kedamakun88@kedamakun88

kedamakun88
kedamakun88
@kedamakun88
27 Articles
41 Reviews
0 Contributions
0 Likes
kedamakun88

kedamakun88のレビュー・評価・感想 (2/2)

amazarashi / アマザラシ
7

タイトルなし

私が好きな音楽は季節は次々死んでいくです。この曲は日本語と英単語が入っていて、人生の応援歌になっています。
この曲は人生の無常な感じが歌詞に書かれていますが、ほんの少し人生の希望を感じさせるフレーズがあり、聞いていて深い歌詞だと思いました。
また、この曲のPVでは詩人谷川俊太郎の詩が採用されていて、歌詞にリアリティがあるのが特徴的です。この作品は人生において、生きにくいと感じている悩みが多い
人に是非とも聞いてほしい音楽だと思いました。暗い内容が多い歌詞ですが、悩みを感じている人にとって共感できる内容となっているのでメッセージ性が込められています。
この曲を歌っているamazarashiというバンドは人生における葛藤の時を歌詞にして書く事が多いのが特徴で、爽やかな歌い方とメッセージ性のある歌詞にギャップがあります。不平等な現実の社会にメッセージを投げかけたり、ポップなサウンドを奏でるのが、amazarashiの特徴です。amazarashiは実は作家である太宰治にも影響を受けていて、歌詞全体で文学のような感じがします。バンドはギターベースドラムにキーボードのメンバーで構成されています。amazarashiは今人気が上がっているバンドです。

新世紀エヴァンゲリオン / Neon Genesis EVANGELION
10

子供がエヴァに乗る理由

僕がエヴァンゲリオンを初めて観たのは90年代後半になる。かれこれ20年以上も前の話だ。
当時、エヴァはすでに社会現象になっていた。スクープという鳥越俊太郎が司会をしている報道番組でエヴァの特集をしていた。ルーズソックスを履いた女子高生の二人にエヴァを観てもらい感想を聞くというもの。予想に反して女子高生の反応は興味深かったのを今でも覚えている。女子高生の一人は感動して泣いていた。ひきこもっていた僕とは真逆の存在である彼女たちの言葉にとても惹かれるものがあったので、その夜、父の車で隣町のレンタルビデオ店に連れて行ってもらった。あるのは全部借りてきて、僕は朝方までエヴァの世界観に浸った。物語は特殊ではなかった。誰にでも起こりうる話。主人公の碇シンジ(14歳)はある日、父親のゲンドウに呼ばれて、突然エヴァに乗るように命じられる。地球を守るために攻めてきた使途と戦えというのだ。シンジの心境を考えれば、はっきり言ってムチャクチャである。この時点でエヴァは他のガンダムのようなロボットアニメとは大きく違う。シンジをはじめとするチルドレンたちは誰もエヴァに乗る本来の理由について理解していない。様々な葛藤を現在進行形で抱いている。誰かの見えない力によって自分は逃れられないポジティブに追い込まれてしまったのだ。碇シンジの抱いた『逃げちゃダメだ!』という感情は現代人には非常に普遍的なものである。今もなお。おそらくは女子高生の二人もそこに引き込まれたのではないだろうか。

刀剣乱舞-花丸- / Touken Ranbu: Hanamaru
8

何度も観たくなるアニメ

OPは初めて聴いた人も一緒に歌いたくなる。流れる映像画像が綺麗でキャラの個々の特徴を捉え、まだ登場していないキャラも出てくるのでワクワクする。アニメを楽しく見るためには持ってこい。回想シーンとして刀剣男子の元主を振り返る映像があるのはgoodポイント。元主に憧れを持ちつつ寂しい気持ちを隠そうとする彼らの心情を察する。
また、彼らの自己紹介は元主の説明から自分の特徴を説明しているので、彼らの名前と共に元主が誰だったのかも覚えることが出来る。歴史が苦手な人、時代劇に抵抗がある人でも興味を持つことが出来る。
なんて言っても映像が綺麗、個々キャラの服装、表情、瞳が丁寧に作られていると感じられる。キャラの声が聞きやすい為、セリフがしっかり分かる。セリフは曖昧な表現を避けていて年齢を問わず楽しめる。彼らはお互いの悪い部分もよい部分も受け止めている。観ていて皆な仲が良いことが分かる。
歴史修正主義者(時間遡行軍)との戦いでは強くてかっこいい勇士に感動。彼らを観てると愛してあげたい、見守ってあげたい、応援したくなる気持ちが芽生える。
各話ごとに季節が移りかわる。日本の良さである四季を織り込めてあるのも刀剣乱舞-花丸-の良さ。話を観ると続きが気になり次が待ち遠しくなる。1回観ても、もう1回観たくなる、飽きがこないのは凄い。作ってくれて、ありがとうと思えるアニメ。

バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back to the Future / BTTF
10

1を観たら絶対に3まで観てしまう!

いわずと知れた近未来SF映画の代表作です。
車型タイムマシン「デロリアン」に乗って、恩人の命を救いに過去を変えにいく…という話ではありません。トラブルに巻き込まれ、タイムマシンで逃げたら若い頃の母親に出会い、そのせいで自分の存在が消えかけたり、過去の恩人を頼って現代へ帰ろうとしたり…。

過去の歴史を大きく変える訳ではなく、ともかく現代へ帰る為に奮闘する。
やっと現代へ帰って来れたと思ったら、少し生活が良くなってたり。ハッピーエンドかと思いきや、今度は未来で事件が起こっていたり。そして最後は開拓時代のカウボーイに…。

過去・現代・未来と様々な時代を行き来しますが、立っている場所は同じの為、土地や建物の変化も面白く、観ていて飽きません。
特に未来は車が飛んでいたり、立体映像があったり、自動的にサイズを合わせてくれる服が出てきたりと、これから現実になりそうな物も多く出てきます(とはいっても、もう映画の未来は過去になりましたが…)。

悪役?のキャラクターも全編を通して、主人公に関わってきます。
なによりも1、そして2のラストが続編への期待感を大きく持たせる終わり方になっております。

1を観たら絶対に最後まで観てしまう映画です。

スプラトゥーン2 / Splatoon 2
10

前作からの面白さをそのままに!

WiiUで爆発的人気を得たゲームの2作目です。
個人的に、ナンバリングの2以降となるとズルズルと引きずったストーリーや「初代がよかった」なんて話をよく聞くのですが、スプラトゥーンは違いました。

武器やスペシャルウェポンを一新し、幅広い戦略で戦うことができます。
また一人用モード「ヒーローモード」もかなり充実した内容でした。
Splatoon2では前作に出てきたアイドル「シオカラーズ」は引退し、新たなミュージックアーティスト「テンタクルズ」が活躍している世界の中で「シオカラーズにはもう会えないのか」とファンの私としてはがっかりしていたのですが、まさかヒーローモードで密接に絡んでくるとは思っていなかったうえに、新たな二人の一面を見ることができたのでとても満足いくモードになっていました。

アップデートが継続的にされており、ゲームバランスの調整も細かく行われているので、オンライン対戦のモードでも安定して楽しく遊べるようになってるものとても魅力的です。
また、月に1度「フェス」が開催されるのも前作からの引継ぎ要素であるのですが、その内容やステージにも新たな要素を追加しており前作からのプレイヤーにも飽きさせない内容になっていて素晴らしいと思います。
また、装備強化アイテム「サザエ」も前作よりも集まりやすくなっていたり、効果を一定の条件はあるものの、ある程度任意でそろえることができるのもまた戦略の幅を広げることができ楽しむ要素の一つになっています。
オンラインモードでは対戦だけでなく、協力するモード「サーモンラン」もあり、そこでも限定の装備や強化に必要なアイテムやお金などを集めることができるので、全体的に前作よりもユーザーの戦略をより反映しやすい内容になっているのがとても魅力的だと思いました。

ダーリン・イン・ザ・フランキス / ダリフラ / DARLING in the FRANXX
8

冬アニメ注目作品!物語の行く末と結末に期待

2018年初頭、冬クールの代表格とも言えるオリジナルアニメーション。
有名なアニメーターを監督に迎え、鳴り物入りで始まった作品ですが、脚本、作画ともに期待以上のクオリティにアニメ放送開始より高い評価を得ています。

この物語は、高い能力を持ちつつも落ちこぼれパイロットになってしまった016(ヒロ)と、頭に角のある不思議な少女00(ゼロツー)の運命的な出会いから始まります。
彼らは運命的な展開で二人一組のパイロットとなり、フランクスと呼ばれる大型ロボットに乗り敵と戦います。ゼロツーはヒロを「ダーリン」と気安く呼び関心を寄せますが、視聴者がその言葉から連想するような甘い響きはありません。どこか冷たく、人間らしいことを望むゼロツー。そんな彼女をヒロは受け入れ、共に戦うと誓います。

そんな二人を取り巻く同年代のパイロット達のキャラクターがまた大変魅力的です。
特にヒロに想いを寄せる015(イチゴ)や、小さな頃から好きだったとイチゴに伝えた056(ゴロー)など、恋愛の行方にも注目が集まります。

キャラ同士の恋愛だけではなく、謎の敵、死んでしまったコドモ達、不穏なオトナの行動、地上の文明が滅んでしまったその後のような世界観にも視聴者は興味をひかれることでしょう。

放送も中盤に差し掛かり、大きく話が動きそうな展開に今後も目が離せません。

松たか子
8

昨日の明日、春の訪れ

松たか子と言えば女優のイメージが強くあり、若い世代は某アニメーション映画での作中での歌を歌っている、程度の認識かもしれません。
「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」は映画作品の大ヒットがあり、作中キャラクターの心境を繊細に表していることで爆発的な認知度となりました。
着目すべきはその表現力であると感じます。
女優として平成5年に歌舞伎座での初舞台を踏み、以来平成9年の歌手デビューを果たすまでに様々なテレビドラマや舞台で演技力に磨きがかけられたのでしょう。

「明日、春が来たら」
年月を重ねても、ふと思い出す純朴な乙女の気持ちが切ない曲です。
歌手然りとした太さのある歌声ではなく、やや素朴であるところがまた共感を誘います。
「The Shooting Star」や「黄昏電車」の歌詞のあどけなさ、素直な雰囲気は聞いていると穏やかな気持ちになります。
やたらとシリアスであったりメッセージを全面に出すばかりでは、「音」を「楽しむ」ことは出来ません。
その点松たか子の楽曲は通勤時やドライブ、仕事を終えた帰路の道中そのどのシチュエーションにも深入りしすぎない、安いヒロイズムや御涙頂戴の三文芝居ではないのです。
どの曲にも大げさでない自然なアプローチが流石の表現力であり、安心していられるアーティストです。

ちおちゃんの通学路
8

回を重ねるごとに面白くなっていく!

内容としてはギャグマンガです。
主人公の三谷裳ちおが、通学路内で起こるいろんな事象を取り上げて、ストーリーが進んでいきます。
三谷裳ちおは、決して美少女とは言えない見た目をしていて、目立つことが嫌いで、無難に学校生活を送りたいと日々考えているようです。
その三谷裳ちおと、その周りの友達とで話が進んで行くのですが、性格が恐ろしく最悪な友達(野々村真奈菜)をはじめ、スクールカースト上位クラスの友達や、カバディという聞いたことのないスポーツをやっている先輩や、ヤクザのお兄さんと妹など、少しずつ繋がりが増えてきて行き、最終的には5人以上レギュラーの登場人物になっていたと思います。

声優さんの表現もかなりうまく、声だけで笑ったことが何回もありました。
内容に関係なく、深夜のアニメは美少女が中心になりがちですが、この作品に関しては主人公を含め、登場人物がみんな中の下ぐらいの見た目をしていることが、作品ならではの魅力ではないかと私は思います。
なので、深夜アニメが好きな人は絵柄だけで視聴をやめてしまうかもしれませんが、見てもらえれば新しいアニメの見方ができるかもしれませんね。

最終回の最後も、今までのアニメでは見たことないギャグで笑わせてもらいました。

妖精帝國 / Das Feenreich
8

日本ゴシックメタルの先駆

ゴシックメタルと言えば、Nightwishがその先駆けですが、日本で最も早くそのアティチュードを示したのは妖精帝國であろうと思います。
今でこそBABYMETALが流行し、「アニソンメタル」を名乗るアーティスト、ゴスロリ風の衣装を着るアーティストは溢れています。
その実、なんとなくゴスロリっぽい服を着て、なんとなく激しめの音楽をやって「私たちってメタルだよね」と確認しあう稚拙さを持ったアイドル声優さんが多いように見受けられます。
メタルとは、反体制、リベラルであり、孤独であり、声を上げることであり、闘争です。
社会性と密接に関わり、それに対して強く訴えて来た人々の音楽こそメタルであり、妖精帝國はボーカルの声や、コンセプトでかなりの不利がありながらも、そのアティチュードを理解し体現している点において後追いのアーティストとは一線を画しています。
Gothic Lolitaと冠されたアルバムでは打ち込みが散見されますが、すでにゴスとしての信条が確立されています。また、「PAX VESANIA」を転換点としてバンド体制での演奏を重視しており音も重く広がりのあるものになっています。
アニソンタイアップも多く、敷居は低いながら演奏、作曲ともに高い技術力を伴っているため曲単体でも楽しめる魅力があり、かつまた詞にも作品に対する造詣の深さが現れています。

Detroit: Become Human / デトロイト ビカム ヒューマン
10

選択肢の多さはまさに「自分だけの物語」です

AIとロボット工学の進歩によりアンドロイドが普及。そのせいで職を追われる人間が出てしまい、一部で反アンドロイド行動を起こす者が出てきていた。そんな世界で生まれたアンドロイド3体が主人公です。
一話ごとに主人公が交代し、それぞれのストーリーが進んでいきます。最初の数話で世界観、用語などに自然に触れられますので、難しく考えず、すとんと世界に入り込めました。どのストーリーも考えさせられるもので、プレイ後、人や物への接し方が変わるかもしれません。
選択肢が非常に多く、些細な行動が未来に響き、「自分で」ストーリーを作っているような感覚になります。時には何もしない(選ばない)ことさえ選べます。その結果によって主人公など主要人物が死亡することもありますが、ストーリーはそのまま進んでいきますので、まるで映画を見ているような没入感です。エンディングに至るまでの道筋が無数にあり、自分だけの物語ができあがると言っても過言ではありません。
また、主人公は勿論、脇役まで全て実在する俳優さんがモーションキャプチャーを行っていますので、動作や表情はとても自然です。特に主人公三人の表情は引き込まれるものがあり、初回登場時とエンディングの表情を何度も見比べてしまいました。
操作はEXPERIENCED(難しい)とCASUAL(簡単)を選ぶことができますし、ややこしいアクションなどもありませんので、アクションゲームは苦手だという方にこそ、おすすめです。

名探偵コナン / Detective Conan / Case Closed
8

ボス、ラムって、、、

名探偵コナンが連載を開始して大分経つが、一体いつになったら敵の黒幕正体がわかるのか。黒幕がわかったとしてもすぐ終わるわけでもないし、結局ジンですら、逮捕に近づいたらことすらない。FBIやCISなど、世界的にすごい組織が動いても、黒の組織はやっかい。まぁボスに関しては、まだいいにして、そろそろナンバー2であるRAMの正体は明かしてもいいのではないだろうか。
自分の知り合いにも名探偵コナンファンはものすごい多いのが事実。だけどみんなが黒の組織が絡んだ事件、真相に興味を持っていて、普通の事件にはそこまで興味なし。そういったところでしか、会話も成立しないし、作者の青山さんが少しサボっているというか、先のビジョンが曖昧なのではないだろうか。
かのスラムダンクではないが、長く連載すればいいってものでもない。もちろん早く終わりがきて欲しいわけではないが、終わりに直結する話の進行期待したい。なんでもない普通の事件少なめで、どんどん黒の組織と接触してほしい。
そしてこれだけ引っ張ってるんだから、ボスの正体がコナンファンに良い意味で裏切ってくれる衝撃に期待したい。私の予想はちなみに、怪盗キッドのお父さんが黒幕。RAMがお母さん。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
9

魔法少女って、なんだっけ?

ノベルゲーム『Fate/stay night』のヒロインの一人イリヤが、魔法のステッキ・カレイドルビーとともに、英霊の力を宿したカードをめぐる事件を解決していく物語。つまり魔法少女物のはず。「ドライ!!」は第3期に当たる。
本シリーズの2期の最終局面にて完成された聖杯、実質別世界のイリヤであることが明かされた、親友美遊の世界へと飛ばされたイリヤ達。そこは滅びへと向かう世界。
美遊を連れ去ったエインズワース家はそんな世界を、美遊という聖杯を使って救済しようとしていた。
世界か、大切なたった一人か。あまりにも重すぎる決断を迫られたイリヤが下す答えには涙が止まらなかった。
7巻、8巻では2017年の夏に『劇場版プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』として公開された、前日譚が語られており、こちらでも、正義の味方を目指す少年、衛宮士郎が己の正義か、それとも、大切な妹かを迫られている。
うん。本当に、魔法少女物って何だっけ?
9巻からは、エインズワース家の秘密もだんだんと明らかになっていき、戦闘も当然激化。ますます目が離せない展開。
どんな不条理であろうともはねのけて、自分の大切なものはすべて自分で守る。そんな少女の普通のわがままは、かつて彼女の父が、そして兄ができなかった選択。それを張り通す彼女の物語は、その点で見れば魔法少女物といえなくもないかもしれない。

Nulbarich / ナルバリッチ
8

『H.O.T』最初から最後まで心地よく聞ける1枚です。

Nulbarichの2枚目のアルバムです。最初から最後まで中だるみせずに聞くことができる1枚です。
収録曲の構成も良くて、序盤からテンションを上げてくれて、最後はまったり落ち着いて曲の世界観を楽しめる構成になっています。アルバムを1枚ループ再生していたのですが、最後の曲から1曲目に戻ったときも、全く違和感なくスーッとまたアルバムが始まった感じが、個人的にすごく気持ちよかったです。
歌詞も日本語と英語が上手く混ざり合って、歌を聞いていると全部英語の歌詞に聞こえる不思議。Nulbarichを最初に聞いたときはどこの海外バンドかと思ってたくらい自然です。カラオケで歌いたいなあと思う曲が何曲もあるのですが、日本語と英語の歌詞の混ぜ方がすごく複雑で若干諦めムードが個人的に漂っています。
最近はNulbarichやSuchmosなど、センスのいいバンドが増えてきたように思います。曲作りの際に洋楽のエッセンスをセンスよく邦楽に落とし込んで上手くまとめていたり、ボーカルの声の出し方や演奏の構成とかがすごく良く考えてあるなあと感心して聞いています。個人的にはNulbarichはMAROON5でSuchmosはJamiroquaiみたいな感じかなと思って聞いています。
このままNulbarichらしさをこれからも続けてもらって、今後のアルバムにも期待したいなと思います。

ホース・ソルジャー
4

予告から得られる期待と本編のがっかりが大きい

実話を元に作られています。
誰もが知っているアメリカ同時多発テロと、誰も知らないその裏で起きたアフガニスタン戦争の一幕。宣伝では「9.11直後の最初の戦い」「5万人vs12人」「最新鋭の武器に対して騎馬隊で反撃」等と謳われていました。

私が宣伝や予告を見て期待したのは、それこそ中世の騎馬隊が復活したかのような活躍です。しかも歴史では騎馬隊を廃した近代兵器相手に、まるで歴史を逆行するような戦いはロマンの塊です。実際予告で流れるのは、飛び交う銃弾の嵐と戦車の砲撃の中を突撃していくシーン。これは必見です。
しかし実際に予告で流れる突撃シーンのような描写は本当の最後の最後、クライマックスにラスボスを追い詰めるときだけです。
そのクライマックスまでの本編では、馬はただの「移動手段」にすぎません。
途中のドンパチに馬で駆けつけるシーンはありますが、駆け付けたら降りてしまうので普通の歩兵vs歩兵。疾走感はゼロ。突撃?一騎打ち?ない。
歩兵とて対騎兵に集団陣形を組むような概念もない。

しかも圧倒的戦力差や人数差を強調していますが、たしかに陸上戦力だけなら相手が圧倒的ですが、制空権はちゃっかりアメリカが確保していますからね。
本編の戦いとは、主人公チームが敵の正確な座標(これが敵陣営に近づかないと分からない)を空軍に連絡し、空から一方的に爆弾落として敵殲滅。以上!です。
つまり主人公チームが戦うのではなく、メインのお仕事は座標把握。その際に敵と一戦交えることもあるかもね!という、緊張感はあるけれどなんとも肩透かしな内容でした。

いつになったら騎馬隊の活躍が見られるんだろうなーと思っていたら時間が過ぎて、ようやく最後に例の突撃シーンが出てくるわけです。
もはや最後の数分間のためだけの映画と言ってもよい。
史実に基づく映画が大好きな人なら他の魅力も見つけられるでしょうが、宣伝や予告から得られるワクワクを期待していくと裏切られると思います。

逆転裁判 / 逆裁 / Phoenix Wright: Ace Attorney
7

頑張ってる三池版「逆転裁判」

映画版「逆転裁判」は、2012年2月に公開されました。
監督は、近年、マンガ、アニメの映画化を多く手がけている三池 崇史。主演は成宮寛貴でした。
成宮寛貴が2016年12月に写真週刊誌に違法薬物を使用したとの疑惑が報じられ、芸能界を引退してしまったため、この作品のように彼が過去に出演した作品にも、悪いイメージを与えています。
「逆転裁判」はもともと2001年にゲームボーイアドバンスで発売されたゲームソフトで、マンガ、小説、テレビアニメにもなった人気作品です。そんなマルチメディア展開されている中で、映画版はというと、そんなにヒットはしませんでしたが、ゲーム1作目のストーリをまとめた内容で、ゲームに忠実に作られており、なかなか楽しめます。
成宮寛貴演じる成歩堂龍一も、ライバルの御剣怜侍(斎藤工)も、成歩堂の助手である綾里真宵(桐谷美玲)も、ゲームキャラクターになりきったメイクで登場しているので、見ていて楽しいです。
三池崇史監督による、アニメ、マンガの実写化映画は、原作とイメージが違いすぎたりして批判される作品も多いですが、「逆転裁判」は、ゲーム自体のしっかりしているストーリをそのまま使っているので、ゲームファンもがっかり感が少ないです。しかし、かえってそこが俳優がゲームをそのまま演じているだけとなって、見た人の印象に残らない結果につながっていると思います。

BROTHERS CONFLICT / ブラザーズ コンフリクト
7

兄弟をテーマにしたマンガ

BROTHERS CONFLICT通称ブラコンです。
親の再婚をきっかけに、一気に13人もの兄弟ができてしまう主人公の女子高校生。彼女以外はみんな男性です。迷い悩みながらも一緒の生活がはじまっていきます。
兄弟との生活が少し慣れ始めたころ、夏休みにみんなで海外旅行にいくという話が持ち上がりました。どうするか迷った挙句、行くことを選択した主人公。パスポートが必要なため住民票を取りにいくことになったのです。そこで自分はずっと父親だと思っていた人が親でなかったことを知ってしまうのです。住民票の欄に自分のところに「養女」とかかれているのをみて驚きとショックが隠せませんでした。一人でどうしてよいのかわからず悩んでいた時、一人の兄が救ってくれたのです。「実は、僕も本当の兄弟ではないんだ。」と告白されたのです。それでも彼は明るく「血のつながりは関係ない。他の兄弟もそんなこと気にしてない。今でも本当の兄弟だとおもっているよ。」といわれ彼女は心が軽くなったのです。それからは、今まで以上に仲良く遠慮せず兄弟みんなと接するようになっていったのです。
話の展開に驚くこともありましたが、とても心あたたまるストーリーでオススメです。

Goose house / グース ハウス
10

カバー曲もオリジナル曲も最高

YouTubeで毎月ストリーミングライブをやっているgoose house。
結成から幾度ものメンバーの卒業や加入を繰り返しながらもいつもアットホームな暖かい楽曲を多く聞かせてくれます。
ストリーミングライブでのカバー曲はとても有名な曲から最近流行りのあんな曲やこんな曲、メジャーデビューしたてのアーティストの曲まで様々演奏してくれます。
メンバーの組み合わせによっても歌のハーモニーが違い、原曲にはない良さや違った一面が見られたり、聞いたことのない原曲を聞いてみたくなったりと本当に素晴らしい時間を過ごせます。
オリジナル曲では、光るならやオトノナルホウヘの再生回数は1000万回にも到達しており注目度の高さが伺えます。
特に「春の涙を」という楽曲は卒業がテーマになっており、メンバー同士の声の重なりがとても綺麗で本当にオススメです!