僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『僕のヒーローアカデミア』は、堀越耕平による漫画作品。
世界の約8割が「個性」と呼ばれる異能を持つようになった超人社会。「個性」を悪用する「敵(ヴィラン)」を取り締まる「ヒーロー」に憧れた「緑谷出久」はある日、トップヒーロー「オールマイト」と出会った。彼の「後継者」として緑谷は育てられ、ヒーローを目指す日々が始まる。「ヒーロー」という存在の本質や心意気に言及した熱い名言が数多い。

轟は母を殴り悲しませる父親を忌み嫌っており、自身の個性「半冷半燃」も父から受け継いだ炎を使おうとはしなかった。しかし体育祭における緑谷との戦いで自分の本来の望みや母の願いを思い出す。そして「俺だってヒーローに…!!」と言って遂に炎を使い出した。轟が一皮むけた名シーンである。

轟と母親

轟の父親は炎を使うヒーロー「エンデヴァー」で、母は氷を使う個性を持った者であった。
エンデヴァーはNO2ヒーローと呼ばれており、オールマイトを越えるために個性婚(より強い個性を生み出すための結婚)をする。
そして出来た子供の中でエンデヴァー曰く最高傑作だったのが半冷半燃の能力を持った焦凍であった。
エンデヴァーは焦凍をオールマイトを越える完璧なヒーローに育て上げ、自分が勝てなかったオールマイトに勝とうとしていた。
焦凍は母の事が好きであったが、母は個性婚の末に精神が病んでしまい、焦凍の父親の個性が受け継がれた左半分を見てエンデヴァーを思い出し、焦凍に熱湯を浴びせた。
焦凍は現在もあとの残る大火傷を負い、母親は病院に送られた。
このことから焦凍は父を嫌っており、戦う際は母親の個性を告いだ右側の氷結能力だけで勝つと心に決めていた。
しかし緑谷に個性は受け継いだものであっても、自分の力であることに変わりは無いと言われ、自分のあり方について考えるようになる。
その後長らく会いに行かなかった母の病院へ行き、母が焦凍を嫌ってはいなかった事がわかる。
そして父の悲願をかなえるための人形にはならないが、自分がなりたいと思うヒーローを目指すために、実績のある父との関わりも少しずつ持つようになった。
エンデヴァーの方はそんな焦凍の行動を反抗期だと思っていたが、体育祭以降焦凍が自分に接するようになり、心なしか嬉しそうであった。

「なりてぇもんちゃんと見ろ!!」

緑谷と、クラスメイトの飯田、轟が、プロヒーローの仕事を体験する職場体験で同じ町に来ていた。
その町では「ヒーロー殺し」と呼ばれる敵、ステインが活動しており、トッププロヒーローである飯田の兄もステインに重傷を負わせられていた。

飯田は偶然ステインを発見し突撃するも、返り討ちにあってしまう。その危機一髪のところへ緑谷と轟が駆けつけ、轟が飯田に言ったセリフ。
兄をやられた憎悪だけで動いていた飯田を、「ヒーローとはそうじゃない」と一喝したもの。兄の人助けの姿に憧れて飯田はヒーローを志していたはずだったが、それを轟に思い出させられたシーンである。ヒーローとは何か、を改めて認識した飯田は、この事件で一つヒーローとして成長したといえる。

「言葉には常に行動が伴う」

林間合宿に臨む雄英高校1年生たち。
合宿では、プロヒーロー「プッシーキャッツ」の協力を得て個性の増強訓練を行う。
「プッシーキャッツ」のメンバー・マンダレイの従甥・洸汰は両親をヴィランに殺され、ヒーローや敵、「個性」をひけらかして人々が生きている「個性社会」そのものを嫌っていた。
そんな中緑谷が、洸汰に自身の過去を語り、諭すが効果はなかった。
そんな緑谷を見て、轟は「言葉には常に行動が伴う」と言い、行動で示し、洸汰に緑谷を理解してもらえるようにすることが大切と説く。

切島鋭次郎(きりしま えいじろう)/烈怒頼雄斗(レッドライオット)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ダチが狙われてるって聞いてさァ! なんっっも出来なかった! しなかった! ここで動けなきゃ俺ァ、ヒーローでも男でもなくなっちまうんだよ! 飯田が皆が正しいよでも! なァ緑谷! まだ手は届くんだよ!」

個性強化のための合宿の最中、敵の集団が現れた。緑谷たちが必死に戦い敵を退けていくが、最後に爆豪がさらわれてしまう。目の前の出来事だったにも関わらず友を救えなかった緑谷たちは悔しさではち切れんばかりだった。
後日、クラスメイトの切島が緑谷に「爆豪を助けにいこう」と提案したときのセリフ。
正当防衛で仕方なく応戦せねばならなかった先日と違い、まだプロでもない無許可の生徒である緑谷たちが自分達から戦闘へ赴くのは禁止されている。それを分かった上で、飯田たちクラスメイトが止めてもなお、友を助けたいという切島の想いが溢れたのだった。

安無嶺過武瑠(アンブレイカブル)の覚醒

大阪で活動するヒーロー、ファットガムの事務所でインターン生として経験を積む切島は、全身をガチガチに硬化させて攻撃を耐え抜く新技「安無嶺過武瑠(アンブレイカブル)」で華々しいデビューを飾る。その後、ヤクザの「死穢八斎會(しえはっさいかい)」で少女の救出作戦に参加した切島は、ファットガムと共に乱波肩動(らっぱ けんどう)というヴィランに対峙する。肩の回転から強烈な乱打を繰り出す乱波から安無嶺過武瑠でファットガムを守ろうとした切島だったが、容易く砕かれて敗北してしまう。心を折られた切島だったが、中学時代に人を助けられなかった苦い経験を思い起こして自分を奮い立たせ、再び立ち上がる。切島は全身を乱波に砕かれるそばから固めていき、重傷を負いながらもファットガムを守り切った。

耳郎響香(じろう きょうか)/イヤホンジャックの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「アンタのせいで友だちが 泣いてたんだよ!!!」

ヒーローとヴィランの最終決戦で、耳郎は常闇と共にオール・フォー・ワンに挑む。耳郎は初めて対峙する巨悪、オール・フォー・ワンの重苦しい威圧感、顔を合わせているだけで緊張するほどの邪悪さに気圧され、彼に脅かされてきた青山のことを思う。
オール・フォー・ワンは耳郎や常闇のことなど「学生気分の雑魚」程度にしか思っておらず、易々と耳郎の片耳を引きちぎってしまった。しかし耳郎は決してひるむことなく、「アンタのせいで友だちが 泣いてたんだよ!!!」と叫んで大技「ハートビートサラウンド レガート」で広範囲を制圧する音波を放つ。耳郎の怒りを物ともしないオール・フォー・ワンだったが、常闇とホークス、そしてエンデヴァーの力で徐々に追い詰められていくのだった。

障子目蔵(しょうじ めぞう)/テンタコルの名言・名セリフ/名シーン・名場面

差別と戦い続ける男

ヒーローとヴィランの最終決戦で、ヴィラン連合の黒霧が収監されている病院が襲撃された。先頭にいたのはヴィラン連合のスピナーと異能解放軍の残党だったが、その大半は「異形型」と呼ばれる個性を持つ一般人だった。見た目からひどい差別を受けてきた彼らは扇動され、「自分たちを差別する社会に復讐する」という名目を掲げていた。
彼らを食い止めたのは200人ほどの警官隊と、僅かなプロヒーロー、そして雄英高校1年A組の障子と口田だった。障子は古い風習が残る田舎の出身で、暴力を伴う苛烈な差別の中で育った。それでも正しい道に進み、最高にかっこいいヒーローになって社会を良い方へ変えたいと願う障子は必死に群衆に訴えかける。「差別されたからといって病院を襲っていいはずがない」「傷を持っている自分たちは正しい道を選べるはずだ」と呼びかけ続け、重傷を負っても決してひるまず戦い続ける障子の姿が、名もなき市民の心を動かした。障子を殴ろうとした誰かを思わず止めてしまった1人を皮切りに、波紋が広がるように群衆が静まっていった。過酷な環境にあっても正しい道を選ぼうとし続けた障子の声が、似た境遇にいた人々に届いたのだ。

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ネジレチャン/波動ねじれ(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

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ネジレチャン/波動ねじれ(はどう ねじれ)とは『僕のヒーローアカデミア』の登場人物で、雄英高校ヒーロー科3年A組に在籍する生徒である。「波動」と呼ばれる個性を持ち、ねじれた衝撃波を放つことができる。プロヒーローに劣らない実力の持ち主で、雄英高校ではトップに君臨する「ビッグ3」に入っている。また、美貌も兼ね備えており、雄英高校文化祭のミスコンでは毎年上位を獲得している。話すことが大好きであり、好奇心旺盛な性格をしているため、質問攻めやマシンガントークを繰り広げることが多々ある。

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ルール/小大唯(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

ルール/小大唯(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

ルール/小大唯(こだいゆい)とは、漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場する雄英高校ヒーロー科1年B組に所属するヒーロー志望の高校生で、個性は触れた物の大きさを変える「サイズ」。ほとんど口をきかず、何事にも動じない。肝が据わっているのか、単にあらゆる物事に無関心なのかは不明だ。中学生の頃から男子生徒に絶大な人気を誇る美少女だが、本人は一切関心がなく、ファンクラブが結成されていたことにすら気付かずに卒業した。

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