大石蔵人(ひぐらしのなく頃に)とは【徹底解説・考察まとめ】

大石蔵人(おおいし くらうど)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、定年退職を間近に控えた興宮署の刑事。雛見沢で毎年起きている連続怪死事件を追いかけており、綿流しの祭りが近づくと頻繁に雛見沢を訪れるようになる。最初の連続怪死殺人事件の犠牲者となったのが、ダムの現場監督であり、大石が「おやっさん」と呼んで慕っていた男であるため、捜査に執着する要因となっている。強い正義感の持ち主だが、定年退職を間近に控えており、刑事でいられる内に真相を突き止めようと強引な捜査手法を用いることがある。​​

「綿流し編」では、綿流しの日に鷹野と富竹が禁断の地である祭具殿に侵入しようとする。そこを圭一と村の有力者・園崎家の娘である園崎詩音(そのざき しおん)が目撃し、鷹野に誘われる形で2人も祭具殿に入り込んでしまう。その後、祭具殿に侵入した鷹野と富竹の怪死事件と詩音の失踪が相次いで発生。これを今年の「オヤシロ様の祟り」だと踏んだ大石は雛見沢村に乗り込み、富竹たちと共に祭具殿に侵入した圭一に接触する。他の3人が事件に巻き込まれたのに圭一だけが無事であることを訝しみ、彼が今回の事件に、さらにはオヤシロさまの祟りにも関わっているのではと推測する。圭一に情報を教え泳がせる。だが詩音は失踪しておらず、詩音が祭具殿に侵入したことを魅音と園崎家の頭首であるお魎(おりょう)に知られてしまったことから、詩音は魅音、お魎、村長の公由喜一郎(きみよし きいちろう)、を殺害するという連続怪死事件を起こしていたのだ。そして最後に圭一も詩音に殺害されてしまい、大石は祟りの犯人を特定することはできずに終わる。

祟殺し編・皆殺し編

圭一の生意気な態度に大石は力いっぱい圭一の肩を握る大石

「祟殺し編」、「皆殺し編」では、北条沙都子(ほうじょう さとこ)の叔父である北条鉄平(ほうじょう てっぺい)が雛見沢に来て、沙都子と一緒に住み始めるが鉄平は沙都子に虐待をしていた。
沙都子が風邪を長引かせて学校を休んでいた時、大石は雛見沢分校に現れ圭一に「北条沙都子さんを呼んできてほしい」と言う。大石の威圧的な雰囲気に「職員室にでも行って聞けばいいじゃないですか」と反発する。圭一の生意気な態度に大石は力いっぱい圭一の肩を握る。だががそこへ診療所の医師である入江京介(いりえ きょうすけ)が割って入ってきて「用があるなら令状をお持ちください」といわれ大石はやむなく退散する。大石は捜査の邪魔をするものには容赦無く暴力も振るう攻撃的な一面もあるのだ。
沙都子を鉄平から救うため、鉄平を殺害することを決意した圭一は、綿流しの日に鉄平を呼び出し殺害し、死体を鬼が淵沼の辺りに埋めた。だが翌日、鉄平は家にいることを沙都子から聞き、急いで死体の確認をしに行き掘り起こす。そこへ大石と数人の部下がやって来るが掘ることを続けさせる。穴掘りに疲れた圭一に大石は泥水をかけて、「若い人は根性がありませんね。我々の時代は鉄拳制裁が当たり前でしたが」と脅す。疲れ切った圭一に代わり、刑事が穴掘りを続行するが出てきたのは古い配管であった。さすがにこれ以上深く掘ったとは思えないと大石たちは諦めて引き上げた。
「皆殺し編」では、綿流しの晩、富竹と鷹野の死体も発見されるが、大石は鷹野の死亡推定時刻が合わないことに気付き、梨花に雛見沢怪死事件は実は鷹野が仕組んだ殺人事件ではないかということを語る。その後、大石は梨花から電話を受け、自分を殺すという匿名の電話があったといわれ、警官を行かせ、自身も鷹野の死体の捜査から戻ったら、すぐに駆け付けると約束する。大石は捜査中に怪しい作業員を見つけ声をかけるが、その作業員は陸上自衛隊の特務部隊の山狗であり、大石は射殺されてしまった。

祟騙し編・祟明し編

雛見沢症候群の末期症状を発症し、思考が錯乱している大石

かつて梨花が繰り返される惨劇を完全に回避した先の世界で、梨花に一緒に聖ルチーア学園へ行かないかと誘われ入学するが、勉強嫌いの沙都子は周りについていけず落ちこぼれていく。そんな中梨花は学園に溶け込み楽しそうに生活をしており、沙都子は「自分を見捨てた」と梨花を憎むようになる。そんな時にエウアという超常の存在と出会い、“過去へ移動して時を繰り返す力”を与えられた沙都子は、梨花と永遠に雛見沢で暮らすために、彼女の「村の外への憧れ」を根こそぎ奪うことを目的として、時間をループしながら様々な事件を起こしていく。
「祟殺し編」では沙都子が鉄平に虐待をされていたが、この世界では鉄平と住むことも虐待をされることもなかった。だが、沙都子は鉄平を利用しまた虐待を受けているという状況を作り出し、梨花の心を折るという企みをしていたことが「祟明し編」で明らかとなった。今まで鉄平は沙都子を強制的に自分の家に住まわせたが、今回は沙都子が自分の意思で鉄平と同居したうえで、周りには自分が虐待されていると嘘をついている。沙都子から「村中の人たちからいじめられている」と伝えられた鉄平は、自分1人だけでは守りきれないと考え、刑事である大石に相談する。大石は北条家に上がり沙都子たちの相談を聞き、家の中に虐待の痕跡がまったくなかったことから彼女たちの話を信じ、力になると約束する。沙都子は鉄平が大石を連れてきたことに驚いたが、大石のことも利用しようと沙都子は2人のお茶に睡眠薬を盛る。そして彼らが眠りについた後、雛見沢症候群の症状を促進する“H173”を大石に投与するのだった。薬を投与された大石は雛見沢症候群を発症していき思考が錯乱し、村人から警戒されている鉄平を自分が追っているバラバラ殺人の解決のために利用しようと、今年のオヤシロ様の祟りの標的にすることを思いつく。大石は村人に北条家から怒鳴り声が聞こえたと吹き込んだり、村で大切にされているお地蔵様の社を破壊し、鉄平の仕業だと罪をなすりつけ鉄平への警戒心を煽る。そして村人たちの仕業と見せかけ、北条家の周辺に生ゴミを撒き散らし、鉄平たちを追い込む。
2年目のオヤシロ様の祟りで沙都子の両親が死に、4年目は沙都子の叔母が殺害され、兄である北条悟史(ほうじょう さとし)が失踪したことから、オヤシロさまの祟りとは「祟りに見せかけて村の邪魔者を排除する」行為で、今回も過去の軋轢から村八分を受けている北条家が狙われる可能性が高いと大石は考えていた。そして、祟りの犯人は村の有力者である園崎家の人間だと睨んでおり、悪さをしている鉄平を園崎家が始末しようとするところを押さえ、今までの祟りについても明らかにしようと考える。
綿流しの日、沙都子はもう用済みとなった鉄平を拳銃で撃ち、バットで撲殺した後、綿流しの祭りに参加する。オヤシロ様の祟りとして鉄平を狙う犯人を捕まえようと、北条家の辺りで待機していると、沙都子が圭一を連れて北条家に入っていくのを目撃する。鉄平の死体を目にし混乱している圭一の背後から沙都子はバットで殴って昏倒させる。圭一と鉄平が殺し合ったことにし、沙都子は玄関で泣き叫ぶ。それを聞き大石が駆けつけ、2人の死体を見て絶句する。そんな大石に沙都子はオヤシロ様の祟りの犯人は古手神社の一人娘である古手梨花(ふるで りか)だと吹き込む。それを聞いた大石は雛見沢症候群の末期症状を発症し、一目散に綿流しの会場にいる梨花の元へと向かう。会場に着き、やっと犯人が分かったと拳銃を乱射する。この世界は惨劇もなくうまくいったと思っていた梨花だったが、惨劇を繰り広げる大石の姿を見て絶望してしまう。そんな梨花の頭を掴み、祟りの真相を話せと叫ぶが何も言わない梨花に激怒し、梨花の頭を北条家から持ってきたバットで何度も殴打する。そこへ沙都子が現れ「まだ終わってなかったのか」と呆れながら言う。その様子から犯人は沙都子だったのかと大石は拳銃を向けるが沙都子が持っている拳銃で撃ち殺された。大石は沙都子に利用され、結局おやっさんの仇を討てずに終わってしまった。

大石蔵人の関連人物・キャラクター

前原圭一(まえばら けいいち)

『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、シリーズ通しての主人公であり、昭和58年5月に東京から雛見沢に引っ越してきた中学2年生の少年である。直情的な熱血漢である反面、デリカシーがなく無神経だったり女心に鈍感なところがある。明るく気さくな性格であり、転校して来てすぐに同じクラスのレナや魅音といった複数の友人を作った。 都会にいた頃から学業に優れ、優秀な知力を持ち「口先の魔術師」と呼ばれる程非常に口が達者。
引っ越してきたばかりで、雛見沢の歴史やオヤシロ様の祟りをよく知らない圭一に大石は様々な情報を吹き込み、自分の捜査のために都合よく動かそうと画策する。「鬼隠し編」では疑心暗鬼を起こしレナと魅音を殺害した後、首を掻き毟り自殺してしまう。

竜宮レナ(りゅうぐう れな)

献身的な性格で、「かぁいい」ものに目がなく、見つけると手当たり次第自宅に「お持ち帰り」してしまう癖がある。普段の雰囲気は優しい女の子だが、洞察力の鋭さや身体能力の高さで右に出るものはいない。圭一とクラスメイトであり、同じ学年である。
定年間近でバラバラ殺人事件の解決を急ぐ大石は、手がかりになる情報には真偽を問わずすぐ飛びつく癖があり、レナの持っていた雛見沢症候群についてのノートの内容やレナの妄言にも踊らされることとなった。

園崎魅音(そのざき みおん)

御三家筆頭で、雛見沢を支配している園崎家頭首の園崎お魎の孫で次期頭首。圭一の一つ上の学年である。学校ではクラスの委員長、部活では部長を勤めている。
大石は雛見沢村で起き続ける一連の事件の裏に園崎家がいると見ており、園崎家とは常に対立関係にある。魅音のことも“犯人の一味”と考えており、漠然と怪しまれていることを察している彼女からはいい顔をされていない。

北条沙都子(ほうじょう さとこ)

圭一の下級生で、雛見沢随一のトラップの名手。お嬢様口調で話している。生意気な面もあるがまだ幼く、からかわれ泣いてしまうこともある。
かつて梨花が繰り返される惨劇を完全に回避した先の世界で、梨花に一緒に聖ルチーア学園へ行かないかと誘われ入学するが、勉強嫌いの沙都子は周りについていけず落ちこぼれていく。そんな中梨花は学園に溶け込み楽しそうに生活をしており、沙都子は「自分を見捨てた」と梨花を憎むようになる。
そんな時に繰り返す者の力をエウアという女に与えられ、梨花を雛見沢から離れないようにループを始める。そのある世界で大石は雛見沢症候群を発症させる薬品「H173」を投与され、沙都子の陰謀に利用される。

古手梨花(ふるで りか)

古手神社の巫女。オヤシロ様である羽入の存在を認識し、意思疎通の出来る唯一の人間である。自分のことを「ボク」と呼び、言葉数は少ないが「み~」「にぱ~☆」などの口癖をもつ。沙都子と同じく、圭一の下級生である。雛見沢村で崇拝されているオヤシロ様である羽入(はにゅう)に、時空を超えて過去に時間を撒き戻す能力を与えられ、昭和58年6月に起こる惨劇を回避するため、死んではループを繰り返している。
雛見沢症候群を発症した大石は、沙都子に祟りの黒幕は梨花であると吹き込まれ、梨花をバットで撲殺する。

熊谷 勝也(くまがい かつや)

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