ダーリン・イン・ザ・フランキス / ダリフラ / DARLING in the FRANXX

ダーリン・イン・ザ・フランキス / ダリフラ / DARLING in the FRANXX

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』とは、TRIGGER・A-1 Pictures共同制作による日本のアニメ作品。TRIGGERにとって初のロボットアニメであり、謎めいた世界観の中で繰り広げられる少年少女の葛藤と成長を描いている。
遠い未来で産まれたヒトである「コドモ」は、ここで生きるため叫竜と戦うことを宿命とされていた。その1人である「Code:016」ことヒロは、森の中で「パートナー殺し」と噂されている少女「Code:002」ことゼロツーに出会い、彼女と共に戦い始める。

kedamakun88のレビュー・評価・感想

ダーリン・イン・ザ・フランキス / ダリフラ / DARLING in the FRANXX
8

冬アニメ注目作品!物語の行く末と結末に期待

2018年初頭、冬クールの代表格とも言えるオリジナルアニメーション。
有名なアニメーターを監督に迎え、鳴り物入りで始まった作品ですが、脚本、作画ともに期待以上のクオリティにアニメ放送開始より高い評価を得ています。

この物語は、高い能力を持ちつつも落ちこぼれパイロットになってしまった016(ヒロ)と、頭に角のある不思議な少女00(ゼロツー)の運命的な出会いから始まります。
彼らは運命的な展開で二人一組のパイロットとなり、フランクスと呼ばれる大型ロボットに乗り敵と戦います。ゼロツーはヒロを「ダーリン」と気安く呼び関心を寄せますが、視聴者がその言葉から連想するような甘い響きはありません。どこか冷たく、人間らしいことを望むゼロツー。そんな彼女をヒロは受け入れ、共に戦うと誓います。

そんな二人を取り巻く同年代のパイロット達のキャラクターがまた大変魅力的です。
特にヒロに想いを寄せる015(イチゴ)や、小さな頃から好きだったとイチゴに伝えた056(ゴロー)など、恋愛の行方にも注目が集まります。

キャラ同士の恋愛だけではなく、謎の敵、死んでしまったコドモ達、不穏なオトナの行動、地上の文明が滅んでしまったその後のような世界観にも視聴者は興味をひかれることでしょう。

放送も中盤に差し掛かり、大きく話が動きそうな展開に今後も目が離せません。