ
ケヴィン・グッドマンの父親、トニー・グッドマンが経営する会社「ゴールデンコーラ」。作中では、ゴールデンコーラ社はトニー・グッドマンの働きにより規模を拡大し、ついにケネディ大統領からトニーが直々に言葉をもらうまでの国民的な飲料会社になっている。一方、現実の世界でアメリカを代表する飲料会社と言えば、「コカ・コーラ」が思い浮かぶ。社名の語感もにており、もしかしたらゴールデンコーラのモデルになったのはコカ・コーラなのかもしれない。
オズワルドとウサギのキャラクター
グッドマンがこうもりの予言に従って描く漫画の中で、オズワルドはウサギのキャラクターとして表現されている。実は、ウォルト・ディズニーが世界的人気キャラクター・ミッキーマウスの前に作っていたキャラクターが、「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」というウサギのキャラクターだった。先述の「ビリーやカルキンエンタープライズはミッキーマウスやウォルト・ディズニー・カンパニーを参考にしているのかもしれない」というトリビアを考えると、オズワルドを表すキャラクターがウサギのキャラクターも、ミッキーマウスの前身であるウサギのキャラクター、オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットと関係があるのかもしれない。
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目次 - Contents
- 『BILLY BAT』の概要
- 『BILLY BAT』のあらすじ・ストーリー
- 第1部
- 第2部
- 第3部
- 『BILLY BAT』の登場人物・キャラクター
- こうもり / ビリーバット
- 第一部
- ケヴィン・ヤマガタ
- 唐麻雑風(カラマ・ゾフー)
- 師匠
- 勘兵衛
- ランディ・モモチ
- ジャッキー・モモチ
- チャック・カルキン(偽)
- チャック・カルキン (真)
- スミス
- フィニー
- ヘンリー・チャールズ・デヴィヴィエ
- ゲイリー・デヴィヴィエ
- シシー
- 山下
- トニー・グッドマン
- ダイアン・グッドマン
- シズコ
- 来栖清志
- 第二部
- ケヴィン・グッドマン
- オードリー・カルキン
- ティミー
- コニー・アケチ
- マギー・モモチ
- モニカ・マウラ / モニカ・グッドマン
- モアハウス
- ジェフリー
- 歴史上の偉人達
- イエス・キリスト
- イスカリオテのユダ
- フラシスコ・ザビエル
- ヤジロウ
- 百地丹波守
- 百地三太夫
- アルバート・アインシュタイン
- リー・ハーヴェイ・オズワルド
- アドルフ・ヒトラー
- 下山定則
- 白洲次郎
- ジョン・F・ケネディ
- 『BILLY BAT』の用語
- 『ビリーバット』(作中に登場する漫画)
- ケヴィン・ヤマガタ版
- チャック・カルキン版
- 『こうもり小僧の大冒険』
- 二次創作『ビリーバット』
- 『テキサス捕物帖ピストルヘアー荒野を行く』
- 『ふじポン太郎』
- 『カメレオンニンジャカーマ』
- 『BILLY BAT』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「黒か白か」
- 「任務完了」(7巻 61話『本当の真実』)
- 描いて描いて描きまくれ
- 『BILLY BAT』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「ビリーバット」「カルキンエンタープライズ」の元ネタ
- 「ゴールデンコーラ」の元ネタ
- オズワルドとウサギのキャラクター