青の祓魔師(青エク)の悪魔まとめ

『青の祓魔師』(あおのエクソシスト)とは、『ジャンプスクエア』で2009年5月号から連載開始された加藤和恵によるダーク・ファンタジー漫画。アニメ化、映画化、舞台化、ゲーム化され、多くのファンから人気を集めている。悪魔の王・サタンの血を引く主人公が自分の生い立ちや力に悩みながらも、悪魔を倒す祓魔師(エクソシスト)の頂点である聖騎士(パラディン)を目指す物語。祓魔師たちが活躍する作品だが、登場する悪魔は東洋・西洋両方の要素が入ったオリジナルのキャラクターになっている。

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魔剣(まけん)/等級:不明

悪魔が憑依した剣のことで、普通の剣と違い特殊な能力を持つ。
誤って持ち主になってしまうと、呪い殺されることもあるという。
使い魔同様、使用するには正式な持ち主になるために契約(取引)をする必要がある。

作中に出てくる魔剣は、燐の持つ倶利伽羅、シュラやアーサー・A(オーギュスト)・エンジェルの持つ剣などがある。
特にアーサーの剣・カリバーンは、倶利伽羅やシュラの剣とは違い、柄にある顔の模様から声がする。

幽靈列車(ファントムトレイン)/等級:中級

時の王・サマエルの眷属で、鉄道列車に憑依する悪魔。
載ってきた人間を閉じ込めて車内で餓死させ、霊にして食らうため「人喰い列車」とも呼ばれる。
虚無界と物質界を行き来する能力があり、人気のないホームで待つ人を乗せてそのまま虚無界へと連れ去ってしまうという。

原作初登場は特別番外編「幽霊列車」。燐としえみの任務の討伐対象だった。

火蜥蜴(サラマンダ-)/等級:下級~中級

火の王・イブリースの眷属で、火に憑依する悪魔。精霊(エレメンタル)の一種で、爬虫類の姿形に似せて現れる。

原作27話で、明陀宗の使い魔として登場し、不浄王に対抗していた。

水精(ナイアス)/等級:下級~中級

水の王・エギュンの眷属で、水に憑依する悪魔。
精霊(エレメンタル)の一種で、妖精(ニンフ)の仲間。
「ウンディーネ」とも呼ばれ、人間の女性の姿に似せて現れる。
水気を保ち守る性質があり、美しい人間の男に目がない。

水精の水牢(ナイアデス・カルセル)という、大きな水の球体に敵を閉じ込めて拘束する術を使用する際によく登場する。

原作初登場は29話で、伽僂羅(カルラ)を取り込んだ藤堂三郎太を拘束するために奥村雪男(おくむらゆきお)が召喚した。

水天(ヴァルナ)/等級:不明

原作第53話の対キメラゾンビ戦で、竜士が召喚した悪魔。
「明鏡止水」という水鏡のような技によってキメラゾンビにその醜い姿を映すことによって、戦意を喪失させ撃退した。

不浄姫(ふじょうき)/等級:上級

腐の王・アスタロトの眷属で、不浄王の亜種。特性は不浄王に同じ。
不浄一族の生き残りで、アスタロトのペットでもある。
心臓を2つに割り、正十字騎士団のイエメン支部に封印されていた。

原作第38話で登場・復活したが、聖騎士(パラディン)・アーサーにより一刀両断された。

不浄男爵(ふじょうだんしゃく/ディサイドバロン)/等級:上級

腐の王・アスタロトの眷属で、不浄王の亜種。
腐の王が飼う不浄一族の下っ端で、不浄王と同じ性質を持っている。

原作第71話で「悪魔骨碑」によって呼び出された悪魔で、召喚時の魔法円を破って祓われた。

熾天使(セラフィム)/等級:中級~上級

光の王・ルシフェルの眷属で、ルシフェルだけに作ることができる光の魂。
ルシフェルの言葉を伝達する。しかし出現から徐々に熱量を上げ、最終的には爆発するため、作中ではスピーカー兼爆弾のような使われ方をしている。

原作初登場は第49話。

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青の祓魔師(青エク)のネタバレ解説・考察まとめ

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『青の祓魔師』(あおのエクソシスト)とは、加藤和恵による漫画作品、及びそこから派生したアニメ、舞台、小説作品。 漫画は雑誌『ジャンプスクエア』にて2009年5月から連載中。 悪魔の血を引く主人公の成長と仲間との絆を描いたダーク・ファンタジー。 アニメが初めて放送されたのは2011年4月から10月であり、2017年1月から3月まではその続きが放送された。

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