唯一無二の存在、椎名林檎の魅力
ナース姿でガラスを蹴り破る人。
初期の椎名林檎のイメージは?と聞かれたらこの回答をする人が多いと思う。
本能、この曲こそがPVで先程書いたようにナース姿でガラスを殴ったり蹴ったりしていた曲で一気に椎名林檎の知名度を上げた曲である。
当時このPVで衝撃を受けた人が多かったのではないだろうか。
この頃の曲は椎名林檎の初期とも言える時期で、難しい文字表記を用いて恋愛ソングはこの人病んでるのかな?と思わせるような少し重い曲が中心だったように思う。
当時はあまりテレビに出ることも無く、イメージだけの存在だったので椎名林檎=ちょっとヤバイ人。
という印象を抱いている人が多かったと思われる。
そしてそこからの結婚。出産。そして東京事変の結成。
様々な変化があったのちに椎名林檎は再びソロ活動を再開する。
再開後は初期の頃と比べて、過激な病んでいるような歌詞もなく大衆的とでも言えばいいのだろうか、聞きやすい曲が増えてきたようなイメージがある。
NHKの朝ドラの主題歌・ワールドカップのメインテーマにも起用された。
正直初期の頃の椎名林檎を知っている人にとっては驚きに連続だった。
この頃から紅白歌合戦に出場するようになったり、また最近ではオリンピックの開会式の演出を務めるようにもなっている。
初期の頃の椎名林檎しか知らない人、最近の椎名林檎しか知らない人。
こんな曲も歌っていたのか…と初めて知る魅力が沢山あるのでどちらかに当てはまる人はぜひ知らない方の楽曲を聴いてもらいたい。