至高の林檎さん
私が彼女の曲を聴き始めたのはデビューしてすでに何年も経った2009年、林檎さんの代表曲である’丸の内サディスティック’を聞いてからでした。軽快なメロディーに乗った彼女の歌声に魅せられた私は当時、歌詞の内容も理解できないにも関わらずipodでリピートしていました。そしてある日歌詞の内容について書かれた記事を目にした私は驚きました。一見狂気に満ちていて攻撃的なあの曲はラブソングだったのです。林檎さんが心から尊敬して止まないギタリストの浅井健一さん愛用の”グレッチ”で殴られたい、”ベンジー”という浅井さんのニックネームが登場するその隠れたメッセージ性、深い詩的センスに深く感銘を受けてからはずっと林檎さんの虜です。曲を作成してからまず英語で曲に音をはめて、そこから歌詞を日本語に作り変えるという技法を使われるほど音にこだわりを持って作られたものを私たちに提供してくれています。そして様々なアーティストの方に楽曲提供されていて、林檎さんの世界観が他のアーティストさん目線で聞けるのはファンにはありがたいですし、提供された楽曲を自ら歌ったアルバムも発売されてまうす。大好きです。ぜひデビューシングルから、東京事変まで幅広く聞いていただきたいです。