ときめきメモリアル Girl's Side(ときメモGS)のネタバレ解説・考察まとめ

『ときめきメモリアル Girl's Side』(ときメモGS)とはコナミデジタルエンタテインメントがPlayStation 2向けに発売した女性向けの恋愛シュミレーションゲーム。その後ニンテンドーDS向けに発売された。主人公が高校生活を送る中で男の子と仲良くなり卒業式で告白されることを目指す。10人の男の子と恋愛出来る。DS版で追加になったスキンシップモードでは男の子と触れ合い反応が見ることができ、親友モードでは恋愛エンディング以外の要素も楽しめるようになった。

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カイワレだけ避けて食べる葉月

「栄養もあるし食べて欲しい。」と言う主人公に葉月は「お前にやる。」の一点張り。
そこで主人公が「カイワレ君が可哀想だなぁ。」と言うと葉月が「……カイワレ君?」と食いついてきた。
そこで主人公が「葉月くんに”おいしい”って食べてもらいたくて、今日のためにスクスクと育ったカイワレ君。」と言うと葉月は「食べる。」と言い食べ始めた。子供っぽい一面が見えて更に主人公との距離が縮まっていくのであった。

ライバルの男

ある日ビリヤードデートをして葉月がスーパープレイをして盛り上がっている時にある男が話しかけてきた。

葉月に雑誌の表紙を奪われたことを妬んでいる男

「さっすが今をときめくトップモデル。顔がいいだけじゃないなぁ。」と皮肉を言う男に対して葉月は「……あんた、誰?」と尋ねる。
それが気に障ったのか、男は「ひでぇなぁ……ま、葉月 珪ともなれば蹴落としたライバルの顔なんて、いちいち覚えてねぇか。」と言い、たまらず葉月も「……愚痴なら他所でやれよ。」と返した。

ヒートアップする男の妬みに思わず主人公が「ちょっと待ってください」と止めに入る。
男「なに君、”オッカケ”のコ? 健気だねぇ~。あんまり罪なことすんなよ、葉月。どうせ付き合う気なんかねぇだろ? なぁ、そうだよなぁ?君、そいつにフラレたコ、何人いるか知ってんの? この間もアイドルの……。」と男が言いかけるとクールな葉月が「おい!」と大声で制した。
そして「こいつにくだらないこと言うな。話があるなら、聞いてやる。表に出ろ。」と怒りを露わにして男に言う。
男はひるんで逃げ帰って行ったが葉月が自分のことで感情を露わにしたことが驚くと同時に嬉しくも思ったのであった。

告白エンディング

卒業式の日、主人公は教会へと足を踏み入れる。いつも鍵が閉まっていた教会だったがその日だけ開いていた。
「中はこうなっているんだ…。」と主人公が中を見渡していると伝説になっている絵本が出てきた。
そして誰かがその物語の続きを話し始める。
「遠い国へ旅立つ日、悲しみにうちひしがれる姫に王子はこう告げました。”私は旅立たなければなりません。でも悲しまないでください。私の心はあなたのもの。たとえ世界の果てからでも必ず迎えにまいります。”」
そして主人公の幼少期へと記憶が戻る。この教会に一緒に来ていた男の子が幼少期の主人公に話す。
「見て、あの窓。ステンドグラスっていうんだ。このお話と同じだ。この教会なんだきっと。」と話す。
そしてしばらくここに来られないことも告げる。幼少期の主人公はいつまた来れるのか尋ねると「外国に行くんだ。父さんの住んでいる国へ。」と告げる。
「いつか俺、お話の続きしに来るから。王子は必ず迎えに来るから。」と告げて旅立ってしまった。
そのことを思い出していた主人公はあの男の子は葉月だと確信していた。すると教会の扉が開き葉月が現れた。
「姫。私はこの深い森を抜けてやってまいりました。再びめぐり合うためにあなたを迎えに来たのです。」と告げた。
いつ気付いたのか葉月に問うと「入学式の日にここで見てからすぐ分かった。お前ちっとも変わってなかったから。」と言う。
「気持ちを告げずに卒業したらお前を永久に失うことになる。俺、もうお前を離したくない。だからお前を迎えに来たんだ。」と告げる。主人公が葉月の気持ちを受け入れる。

クローバーの指輪を主人公にプレゼントする葉月

すると葉月は「俺きっとこの幸せな気持ちを上手く言葉にできないから。」と主人公にクローバーの指輪を手渡す。
そして「あなたは私の心の幸い。ふたりはいま永遠に結ばれたのです。」と物語の最後を完結させた。
そ最後に「愛してる。俺たちの永遠をここからはじめよう。」と言いエンディングを迎える。

守村桜弥ルート・エンディング

花見

ある日主人公と守村はお花見に出かける。綺麗な桜を見ながら話していると主人公が酔っ払いに絡まれる。

酔っ払いから主人公を守る守村

優しい性格の守村が怖い相手に立ち向かうことに主人公は驚いた。守村は「あなたが嫌がっているのに何もしないなんて…そんなことできません!」と主人公が怖がっていることを見逃すことは出来ないと勇敢に立ち向かう。
酔っ払いが守村の気迫に負け、逃げ去ると守村は緊張から解放されて意識を失ってしまう。
そんな極限の恐怖の中で主人公を守ってくれた守村に対して主人公は感謝する気持ちと頼りがいのある姿に心惹かれていく。

親子喧嘩

ある日の放課後、守村から一緒に帰らないかと誘われた主人公は承諾して2人で下校することとなった。すると守村に「僕の家に遊びに来ませんか?」と誘われ守村の家に行くことになった。
2人は守村の家に到着し中に入ると守村の父がいた。

父に反抗する守村

すると父は「なぜ勝手に友達を連れてきたんだ。」と守村に怒る。するといつもは父に反抗しない守村が「僕は父さんの言うことに納得できません。」と言い返した。守村が強い口調で言い返したことでヒヤヒヤする主人公。何か2人の間に確執があるのかと守村のことを心配するが、なにも言い出せずその日は終わってしまう。

授賞式

守村の自宅に行った際に2人の確執について気になっていた主人公だったが、守村の自宅が医院を経営していることを知る。
父が医院長をしている病院を息子である守村に継がせたかったのだが守村には樹木医になりたいという夢があった。人間ではなく木の医者になりたいという守村の夢を父は応援してくれず「守村医院を潰す気か!」と怒られていた。
しかし夢を諦めきれない守村は「緑の指賞」という植物をテーマにした論文のコンクールに応募する。

緑の指賞を受賞した守村

見事素晴らしい論文を書いた者のみに送られる「緑の指賞」を受賞した守村は「この賞をもらって、決心がつきました。…僕は樹木医になります」と決意する。
そんな守村を見て父もその夢を応援することとなる。

告白エンディング

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@hiyoriw1

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