椎名林檎(Sheena Ringo)の徹底解説まとめ
椎名林檎は日本のシンガーソングライター。1998年「幸福論」にてメジャーデビュー。有限会社黒猫堂に所属。2004年から2012年にかけてロックバンド・東京事変のボーカルとして活動した。2009年に平成20年度芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)受賞。映画「さくらん」では音響監督を務め、リオオリンピック閉会式の演出を務めた。J-POP界を牽引するアーティストの一人である。
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椎名林檎(しいなりんご)とは、日本のシンガーソングライターである。「林檎」という名前は、自身がバンド活動を始めた時にドラムを担当しており、ビートルズのドラムもリンゴ・スターだったことが由来である。
1998年、シングル『幸福論』でデビュー。翌年にリリースした3枚目のシングル『ここでキスして。』がヒットし、『ミュージックステーション』に初出演を果たした。同年にリリースしたファーストアルバム『無罪モラトリアム』は、『ここでキスして。』のヒットを受けてミリオンセールスを記録した。1999年、4枚目のシングル『本能』をリリースし、同曲のプロモーション活動をナース服で行い、大きな話題となった。
2001年に結婚と妊娠を発表したが、翌年離婚した。
2003年には、シングル『茎 (STEM) 〜大名遊ビ編〜』を発売し、自身初のオリコンシングルチャート1位を獲得。2004年になると、東京事変を結成し、バンド活動をスタートさせた。2016年に開催されたリオ五輪閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーでは、クリエイティブスーパーバイザーと音楽監督を担当した。
椎名林檎は日本のシンガーソングライター。1998年「幸福論」にてメジャーデビュー。有限会社黒猫堂に所属。2004年から2012年にかけてロックバンド・東京事変のボーカルとして活動した。2009年に平成20年度芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)受賞。映画「さくらん」では音響監督を務め、リオオリンピック閉会式の演出を務めた。J-POP界を牽引するアーティストの一人である。
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東京事変(とうきょうじへん)とは、シンガーソングライター椎名林檎を中心に2003年に結成された日本のロックバンドである。2012年2月29日の武道館公演を最後に一度活動を終了したが、2020年より活動を再開した。ポップス、ロック、ジャズ、ファンクなどあらゆる音楽ジャンルを網羅し変幻自在に活動している。圧倒的な演奏力と徹底的に作り込まれたコンセプトが話題となり、多くの音楽ファンを魅了し続けている。2020年にはNHK『紅白歌合戦』に初出場を果たした。
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2020年春の映画&ドラマの主題歌が豪華すぎると話題になった。劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』の主題歌を担当したのは、再始動した東京事変(椎名林檎)。その他にも『コンフィデンスマンJP プリンセス編』ではOfficial髭男dism、『糸』では中島みゆき、NHK連続テレビ小説『エール』ではGReeeeNが主題歌を担当している。
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椎名林檎はシンガーソングライターで、彼女の音楽は、J-POP、ジャズ、ロック、オルタナティヴ・ロックなど多岐にわたるジャンルを網羅しています。
2004年からはロックバンド・東京事変のボーカリストとしても活動しています。
10代でデビューしていますが、こんな曲をその若さで創れるのかと衝撃を覚えます。
彼女の音楽は、その独自の感性と表現力で多くの人々を魅了する、まさにカリスマです。
その中でも、特に好きなミュージシャンの理由として挙げられているのが魅力的な歌声や歌い方です。
大人の魅力全開で歌ったと思えば、子供のような甘えた歌声。
叫び声からささやき声。時に可愛く、時に色っぽく。
一度聴いたら耳に残るような素敵な歌声で聞き惚れてしまうこと間違いなしです。
歌詞は深い感情や繊細な感性を表現し、聴く人々の共感や深い感動を呼び起こします。
また、彼女の楽曲は独特の感性とリズムを持ち、聴く人々を引き込みます。
彼女は常に新しい音楽スタイルを追求し、挑戦し続けており、そのことが、時代を超えて多くの人々に愛される理由なのではないでしょうか。
また、彼女は自身の音楽だけでなく、他のアーティストへの楽曲提供も行っており、その才能は広範囲にわたっています。
彼女の素顔は、知的であり大人の魅力に溢れながら時折り見せる可愛い笑顔やユーモアが素敵な女性。人柄も本当に魅力的です。
でもその反面、ライブで見せる圧倒的な存在感は「かっこいい」の一言です。
聞き終わった後の爽快な気持ち良さをぜひとも体感してみてはどうでしょうか。
1999年2月24日に東芝EMIより発売された1stアルバム。
約1年半チャートインし続けるというロングヒットを記録。最終的な売り上げは170万枚を超えミリオンセラーとなった。
デビュー曲の『幸福論(悦楽編)』を収録。シングル盤とは異なりテンポが速くなりギターロック調アレンジとなっている。
また、先行シングル『ここでキスして。』や『歌舞伎町の女王』、『丸の内サディスティック』といった椎名林檎を代表する楽曲も収録されている。
1曲目の『正しい街』から始まり、11曲目の『モルヒネ』までどれも必聴。
椎名林檎の原点と呼べる作品なので、彼女を東京事変で知った方にもぜひ聞いていただきたい名盤。
【短曲レビュー】
1.「正しい街」→すべてはこの曲から始まった。Cメロからの流れが泣ける。歌詞に『室見川』など出身地の福岡の地名が登場。
2.「歌舞伎町の女王」→情景が思い浮かぶ歌詞はさすが。初期のころの椎名林檎のイメージに代表される曲。
3.「丸の内サディスティック」→いろいろなアーティストにカバーされている名曲。
4.「幸福論(悦楽編)」→鋭い。シングル曲も良いけどこちらもカッコ良い。
5.「茜さす 帰路照らされど…」→夕方の情景が思い浮かぶ曲。切ない。
6.「シドと白昼夢」→「あなたには殺されてもいいわ」という歌詞にすべてが詰まっている。
7.「積木遊び」→箸休め的なお遊び曲。花魁のリンゴ譲のMVは必見。
8.「ここでキスして。」→サビがキュート。薔薇の木に囲まれて歌うMVのリンゴ譲もかわいい。
9.「同じ夜」→バラードも味がある。
10.「警告」→軽快なギターロック。
11.「モルヒネ」→巻き舌上手。最後は明るくなれる曲で締めるのが良い。
椎名林檎、彼女は少女の神秘さと大人の妖艶さを併せ持つアーティストだ。
彼女の歌詞はどの楽曲においても日本語の美しさと異世界の言葉が混じり合い、美しく、かっこいい日本の世界そのものである。それは全英文の歌詞であってもだ。
彼女の英文の解釈は、その和訳からさらに聞くものを独自の世界へと連れて行かれてしまう。
うら若き女性は自分がとてもかっこいい女性になった気持ちにさせてくれるし、こんなふうに年を重ねることが出来たら素敵だなと焦がれ、同世代の女性は言葉にできない抽象的な思いを巧みな日本語使いで共感させてくれる。
その日本語が載せられるメロディーは懐古的かつ前衛的だ。
いまを生きる、そして挫けてしまう少女の葛藤、人間、友人関係の思い。
少女の葛藤、思いの歌詞がどこかフォークな印象のメロディーに乗せられている楽曲。
大人の女性を思わせるものは、刹那な時間をかっこよく、女性らしく言語化してくれている。
自分達がそれぞれのステージでスポットを浴びる芸妓のような気持ちになる。
とにかく自分をかっこいい女性に仕立て上げてくれる楽曲。
彼女は先天性の病気で「食道閉鎖症」があった。手術をしても生活に困難が生じる合併症が考えられる。そのハンディキャップを作品に昇華しているのは勇気をもらう。
彼女の曲は、あらゆる世代の女性の賢さ、強さ、美しさを引き出してくれる。
ぜひ、女性の皆様には1度はご堪能いただきたいアーティストだ。
椎名林檎は、人生の応援歌を作ってきた人だと思っている。いろんな立場の人が世の中にいてその人達全員に向けて応援歌を作っている。仕事・人生・恋愛のこと。私たちの人生はいつも困難でいつも泣きべそをかきながらも生きてきた。生きる歓びや悲しみ、時には虚しさを感じることもあるだろう。そんな女性の人生のテーマ曲だ。
彼女は楽曲を作成する際にtwitterの呟きを見るという。そこには様々な人生模様が溢れていて、そんな彼女らを勇気付けられたらとtwitterのリプライの代わりに曲にして発信するのだ。ここ数年の彼女の楽曲は人生を歌ったものが多い。しかし、それはここ数年に限らず彼女がデビューした時から思い続けていたテーマだったのだ。
時代が進んでいく中でもリスナーの気持ちを常に汲み取り、あったらいいなを手作りしている。音楽は人生に必要なものではないのかもしれない。それが明日の自分を救ってくれるかはわからない。だけど、音楽は人生を少し彩ってくれる。少し前向きに、生きる意味を見出す一つのきっかけになるかもしれない。人生の主役は私だと、明日も生きていける。彼女の楽曲にはそんな人達のお守りのような役目があるのかもしれない。
唯一無二のカリスマ性、椎名林檎。
1998年、当時19歳だった椎名林檎はシングル「幸福論」でメジャーデビュー。
この時点では、高い売り上げ枚数を記録していなかったが、
セカンドシングル「歌舞伎町の女王」で注目を集め、4thシングル「本能」で大ブレイクし、ミリオンセラーを獲得。
(ナース姿でガラスを叩き割るMVも有名だ)
一躍時の人となった。
椎名林檎の魅力は何といっても、彼女にしか出せない独特の世界観。
クセのある声、歌唱スタイル、パフォーマンス、衣装、演出、どれをとっても唯一無二である。
もし、曲を聴いて気に入ったのであれば、できればMV、もっと言えば実際のライブまで見に行ってほしい。
CDで聞いても魅力は分かるが、映像で見る、実際に目で見た方が何倍も魅力を感じれるだろう。
椎名林檎の音楽は、声と楽器の演奏で完結ではなく、パフォーマンス、演出も併せて完成するひとつの芸術だ。
そして、椎名林檎を語る上では欠かせない、
彼女率いるバンド「東京事変」だ。
形としては、ソロからただ固定のバンドメンバーが付いただけに見えるが、音楽性が大きく異なる。
ソロの時は、オルタナティブロックで激しくマイナー調な曲が多かったが、
東京事変では、スタジオミュージシャンであるバンドメンバーが個々に作曲し持ち寄っているので、
椎名林檎という世界観を残しながら、ロック、J-POPだけでなく、
ラテンやジャズなど、幅広いジャンルを取り入れたテクニカルなバンドサウンドとなった。
ぜひ、東京事変も併せて聞いてほしい。
家族の影響があってか、人生で初めてカラオケで歌った曲は彼女の「歌舞伎町の女王」という曲でした。
内容については、よく分からないまま年齢を重ねていき、少し激しい曲を生み出しているアーティストということをのちに知りましたが、16歳の時に、彼女が同じ年齢の時に作詞作曲した歌を聞き、今まで何となく聞いていた歌から、「天才の作った曲」
なんだ、という認識で聞くようになり、虜になりました。
一つの感情を、ほかのアーティストが直接表現の形容詞でメロディラインに乗せるところを、彼女の曲では、いきなり形容詞にはせず、多角的に表現しているところが最大の魅力だと思います。人物の背景や心情、発言や行動を歌詞に表現して反映させているので、聞けば聞くほど、考えれば考えるほど、そして年齢を重ねれば重ねるほど、受取手に取って考えさせられる曲を作り出していると思います。
また、先ほどいきなり形容詞にはせずと表記しましたが、突然感情があふれ出したかのように言葉を表現することもあり、それがギャップになって、何度も聞きたくなります。
人生で初めてカラオケで歌った曲は椎名林檎の曲ですが、人生の局面ごとに聞く歌も椎名林檎の歌です。彼女のほうが歳が上ですから、私が生きているうちに音楽活動を辞めてしまうかもしれませんが、年齢を重ねても私は一生彼女の歌を聞き続けると思います。
ナース姿でガラスを蹴り破る人。
初期の椎名林檎のイメージは?と聞かれたらこの回答をする人が多いと思う。
本能、この曲こそがPVで先程書いたようにナース姿でガラスを殴ったり蹴ったりしていた曲で一気に椎名林檎の知名度を上げた曲である。
当時このPVで衝撃を受けた人が多かったのではないだろうか。
この頃の曲は椎名林檎の初期とも言える時期で、難しい文字表記を用いて恋愛ソングはこの人病んでるのかな?と思わせるような少し重い曲が中心だったように思う。
当時はあまりテレビに出ることも無く、イメージだけの存在だったので椎名林檎=ちょっとヤバイ人。
という印象を抱いている人が多かったと思われる。
そしてそこからの結婚。出産。そして東京事変の結成。
様々な変化があったのちに椎名林檎は再びソロ活動を再開する。
再開後は初期の頃と比べて、過激な病んでいるような歌詞もなく大衆的とでも言えばいいのだろうか、聞きやすい曲が増えてきたようなイメージがある。
NHKの朝ドラの主題歌・ワールドカップのメインテーマにも起用された。
正直初期の頃の椎名林檎を知っている人にとっては驚きに連続だった。
この頃から紅白歌合戦に出場するようになったり、また最近ではオリンピックの開会式の演出を務めるようにもなっている。
初期の頃の椎名林檎しか知らない人、最近の椎名林檎しか知らない人。
こんな曲も歌っていたのか…と初めて知る魅力が沢山あるのでどちらかに当てはまる人はぜひ知らない方の楽曲を聴いてもらいたい。
シングル「幸福論」をリリースした98年のデビューから、99年のファーストアルバム『無罪モラトリアム』を経て、2000年のセカンドアルバム『勝訴ストリップ』で完成し、一度頂点を迎えた音楽観を手放してしまったことが、非常にもったいないなと思います。
2001年のシングル「真夜中は純潔」を聴いたとき、あれ?と思いました。
そっちの方向に行っちゃうのかと。
2003年のサードアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』を聴いてもやはり、別の方向性に転換したような印象を受けました。
もともと、椎名林檎は自身のありのままを曲で表現するタイプではなく、思い描くイメージや、意図的な設定を形にしていくクリエイタータイプだということを聞いたことがあります。
初期の作品に見られたロック魂が見られなくなった代わりに、方向転換して以降は、よりクリエイター魂を炸裂させているのかもしれません。
とは言え、やけに大人になってしまった音楽に寂しさを感じることは確か。
絶望の中で信じられるものを渇望していた、あの頃のような椎名林檎はもう見られないのでしょうか。
『勝訴ストリップ』からのシングル曲、「ギブス」。
日本の女性アーティストによるバラードとして、これ以上に感銘を受けた曲はありません。
ミュージックビデオを含めて、ひとつの作品として素晴らしい出来でした。
椎名林檎の美しさも格別なものだったと思います。
しかし、サウンドや歌詞の表現には、少し拙さがあったように感じます。
だからこそ、この路線で成長していってほしかった。
様々なアーティストが自分の音楽性を広げていき、一周回って原点に戻ってくるということがあります。
椎名林檎にも、その可能性がないとは言いきれません。
いつかまた、初期のような作品が作られることを望みます。
私が彼女の曲を聴き始めたのはデビューしてすでに何年も経った2009年、林檎さんの代表曲である’丸の内サディスティック’を聞いてからでした。軽快なメロディーに乗った彼女の歌声に魅せられた私は当時、歌詞の内容も理解できないにも関わらずipodでリピートしていました。そしてある日歌詞の内容について書かれた記事を目にした私は驚きました。一見狂気に満ちていて攻撃的なあの曲はラブソングだったのです。林檎さんが心から尊敬して止まないギタリストの浅井健一さん愛用の”グレッチ”で殴られたい、”ベンジー”という浅井さんのニックネームが登場するその隠れたメッセージ性、深い詩的センスに深く感銘を受けてからはずっと林檎さんの虜です。曲を作成してからまず英語で曲に音をはめて、そこから歌詞を日本語に作り変えるという技法を使われるほど音にこだわりを持って作られたものを私たちに提供してくれています。そして様々なアーティストの方に楽曲提供されていて、林檎さんの世界観が他のアーティストさん目線で聞けるのはファンにはありがたいですし、提供された楽曲を自ら歌ったアルバムも発売されてまうす。大好きです。ぜひデビューシングルから、東京事変まで幅広く聞いていただきたいです。
『無罪モラトリアム』『勝訴ストリップ』の二枚を繰り返し聴けば椎名林檎の魅力はある程度理解できると思います。全曲がCMでタイアップされているかのようなポップな曲を集めた無罪モラトリアムに対して、まさに林檎ロックを炸裂させた印象の勝訴ストリップ。おそらくは多数の人間はデビュー作である無罪モラトリアムを支持するのではないかと思いますし、最初に聴くのは無罪であってほしいと思います。無罪を充分に堪能した上で勝訴を聴いた方が100倍楽しめると思います。非常にこだわりを持って作られた楽曲と曲順の構成となっているので、最初はシャッフルリピートでは聴かないでほしいですね。無罪の『正しい街』に始まり、勝訴の『依存症』に終わる聴き方が間違いなくベストです。シングルカットの代表曲よりもオリジナルアルバムに収録されている曲の方が好きになるのが多かったりするので。それは椎名林檎だけに限りませんが。好きな曲はいっぱいありますが、最高傑作となると色々な意見や見解の相違が出て当然だと思ったりもします。大切なことは椎名林檎の音楽を生で聴ける時代に自分が存在できたという一点に尽きるでしょう。エンターテイナーという意味合いにおいては現代版『美空ひばり』と言っても過言ではないと思います。
椎名林檎さんはソロとしても活動をしていますが、2004年から2012年まではロックバンド・東京事変のボーカリストとしても活動をしていました。2009年には平成20年度芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)受賞しています。2017年12月には、東京オリンピックの『4式典総合プランニングチーム』に選出をされました。リオデジャネイロオリンピックの閉会式でも椎名さんは音楽監督を務めていました。
ロックからジャズ、ヒップホップまでどんなジャンルの歌でも歌っています。ギターや鍵盤楽器など演奏をすることができます。作詞作曲も手がけています。カラオケで歌う人も多いです。
椎名さんはたくさんのアーティストに曲を提供しています。そのときは椎名林檎ではなく、シーナ・リンゴとなっていることが多いです。広末涼子さん、ともさかりえさん、TOKIOさん、SMAPさんなどに提供をしています。NHK紅白歌合戦にも出場歴があります。CMやドラマ、映画にタイアップした曲もたくさんあります。「カーネーション」という曲はNHKの朝の連続テレビ小説の主題歌となりました。東京事変でもたくさんタイアップをしています。
ご覧になられてる方は多少はいると思うのですが、とある番組でイチローさんと対談してお話するような回があったのですが、椎名林檎さんのイメージとして音楽とは「機能美」とおっしゃっていたことがとても印象的でした。
椎名さんの曲って曲名自体が独創的であるとあるというか、どこか他のアーティストがつけないような椎名さんの芯が見える曲名ばかりだと思います。カラオケに行っても椎名さんの曲って検索しても大抵は誰とも被りません。やはり音楽を追究された方だから出せる言葉選びなのだと思いました。曲自体も椎名さんらしさがあり、個人的には「人生は夢だらけ」という曲のワンフレーズなのですが、「ほら、酸いも甘いもどっちもおいしいと これが人生 私の人生 ああ 鱈腹味わいたい」というのがとても好きで、私たちの知らない様々な人生経験を椎名さんはされたと思うのですが、その表現も酸いと甘いという言葉で表現されているところに椎名さんの言葉選びの巧みさを感じました。また、この曲は最初の方は低く暗い、ゆっくりなリズムから、この好きなフレーズの後からのサビ部分の一気に優美さが放たれた感じがたまらなく好きです。
まとめとして椎名林檎さんは椎名林檎さん独自の世界観を音楽に詰め込んだ芸術家だと思っています。
椎名林檎の曲は、少しとげのある、切れ味抜群の大人向けのものから、女の子の魅力を最大限に描いたものまで、くるくると曲ごとの印象が変わりつつも、あ、これ林檎さんだとわかるような、林檎節が効いた中毒性のある曲が魅力です。インタビュー記事での、その人の人生の中のBGMであってほしいというコメントを見て感激しました。本当にその通りだと思いました。
例えば疲れきっていてもエネルギーを出して立ち向かわなければならない時、人生で落ち込むことがあったとき、悪い噂ばかりで人間関係で疲れているときなど、その時々で置かれている自分の状況に合った曲があり、つらいけどこういう風でいよう、こんな人でありたい、と思えるような歌詞が心に響いて、明るい気持ちになれます。
誰にでも合う浅い言葉ではなく、椎名林檎独特の言葉の選びがとても好きで、この言葉のチョイスが魅力だと感じている人も多いのではないでしょうか。またコラボした人との相性の良さや、楽曲以外の面でも椎名林檎本人の美しさ、プロモーションビデオやライブのかっこよさなどセンスの塊のように感じられます。
そんな時代を先駆けるカリスマ的な存在の椎名林檎に、同じ女性としてあこがれを抱いている人も多いと思います。
私は幼少期から椎名林檎を聴いて育ってきました。小学校に入りたてくらいの時に爆発的にヒットし、家族が好きだったからです。私が本格的に椎名林檎にふれはじめたのは、中学生の時。東京事変が好きな友達に、私が持っていた「大人」のCDを貸したことがきっかけで自分自身も聴き直すようになったのです。
東京事変としての活動も大好きですが、私は断然椎名林檎としての曲が好きです。大好きな曲がありすぎて、これ!と決めるのが大変難しいですが、おすすめは「ギブス」「旬」「宗教」「ここでキスして」です。特にギブスは、まさに"女"を歌う曲。『明日のことはわからない、昨日のことは忘れちゃおう、そしてぎゅっとしていてね』という歌詞が少し切ないメロディーとマッチして、胸がぎゅっとなります。恋をしていたときの自分が言いたいこと、思っていることをいつでも彼女は歌ってくれます。
彼女も大人になって、曲も歳をとっていく女性の曲になってきていて、特に「人生は夢だらけ」や、トータス松本と歌った「目抜き通り」では昔の椎名とはまた別の大人な女性を描いています。このふたつの曲には、人生を謳歌していこうという印象を感じています。
"女と人生"を歌う椎名林檎。これからも活躍が楽しみです。
待ち望んでいた椎名林檎の2019年時点で最新のアルバム『三毒史』について感想を述べたいと思います。初回限定盤にはアルバムコンセプトの曼陀羅を取り入れたステッカーがついてきます。購入してさっそくパッケージを眺めていると、きれいに5文字にそろった曲名や黒い色調にペガサスをあしらった椎名林檎などが見受けられ、何となくダークで暗い曲が多いのかなと勝手に想像していました。しかし曲を聴いてみると、一曲目の「鶏と蛇と豚」から最後の「あの世の門」までスピーディーでアップテンポな曲が多く、みごとに自分の予想を覆されました。椎名林檎の世界観を伝える文芸的ともいえる詩、そして宮本浩次、櫻井敦司、トータス松本、浮雲といったゲストミュージシャンとの絶妙な掛け合いと、表現者としての魅力が引き出されている見事な出来栄えとなっています。ゲストミュージシャンたちはそれぞれ個性があり、このアルバムの世界観を見事に作り出しています。ここまでアップテンポな曲が多い中、なぜか聴いていて疲れない耳心地のいい曲ばかり。そこに椎名林檎の魅力があるのだと改めて感じさせてくれます。それぞれの曲を聴き返したり、詩を読み返したりしてみると、椎名林檎が以前よりますますアップグレードしているかのように感じます。アルバム付属の写真には中世ヨーロッパの騎士か北欧神話のイメージが載せられていますが、ファイナルファンタジーやドラクエに代表されるRPGの世界を表しているかのようです。今までファンでなかった方々も、ますます装備充実!レベルアップしている椎名林檎「三毒史」をぜひ聴いてみてください。
椎名林檎は1998年にデビューし、今や日本を代表するアーティストとなっている。私はたまたま友人に借りたアルバムで椎名林檎というアーテイストを知り、そこから、これまで椎名林檎の世界観に魅了されている。
椎名林檎の歌はどれもがクオリティーが高く、ロックのみならずジャズ、歌謡曲など様々な歌を歌っている。デビューアルバム「無罪モラトリアム」のシングルカットで「幸福論」、二作目の「勝訴ストリップ」のシングルカット「罪と罰」を最初に聴いた時には衝撃を受け、なぜ、早く椎名林檎の曲を聴いていなかっただろうと後悔したものである。
そこからアルバムを何作も購入し、いろいろな曲を聴きまくった。シングルカットのみならず、アルバムの曲もどれもがクオリティーが高く、どんどん椎名林檎に魅了されていき今現在に至る。
解散したが、椎名林檎が参加している東京事変のアルバムも聴きまくった。東京事変は東京事変でいい曲が満載であるが、どちらかというと椎名林檎としての曲の方が好きである。
椎名林檎は、歌詞のみならず歌声も非常によく、今現在、売れているどのアーティストよりも歌が上手いと私自身は思う。まだ聴けていないが、最近リリースされた「三毒史」にも期待している。これから、じっくりと聴きたいと思う。
これから、椎名林檎がどのような活動をしてくれるのか、楽しみで仕方がない。もちろん歌手としての椎名林檎も注目しているし期待している。
「椎名林檎」と聞くと、ナース姿で窓ガラスを割っているあのシーンが頭に浮かぶ人も多いかもしれません。ナースコスプレで話題になった「本能」を筆頭に「歌舞伎町の女王」「ここでキスして」等、彼女の曲調は攻撃的であったり、ダークなイメージが強いかもしれません。しかし、彼女がメンバーを選りすぐんで結成したバンド「東京事変」では一転、ボーカル、ギター、ピアノ、ドラム、ベース、を最大限に生かした5人でのバンドサウンドにこだわり、「群青日和」「透明人間」「閃光少女」等、キャッチーな曲調且つ、椎名林檎の独創的な詩が相まって、ソロの時とはまた違った魅力があります。
残念ながら、「東京事変」は解散してしまいましたが、その後も「椎名林檎」のソロ活動は続いています。ジャンルに囚われない彼女の作曲スタイルからは、ポップス、ロック、に限らずジャズ、ファンク、クラシックを基調とした曲も作り出されています。楽曲提供にも積極的な彼女は「TOKIO」「ともさかりえ」「栗山千明」と、多方面のアーティストに楽曲提供を行っています。それぞれの個性を存分に引き出しながらも、彼女自身の世界観も取り入れられた曲達はそれぞれが唯一無二の曲といえるでしょう。どの様な形であっても彼女が作り出した曲にはいつも驚きと発見があります。「椎名林檎」の新曲が発表されると、聴く前からいつもワクワクが止まりません。
林檎の曲を初めて聴いたのは『ギブス』が流行っている頃でした。アルバムでいうと『勝訴ストリップ』が出た頃ですね。彼女自身がリスペクトしているようにニルヴァーナの傑作である『ネバーマインド』と『インユーテロ』のように、林檎の場合も1stの『無罪モラトリアム』と2ndの『勝訴ストリップ』が間違いなく最高傑作だと僕も思います。簡単に言えば、この二枚のアルバムを聴き込めば十分だと言えます。曲なら最近、よく弾き語りをする人の多い『丸の内サディスティック』が有名ですが、個人的にはシングル盤の『幸福論』が好きですね。ちょうど同じ頃に宇多田ヒカルがデビューしたけど、当時はまだ良さがほとんどわからなかったです。全く違う個性を持つ二人の天才が同時期に存在するって凄いことだと思います。林檎に話を戻すと、キャッチ―な売れ線を並べた『無罪モラトリアム』に対して、自分の音楽的趣味を大きく反映した『勝訴ストリップ』。その辺もニルヴァーナと見事に重なります。『勝訴ストリップ』の二曲目の『浴室』という曲があまりにもセンセーショナルな内容なので、あの曲に関しては僕は何も言えないくらいに理想の音楽です。三時間ずっとリピートして聴き続けても全く飽きないくらいに好きですね。兎にも角にも、椎名林檎という昭和歌謡から生まれた事件があったことを忘れないで戴きたいと思います。
中学生の時に初めて聞いた椎名林檎。「正しい街」や「歌舞伎町の女王」など、彼女の独特の世界観と音楽にはまりました。ファンになってもう20年たちますが、今でも彼女のスタイルは私の憧れです。
時期によって椎名林檎の作った曲はテイストががらっと変わるところも大好きです。大人になってから作る曲も、ベースラインやピアノの入り方が昔の椎名林檎を思い出したりします。歌い方や曲調も彼女らしくて大好きなのですが、歌詞も考えさせられるメッセージが込められていてはっと気づかされる事が多いです。
最近仕事でうまくいかない時に、トータス松本とコラボした「目抜き通り」を聞いて、とても勇気づけられました。ほかにも色んなアーティストとコラボしていて、彼女がどんどんアーティストとして輝いていくのが嬉しく思い、また期待が高まるばかりです。
東京五輪でも、開会式を椎名林檎がプロデュースするので本当に楽しみです。彼女がテレビで「日本の技術は本当に素晴らしいので、それを世界に知っていただきたい。」と仰っていたのを聞いて、本当にその通りだな。と感じました。そして、その役割を一つ一つ丁寧に達成していく椎名林檎が大好きですし、尊敬しています。初めて聞かれる方は是非、はじめの頃の曲も聞いてほしいです。尖っていたころの椎名林檎が、丸みを帯びていく様子を感じてほしいです。