ときめきメモリアル Girl's Side(ときメモGS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ときめきメモリアル Girl's Side(ときメモGS)』はコナミデジタルエンタテインメントがPlayStation 2向けに発売した女性向けの恋愛シュミレーションゲーム。その後ニンテンドーDS向けに発売された。主人公が高校生活を送る中で男の子と仲良くなり卒業式で告白されることを目指す。10人の男の子と恋愛出来る。DS版で追加になったスキンシップモードでは男の子と触れ合い反応が見ることができ、親友モードでは恋愛エンディング以外の要素も楽しめるようになった。

自意識過剰な発言をする三原

続けて「驚かせちゃったかな?あの三原色が美術部員だなんて。」と言われ主人公は「あ、たしか天才少年芸術家という噂の…」と返す。
「誰もが僕をそう呼ぶね。でも本当の芸術家は僕の両親だよ。だって、僕と言う芸術作品をこの世に生み出したんだから。僕は君の作品に興味を持った。だから声をかけたんだ。今後も部活に顔を出してみよう」と話し去っていく。
主人公は嵐のように去っていく三原を見つめてどんな人物なのか気になり始める。

絵の手直し

ある日のデートで美術館にデートに行くことになり、美術館に着くと入口に大きな絵が飾ってあった。主人公が「入口にある絵素敵だね!」と三原に話すと「そう?中学生のころの作品だよ。」と自分の作品であることを告げる。その事実に驚きながらも美術館デートを終え帰ろうとすると三原の姿が無い。すると入口の方向から「うん!これでいい!」と声がした。

美術館にある自分の作品を手直しする三原

声がするようを見ると三原が自分の絵を勝手に手直ししていた。三原は主人公に「ほら!思った通りだ…これでずっとよくなったよ!」と言うと警備員が怒りながら追いかけてくる。それでも描き続けようとする三原を主人公は引っ張り走って外に逃げ出した。三原は悪びれる様子もなく「あの絵はあれでいいんだよ。絵も喜んでいる。」と言い反省していない。主人公は呆れながらも絵に対する愛情を感じていた。

あの日の放課後、雨が降り出して土砂降りになった。主人公が帰ろうと玄関に向かうとずぶ濡れになった三原がいた。

ずぶ濡れで主人公を待っていた三原

なぜそんなに濡れているのか尋ねると「空をね、見ていたんだ。さっきまであんなに晴れていたのに、急に暗い雲が出てきて、雨が降り出した…そうしたら、なんだか悲しくなってしまって…そうしても会いたくなったんだ…。でも、もう大丈夫。君の顔を見たら安心したよ。ねぇ。一緒に帰ろう?」といつもの自信満々な彼とは違う一面を見て主人公は三原を守ってあげたいと思う。

告白エンディング

卒業式の日、教会にいた主人公の元に三原がやってきた。

告白をする三原

主人公を見つけると三原は「君を探していたんだ。僕はずっと君を見つめていたのに君の瞳の色が描き込めない。僕はもうミューズの微笑みを感じることができないんだ。君を知ってしまったから。君がいなければ僕の世界は全ての色を失ってしまう。君の愛を手に入れられるなら僕はこの身を焼かれてしまっても構わない!だから聞かせて欲しい。ただ一言、僕を愛していると。」と告げる。
主人公は「私には応えられないかもしれない。」と三原の気持ちの大きさに受け止められるか不安になる。
すると三原は「僕は信じない。君は嘘をついている。何故!?恐れないで!僕を信じて!僕たちは運命、一つの魂。もうこれ以上僕を苦しめないで。」と告げる。そこで主人公は「私だって本当は愛してる。」と伝える。
すると三原は「僕はその言葉を聞くために生まれてきたんだ。ねぇ、僕は今ここに君を探しに来たはずなのに生まれたときからずっと君を探していたような気がする。愛してる。君を愛しているんだ。何度だって言うよ。世界中に誓ってもいい。僕は君を愛しているんだ。行こう、美しい世界に僕たちは包まれよう。きっと、世界中が僕たちを祝福してくれる。」と告げエンディングを迎える。

姫条まどかルート・エンディング

チャーハン

ある日の昼休みに姫条が主人公に「お昼食べたか?」と聞いてきたので主人公は「まだ食べていない。」と答えると姫条に中庭に誘われる。

手作りチャーハンを主人公に差し出す姫条

すると「ちゅうわけで、ゆうべチャーハン作りすぎてしもうて。食べてくれたらうれしいんやけど。」と言われ主人公に手作りチャーハンを差し出す。
主人公が「料理をするなんて意外だ。」と言うと姫条は「ん、まあな。意外か?ひとり暮らしやねんし、料理くらいすんで。」と言われる。
なぜひとり暮らしをしているのか尋ねると「まあ、親父と色々あってな。ええやん、そんな話。」と言葉を濁される。なにか事情があるんだろうなと思い主人公は姫条のことが気になっていく。

父からの電話

ある日姫条と主人公がデートしていると姫条の電話が鳴る。
「なんや、アンタか。何の用や?卒業後の進路?そんなの俺の勝手やろ。何を言われても当分俺は大阪に帰れへん。自分の力で生きてくんや。ホンマに、仕事人間のあんたによくこんな時間があったもんやな。…はいはい、都合のいいときだけ父親面せんといてくれ。お袋になんもしたらんかったくせに。俺にはお袋が残してくれた貯金があるし、バイトもしてる。もうあんたの指図はうけへん。ほんじゃな、せいぜい会社を大きくしてくれ。」と言い電話を切る。
母を亡くしその後父は仕事一筋で寂しい思いをした姫条に主人公は思いを馳せる。姫条は気にするなと言うが主人公は姫条のことがどんどん気になっていく。

家族の写真

ある日主人公が廊下を歩いていると古い1枚の写真が落ちていた。拾ってみると両親と小さな男の子が3人で写っていた写真だった。
そこに姫条が「ここら辺に写真落ちてなかったか?」と聞いてきたので姫条に写真を差し出す。すると「それやそれ!それを探しとってん。それ、お袋がまだ生きとったときの写真。最近気付いたんや。俺は親父のこと金儲けのことしか頭にない冷たい人間やと思ってた。そんで反発して飛び出して…けど、離れてみて分かったんや。親父は、仕事に没頭することで寂しさから逃げてたんやなって。そう、分かったんや。好きな人間を失って悲しくない人間なんておるわけない。主人公と出会ってからそう思うようになった。でも会社を継ぐのは別問題で親父の会社をそのまま継ぐのはつまらんから自分の力で親父を超えてやるんや。」と告げられた。
親子の確執を心配していた主人公はホッと胸を撫でおろした。そして前向きに将来のことを考える姫条に対して気持ちは強くなっていく。

告白エンディング

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@hiyoriw1

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