「弱虫ペダル」作者の“超苦労人”伝説!打ち切りの危機!掲載ミス!

ロードバイクに懸ける少年たちの熱い青春を描いたスポーツ漫画『弱虫ペダル』。アニメ化や舞台化で絶大な人気を誇る本作だが、連載初期には打ち切りの危機や掲載ミスなど様々なアクシデントに見舞われていた。
ここでは、作者の渡辺航が次々に見舞われた苦労話を紹介する。

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そして2008年、ついに初の週刊少年誌掲載の連載作品『弱虫ペダル』を連載開始する。

趣味でロードに乗っててとても楽しくて、打ち合わせの時に自転車での発見を編集さんに雑談として話したら「それ漫画にしましょう!」と言われたことが制作のきっかけ。

『弱虫ペダル』の主人公・坂道がオタクという設定は当時のREDの編集長でもあった週チャン沢編集長が『電車男』をイメージして提案したことから生まれた。

タイトルの由来については、「自転車に乗る際、軽いギアで回転数をあげてクルクル回す乗り方を勝手に弱虫ペダルと名付けていてそれをタイトルにした」と作者インタビューで語っている。

◆過去の作品も次々に再販された

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「弱虫ペダル」が連載開始した2008年に「制服ぬいだら♪」の単行本が講談社から再発売し、単行本未収録となった話が収録され、無事に全6巻を刊行した。

待望の第6巻の中身には長らく単行本化されていなかった26~28話がしっかり収録されている。「第1部 完」と銘打たれているが、打ち切り臭などを感じさせないハッピーなエンドを迎えている。

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2013年10月8日には、『弱虫ペダル』のテレビアニメ放映開始に合わせ、少年チャンピオンコミックスより「電車男 ~でも、俺旅立つよ。」新装版が刊行された。

◆弱ペダ外伝も不定期で執筆

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「弱虫ペダル SPARE BIKE」シリーズは、本編に登場する各校の3年生キャラクターたちの過去を紐解くスピンオフシリーズだ。「別冊少年チャンピオン」にて不定期で掲載されている。

一日の平均睡眠時間が5時間という多忙な生活のなか、先生は息抜きで自転車に乗っているという。しかも週200kmペースで。

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