SSSS.GRIDMAN / グリッドマン

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『SSSS.GRIDMAN』(グリッドマン)とは、グリッドマンという名の超人と共に、街を襲う怪獣と世界の謎に挑む少年少女の活躍を描いたアニメ作品。特撮作品『グリッドマン』とは世界観を共有している。
高校生の響裕太と、彼の友人の内海将やクラスメイトの宝多六花は、ある日街を襲う怪獣を目撃する。コンピュータの中から呼びかけてきたグリッドマンという超人と協力し、3人は次々と怪獣を撃破。やがて彼らは、同級生にして怪獣とこの世界の生みの親である新条アカネ、彼女の裏で暗躍する魔人と対決していく。

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SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)のネタバレ解説・考察まとめ

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新条アカネ(グリッドマン)の徹底解説・考察まとめ

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新条アカネ(しんじょう アカネ)とは、『SSSS.GRIDMAN』及び『グリッドマン ユニバース』の登場人物で、主人公である響裕太のクラスメイトにして物語の舞台となる「ツツジ台」を作り出した“神”。 クラスのマドンナ的美少女で、「才色兼備才貌両全の最強女子」と評される。思い通りにならない世界に苛立ち、そのストレスを解消するために怪獣を生み出し、ストレスの原因となった人物を殺害していた。 自分の犯した罪を悔いて本来あるべき世界に戻るも、ツツジ台に新たな危機が迫るのを見て、一時的に帰還する。

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宝多六花(グリッドマン)の徹底解説・考察まとめ

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宝多六花(たからだ りっか)とは、『SSSS.GRIDMAN』の登場人物で、怪獣と戦うグリッドマンを支援するグリッドマン同盟の一員。 言動はクールだが内面はかなりの人情家。ツツジ台高校に通う1年生で、クラスのアイドル的存在である新条アカネとは幼馴染。実はそのアカネによって彼女の親友役として作られた存在だが、それを知った上でなお友情を捨てず、己の犯した罪の重さに苦しみ暴走する彼女に手を差し伸べ続けた。グリッドマン同盟の仲間でもある響裕太から好意を向けられており、後に彼と恋人となる。

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響裕太(グリッドマン)の徹底解説・考察まとめ

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響裕太(ひびき ゆうた)とは、『SSSS.GRIDMAN』の登場人物で、グリッドマンと融合して怪獣と戦う少年。 ツツジ台高校に通う1年生で、クラスメイトの宝多六花に恋をしている。突如現れた怪獣を倒すため、ハイパーワールドの超人グリッドマンと融合し、その姿と力を借りて戦い続けた。実はツツジ台の創造者である新条アカネによって彼女の恋人役として作られた存在だが、六花に恋をしたことで一個の人格として確立する。作中の大半をグリッドマンに憑依された状態で過ごしているが、基本的な人格は彼のものである。

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グリッドマン(キャラクター)の徹底解説・考察まとめ

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グリッドマンとは、ハイパーワールドという異世界を渡り歩いて巨悪と戦い続ける、『グリッドマンシリーズ』に登場するスーパーヒーロー。 高潔で勇猛な戦士だが人間関係の機微には疎く、時に天然気質を発揮する。本来は実体の無いエネルギー体だが、『電光超人グリッドマン』にて協力者の少年たちが考案した姿を自分のものとし、以降はこれを基本の形態としている。単体としての力はそこそこ程度だが、これは実体化しているのがエネルギー体の1部に過ぎないためで、その総力では複数の宇宙を創り出すほどの力を持つ。

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電光超人グリッドマン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『電光超人グリッドマン』とは、円谷プロダクション創立30周年記念の特撮作品。中学生の少年少女がヒーローと共に電脳世界で暗躍する魔王に立ち向かう姿を描く。インターネットを題材にした斬新な作風で知られ、後に『SSSS.GRIDMAN』などのアニメ作品でシリーズ化されていった。 中学生の翔直人、馬場一平、井上ゆかは、ある日街中で異常現象に襲われ、謎のヒーロー「グリッドマン」に救われる。異常現象の原因が次元犯罪者カーンデジファーにあることを知った直人たちは、グリッドマンと共に街を守ることを決意する。

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SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)のネタバレ解説・考察まとめ

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『SSSS.DYNAZENON』とは、2018年に放送された『SSSS.GRIDMAN』と同じく、特撮番組『電光超人グリッドマン』を原作とするTRIGGERによるアニメ作品。同社のメディアミックスプロジェクト『GRIDMAN UNIVERSE』の中核作品の1つである。 高校生の麻中蓬は、ガウマという破天荒な少年の命の恩人となる。謎の怪獣が街を襲った時、ガウマは巨大ロボダイナゼノンを召喚。蓬はガウマ、同級生の南夢芽、無職の山中歴と共にダイナゼノンに搭乗し、これと戦うこととなってしまう。

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グリッドマン ユニバース(GRIDMAN UNIVERSE)のネタバレ解説・考察まとめ

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SSSS.GRIDMAN / グリッドマンのレビュー・評価・感想

SSSS.GRIDMAN / グリッドマン
10

SSSS.GRIDMANは、特撮を上手くアニメーションに落とし込んだ作品である。

SSSS.GRIDMANとは、1993年から1994年にかけて放送されていた、特撮作品「電光超人グリッドマン」の続編として制作されたアニメーション作品である。
続編ではあるが、電光超人グリッドマンから登場するメインキャラクターは、主人公の1人でもあるグリッドマンのみだ。
主にドラマパートで主人公を努めるキャラクター、響裕太は完全新規キャラクターである為、特撮版を視聴していない人達も楽しむことのできる作品だといえる。

この作品は、原作が特撮ということもあり、戦闘シーンに関しては特撮のような派手な巨人対怪獣の戦いが描かれる。
アニメという媒体を活かした設定であり、考察要素も散りばめられている。
まさに特撮とアニメのいいとこどりをしている作品といえるだろう。

ここからはネタバレになるが、実は「SSSS.GRIDMAN」の世界は、私達と同じ現実世界の少女、「新条アカネ」が作り出した世界だということだということが判明する。
新条アカネはSSSS.GRIDMAN内にもキャラクターとして登場しており、最初は怪獣を用いてノリノリで街を破壊していたのだが、最終的に黒幕である「アレクシス・ケリヴ」に利用される形となり、自らが怪獣となる。
最終回では、それを主人公であるグリッドマンに救われる。
ラストのシーンで実写の彼女が目を覚ましたところは、原作が特撮だからこそ違和感なく挿入できたシーンだといえよう。

余談だが、終盤になってから、響裕太は記憶喪失と見せかけて、実はグリッドマンの分身的存在であったことが明かされる。
その為、SSSS.GRIDMANには響裕太というキャラクターは肉体のみしか登場しない。
彼本来の活躍が気になったのであれば、劇場版アニメーション作品「グリッドマンユニバース」を視聴してみてはいかがだろうか?

SSSS.GRIDMAN / グリッドマン
9

王道的な特撮アニメだけでなく、高校生の青春を同時に見たような瑞々しい気持ちになれる

「SSSS.GRIDMAN」は昔やってた特撮「電光超人グリッドマン」の世界観をアニメで新たに描いた作品です。

基本的なストーリーは、街に突然やってきた怪獣とグリッドマンが戦うというものです。ちなみに主人公と合体?することで戦う事ができ普段はなぜかPCの中にいます。

グリッドマン以外は一見普通に感じますが、前作となる特撮を見ていない人からすると普段からいる怪獣に住民が気付かない理由や後半で明かされていく世界観に驚くと思うので「王道的な作品は見飽きた」という人にもお勧めです。

さらに、怪獣との戦いだけじゃなく、登場人物も魅力的です。

ビジュアルも良いのですが、怪獣との戦いだけじゃなくヒロインの一人であるアカネの内面にも惹きつけられます。
最初はネガティブだったり歪んでいると感じたのですが、誰でも似たような感情を抱くことはあるかと思うので何だかんだ嫌いになれず、後半は「幸せになってほしい」と思う位に感情移入しました。

もう一人のヒロインである六花との関係性の中でお互いに影響し合っていくのですが、その内容がすごく「青春」という感じで応援したくなります。この内容に関しては詳しく話すとネタバレになるので控えておきますが、二人が内面に抱えている言葉で表現しにくい感情を悩みながら徐々に表に出していく感じが青春好きにはたまらない内容となっています。

他にも恋愛的な要素もあるのですが作品としては友情を描いている方が多い印象を受けました。

そしてもちろん戦闘シーンもおすすめです。王道的ながらも次々と追加されていく必殺技、戦いを通してゆっくりと成長していく主人公、そしてどこまでもヒーローなグリッドマン。ライバルキャラが後半で化けるのも胸が熱くなりました。あれは男心に刺さります。

熱い特撮アニメを見つつ同時進行で高校生たちの青春が楽しめる良い作品です。

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9

アニメで特撮

『SSSS.GRIDMAN』は、アニメ制作会社TRIGGERによるTVアニメーション作品です。しかし、原作にあたる作品は1993年から1年間放送された特撮番組の『電光超人グリッドマン』です。
特撮はあまり好きでは無いにも関わらず、「TRIGGER制作のアニメーションに好きな作品が多い」という理由で見始めたのですが、特撮的な要素がアニメにしっかりマッチしていてスッと作品に入り込めました。ともするとダサくなってしまうような演出がスタイリッシュにカッコよく決まっていて、あっという間に作品の虜に。
原作があると云えど、新規に作られたストーリーのためキャラクターの設定などに古くささはなく、素直に見始める事ができます。しかし、設定はあらゆる部分で受け継がれており、原作を知っていれば更に楽しめる作りになっているそうです。
基本的には1話完結の形を取っており、1話毎にしっかり見せ場があります。ストーリーも凝っていて、全話通してキッチリ仕組まれているあれこれに舌を巻きました。
シナリオと演出のなせる技だと思いますが、特撮らしい似たような展開の戦闘にも全く飽きること無く、寧ろ「待ってました!」とテンションが上がります。
キャラクターたちもみんな魅力的で、特撮好きにもそうでない人にもオススメの作品です。

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10

時代が追い付いた!知る人ぞ知る名作特撮タイトルの続編

「電光超人グリッドマン」という作品をご存知だろうか。IT革命以前、平成初期に放送された特撮ドラマである。この「電光超人グリッドマン」はコンピュータやサイバー攻撃等の(当時からすれば)近未来的な要素をピックアップしているのが大きな特徴で、放送当時こそあまり注目されなかったものの、21世紀に入ると時代を先取りした内容が高く評価されるようになっていった。
SSSS.GRIDMANは、そうした背景のもとに2018年に製作されたアニメ作品で、リメイクではなく続編的な立ち位置にある。小道具やギミックなどに多数のリスペクトやオマージュが見られ、旧作を蔑ろにするような要素もない。とはいえ最大の特徴だったサイバー要素の色は薄く、あくまで思春期の少年少女たちの心情に深く寄り添ったヒューマンドラマとしての色が濃い。特に日常を描くシーンではBGMがほとんど使われていないのが特徴的で、アニメでありながら写実的な描写・演出に目を惹かれる。その一方でヒーローと怪獣のバトルシーンは外連味の利いたド派手な演出、ダイナミックなアクション、緊迫感と躍動感に溢れたBGMと、一転してエンタメとしての色が濃くなり、それがより怪獣登場という非日常性を引き立てている。
元となった作品を知る人にも、そうでない人にもお勧めできる傑作である。全13話と短い内容にも拘らず見所が凝縮されているので、是非何週もして楽しんでいただきたい。

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7

特撮プロダクションの矜恃

「SSSS.GRIDMAN」に出てくるグリッドマンは、元々「電光超人グリッドマン」という子供向け特撮として1993年に放送されていた番組の主人公で、SSSS.GRIDMANはそのアニメ版リメイク作品です。
わたしはあまり特撮を見ないで育ってきたので、円谷プロ作品もあまり知りませんでしたが、随所に円谷プロ作品へのオマージュが施されていたのと、単純に作画・ストーリーが面白く、特撮にあまり関わりがなかった人でも楽しめる作品となっていました。

この物語は電脳世界を中心に話が展開していくですが、93年当時、コンピュータがまだまだお茶の間に普及していない時代に、"主人公の子供たちが「ジャンク」と呼ばれる古いパソコンを駆使してグリッドマンを操作し戦う"というコンセプトはとても前衛的なことだったんだなあと感じます。
現実世界から逃げ出したいアカネが電脳世界に閉じこもり、創造主となって怪物を作り出し、それと主人公やグリッドマンたちが戦うのですが、特撮的なバトルシーンもさることながら、学生たちのリアルな青春と美麗な作画に魅了されます。展開もサクサクとしていて、うまく1クールでまとまっていて良い作品でした。

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8

様々なニーズに応えられるアニメではないか

このアニメは1993年から1994年にかけて放送された特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原作とした作品です。
特撮と聞いて、少し抵抗を覚える人もいるかもしれませんが、このアニメは特撮を知らなくても見やすい作風となっており、グリッドマンがアシストウエポンと合体する演出はロボットアニメを彷彿とさせます。また主人公たちが高校生なので、高校など日常生活を丁寧に描いています。

魅力的なヒロインが2人もいるので、美少女もの好きな人にもオススメです。もちろん特撮好きな人にもオススメで、グリッドマンが原作なので、かつてグリッドマンを見た人にはニヤリとさせる小ネタもたくさん散りばめられています。特に最終回は原作ファンにとっては感慨深い展開が待っています。
そしてこのアニメは続編企画「電光超人グリッドマンF」の設定を一部反映させているので、グリッドマンファンには、当時を懐かしみながら最新の技術でよみがえった新しいグリッドマンの活躍を楽しめるのではないでしょうか。
そして元々グリッドマンは円谷プロダクションが制作した作品なので、あるシーンにてウルトラシリーズの「怪獣」のフィギュアが登場するシーンがあり、有名な怪獣はもちろんマイナーな怪獣のフィギュアもあり、ウルトラマンのファンならば思わず「おぉー」となるかも知れません。このように様々なジャンルのファンの期待に応えられるアニメではないでしょうか。

SSSS.GRIDMAN / グリッドマン
7

戦闘シーンは一見の価値あり

2018年10月から12月にかけて放送されたTRIGGER制作のアニメ作品で、1993年に円谷プロで制作放送された特撮ヒーロー作品「電光超人グリッドマン」を原作としています。
記憶喪失の高校生・響祐太は、ある日、古いパソコンの中に宿る「ハイパーエージェント・グリッドマン」と名乗る存在と一体化し、街を蹂躙する怪獣と戦うことになります。
本作はかなり原作のグリッドマンを意識した要素が多く、グリッドマンの声が原作と同じ緑川光氏と同じなのもさることながら、武器となる「アシスト・ウェポン」との合体で姿を変えるといった要素も継承されていますが(その際各アシスト・ウェポンに人間の姿も与えられてるのがアニメ的になっています)毎回の怪獣との戦闘シーンも明らかに特撮を意識した演出が多く、これにより普段アニメを見ない特撮ファンからも注目される形となりました。
また、当初こそタイトルだけ共通している別世界の物語かと思われましたが、ストーリーを追う毎に特撮版の続編だったことが明かされ、ファンを驚愕させました。
かつての特撮版は来るコンピューター時代を先取りした内容で(怪獣がコンピューターウィルスのような存在でした)、今ほどネットが流通していない時代ゆえに早すぎた作品と称されましたが、本作の謎が明かされたとき時代が遂にグリッドマンに近づいたんだなと感じました。
旧作のファン的には美少女キャラを持ち上げすぎな感じが少々気になりましたが(苦笑)戦闘シーンに関しては一見の価値ありです。

SSSS.GRIDMAN / グリッドマン
8

特撮好きにはたまらないアニメ

1993年に放送された「電光超人グリッドマン」が帰ってきた!早すぎた名作と言われていたあのグリッドマンがアニメになって帰ってくると聞き、まず第1話を拝見した所唖然。まさに僕が求めていたアニメでした。
同じく円谷作品である「ウルトラマンシリーズ」に通ずるアングルや、怪獣とグリッドマンの対決シーンには鳥肌が止まりませんでした。誘われるがまま、その後も視聴してしまいました。

何と言ってもグリッドマンは相変わらずかっこいい!声は「電光超人グリッドマン」から変わらない緑川光さん!さらに実写では絶対にあり得なさそうな怪獣達のデザインや、メインヒロイン達の太ももやおっぱい(笑)などなど見所満載なアニメです!

回数を重ねるごとに主人公達の住む世界はどのような世界なのか?もしや実写版「電光超人グリッドマン」の世界と繋がっているのではないのではないかと考察が膨らむ様なストーリーにも必見です!また、怪獣とグリッドマンとの対決シーンだけではなく、主人公とその周り「グリッドマン同盟」の人間模様やキャラクター性にも注目してみるとさらに面白さが倍増すると思います!放送後に配信しているボイスドラマも必見で本編では描かれなかったキャラクター達の姿を覗いて見ても面白さがグンと上がるかもしれません!

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10

2018年最高で感動の秋アニメ SSSS.GRIDMAN 最終回

最終回、アカネを助ける為にまさかのグリッドマンとアシストウエポンとアンチの同時変身で六花と内海はアクセスコード「GRIDMAN」を入力して本家の特撮のグリッドマンに変身して特撮版のOP「夢のヒーロー」が流れて最高した!不死身のアレクシスにグリッドマンの技が効かずピンチでしたけど、今度はアニメのOP「UNION」が流れて、破壊されたデータを修復するグリッドフィクサービームでアレクシスに取り込まれたアカネの心を修復し、アレクシスは一気にパワーダウンして最後は一撃のパンチで倒しました。まさにグリッドマンだと思わせる設定で最高にカッコよかったです。

今までの罪を知って元の世界に帰りたくないアカネに六花の優しさと「どこへ行っても私と一緒」の意味で定期入れを渡して、立花に背中を押されて自分の世界に帰る。アカネの「ごめんなさい。」っと涙を流すシーンと立花の優しさに釣られて泣きそうになりました。特撮版のED「もっと君を知れば」の演出は優しくいい感じの曲でした。ラストでまさか実写でアカネがベットから目を覚まして終わりました。グリッドマンはアニメで無くヒーロー特撮番組だと思える演出でした。六花達に支えられているアカネはもう元の世界でなにがあっても大丈夫ですね。

最初から最後までSSSS.GRIDMANの最終回は最高でした。ちゃんと本作の特撮版との繋がりがあってアニメと特撮を融合が見事に決まっていてとてもいい作品でした。次の円谷プロの作品が楽しみですね。

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10

リメイク作品、グリッドマン

2018年最も偉大な作品はトリガー制作『SSSS.グリッドマン』であることに疑いの余地はありません。
『SSSS.グリッドマン』は、かつて放映されていたテレビ特撮作品『グリッドマン』のリメイク作品です。この作品の特徴は、怪獣特撮ものの流れを汲んだロボットアニメのフォーマットにそって作られた、オーソドックスで近年ほとんど見られなくなった形態である物語であるにもかかわらず、今の若者世代の感覚をふんだんに取り入れ敷居を下げ門戸を開くことでSNSで今爆発的な話題を呼んでいるということです。
これほどまでに話題となったロボットアニメなど1995年の新世紀エヴァンゲリオンまでさかのぼる必要があります。そしてトリガーというアニメスタジオはその立ち上げにかかわったメンバーのほとんどが正に新世紀エヴァンゲリオンを作ったアニメスタジオ、ガイナックス出身であることを考えると、20年後もその伝統が受け継がれていることに感動を覚えます。日本の古き良きリミテッドアニメーションを継承しつつ、3ⅮCGを用いた現代の流行もとらえたハイブリッドな新時代の映像作品であるグリッドマン。高校生の素朴な日常にもフォーカスし、痛烈な社会風刺としても読み解くことができるグリッドマン。これほどの作品を見ないのは損です。一人でも多くの人にグリッドマンを見ていただきたいです。

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