Go！プリンセスプリキュア（ゴープリ・Goプリ）のネタバレ解説・考察まとめ
「Go！プリンセスプリキュア」とは東堂いづみ原作、東映アニメーション製作で、プリキュアシリーズ第12作目の作品。プリンセスになる事を夢見る主人公「春野はるか」は全寮制の学校ノーブル学園に入学する。そこで妖精のパフとアロマに出会い「キュアフローラ」に変身し、闇の勢力「ディスダーク」から皆の夢を守るため戦い始めるのだった。
CV：沢城みゆき
ディスピアの娘と称する少女。
「気高く、尊く、麗しく」を信条にしている。
自分自身をプリンセスと呼び、プリキュアを偽のプリンセスと呼んだ。
高い戦闘能力を持ち、三人のプリキュアを一人で相手にしていた。
バイオリンをよく弾いており、冷たい音色であったがはるかが聞き惚れ、戯れにはるかにバイオリンを教えた。
冷酷でプライドの高い性格であり、追い詰められると感情的になる。
ディスピアから授かったブラックキーと、自身が手に入れたロストパフュームによって「ブラックプリンセス」に変身した。
しかしトワだった頃の思い出であるカナタのバイオリンと、フローラの説得により記憶を取り戻した。
そして「プリキュア・トリニティ・エクスプロジオン」で浄化され洗脳から開放され、本来のトワの姿に戻った。
ブラックプリンセス。
クローズ
CV：真殿光昭
三銃士の一人。
短気で乱暴な性格で、プリンセスなプリキュアたちと絡むとその凶暴さが浮き彫りになる。
初期の頃は感情が表に出てコミカルな姿が見られたが、一度敗北してから復活した後はギャグパートは殆どなくなった。
38話で一度だけ人間の少年の姿に変身し、「黒須（くろす）」と名乗りノーブル学園に潜入したこともある。
喜怒哀楽の豊かで賑やかな気の良い少年であったが、勿論演技だった。
初期の頃は感情的で演技なんて出来そうにない性格であったが、復活後からはそういった事も器用にこなす様になる。
プリキュアに連続で敗北し、最後のチャンスとして強化形態に変化してキュアフローラと戦った。
一人目のプリキュアがフローラで、フローラと一番最初に戦ったのがクローズだったため因縁の2人である。
そのためフローラに対して執着心がある。
プリキュアを追い詰め圧倒するが、「プリキュア・トリニティ・リュミエール」破れ倒された。
その後、ディスピアの能力で復活し、回復中はカラスの姿をしていたが、ロックのエナジーを吸収し完全復活した。
「絶望の種」からストップとフリーズを生み出し、自身の部下にしディスダークナンバー2になった。
この頃から同僚だったシャットと確執が生まれ、仲間意識があったかどうかは定かでは無いが、少なくとも口喧嘩をするような気軽な間であったシャットを見下すようになる。
絶望の種を人間界に蒔き、はるかの絶望で種を成長させ、夢ヶ浜に絶望の森を作った。
しかし「プリキュア・グラン・プランタン」を受け撤退。
最終戦前にディスピアの力になるため吸収されるが、クローズ本人は喜んでいた。
50話にて、プリキュアに敗れたディスピアは、ディスピアの一部になっていたクローズに全ての力を託した。
ディスピアの力を受け継いだクローズは、キュアフローラと決着をつけるために攻撃を仕掛ける。
フローラは夢と絶望は対の存在で、夢があれば必ず絶望が存在すると悟り、絶望の存在を認め受け入れた。
それを聞いたクローズは戦う事を止め、「いつかまた現れる」と言い残しどこかへ消えていった。
つまり、プリキュアとディスダークの長きにわたる戦いと言うのは、夢だけを支持していたプリキュアと絶望だけを支持していたディスダークが、お互いの事を相容れない存在であると否定しあう戦いであった。
夢と絶望は表裏一体で、どちらかをなくせば良いという単純な解決はなかったのだ。
ラスボスはディスピアではなく、クローズだった。
シャット
CV：日野聡
三銃士の一人。
ナルシストな美青年で、美しいものを好む一方、暑苦しい夢や情熱を毛嫌いしている。
クローズやクロロとは同僚であるが、クロロとクローズはそれぞれ一時期でもリーダー的存在になった事がある一方、シャットは一度もリーダー格になることはなく、2人からはそれぞれ部下扱いされ確執が生まれていた。
しかし2人が居なくなるとシャットは寂しそうにしていた。
冷酷で冷たいトワイライトの美しさに惚れ、頬を赤めデレデレし、完全に心酔しきっていた。
トワイライトの方はその姿に呆れていたが、部下としてシャットを使っていた。
トワに戻ってしまった後は狼狽し、愛憎からスカーレットを「裏切り者」と罵り、強く敵視するようになった。
しかしスカーレットに変身したトワの事も美しいと感じおり、トワという存在そのものに惹かれていた模様。
ミス・シャムールとも敵ながら交流があり、ミス・シャムールの美しさに対する価値観に共感していた。
シャットはへこんでいた時にミス・シャムールからメイクを施され大喜びしたり、ミス・シャムールからマフラーを貰ったりしていた。
トワとミス・シャムールはシャットの後々の行動に影響する人物であった。
ちなみにミス・シャムールとクロロとシャットは「猫」という共通点がある。
クロロとシャットという未熟な猫2人にとって、ミス・シャムールは導き手である大人で、尚且つ師匠のような存在だったのかもしれない（シャットの最終形態は猫のような姿であった）。
プリキュアに敗北し続け、ロックやクローズのように見せ場の無かったシャットはディスピアに「失敗作」と呼ばれ、最後のチャンスを貰うも失敗してしまう。
帰る場所を失ったシャットは自暴自棄になり、最終形態になってプリキュアを襲撃するが、やはり敗北。
トワが改心するよう救いの手を差し伸べるが拒み、ミス・シャムールから貰ったマフラーを持ちどこかへ消えていった。
最終戦ではプリキュアに助力し、ロックをディスピアの洗脳から解く。
最終回では人間界に留まることを選び、ロックをマフラーにして一緒に暮らしている。
OPカットでスカーレットと戦っているように見えるカットがあるが、実は両者とも同じ方向を向いていて「共闘」とも取れ、最終的にプリキュアの味方になる事が示唆されていた…という見方もある。
最終回で登場したシャット。メイクはミス・シャムールに教わったものに変え、首元にはロックが居る。
ロック
CV：甲斐田ゆき
三銃士の一人。
小柄な少年であるが途中から青年の姿になる。
いつもフードを被っている。
実はこのフードの方が本体の「ロック」で、体の方は妖精の「クロロ」であった。
ロックがクロロに憑依し、体を乗っ取って操っていたのだ。
協調性にかけた生意気な性格で、人々を絶望の檻に閉じ込めたりプリキュアとの戦いを面白がっている。
同僚のシャットとクローズには冷たく、クローズが居なくなっても動じなかった。
トワイライトには忠実に従うフリをしていたが、彼女が居なくなると自分がディスダークでナンバーワンだと豪語しはじめた。
トワイライトだったトワに対しても態度を変え、辛辣な言葉を浴びせる。
ディスピアに対しても忠誠心は無く、ディスピアの不在を良い事に自分がリーダーになり、そのまま自分がディスダークの支配者になろうとしていた。
そのため、一度森へ帰ったディスピア復活のために集めていた絶望のエナジーを自分の為に使い、ホープキングダム城をゼツボーグ化させた。
やりたい放題であったロックだったが、「プリキュア・エクラ・エスポワール」に破れ、ロックが取り憑いていたクロロは開放される。
最終戦では、ディスピアに操られ自我の無い状態で登場しプリキュアと戦うが、シャットによって自我を取り戻す。
その後ディスピアを倒す目的で、元憑依先のクロロに力を貸した。
最終回ではシャットのマフラーになって一緒に暮らしている。
本体はフードの方。
ストップとフリーズ
CV：井澤詩織（ストップ）、伊東みやこ（フリーズ）
クローズが「絶望の種」から生み出した双子。
人間味のない機械的でカタコトのような喋り方をしているが、割と陽気な性格。
クローズに対して忠実で、シャットの事は無視する。
着実に絶望の種を成長させることを目的とし、プリキュアとの勝敗は気にしない。
ディスピアが本来の姿に戻ると、ディスピアのイバラと同化した。
キメポーズが毎回変わり、コミカルで可愛らしい。
ゼツボーグ
CV：中務貴幸
ディスダークが使役する怪物。
南京錠が本体で、対象人物を絶望の檻に閉じ込める。
そして対象人物が持つ夢の力を絶望に変化させ、怪物・ゼツボーグになる。
対象人物の夢の力が強ければ強いほど、強いゼツボーグになる。
対象が夢さえ持っていれば人間でなくても大丈夫な模様。
プリキュアによって浄化されると「ドリーミング…」と言い消えていく。
メツボーグ
CV：中務貴幸
40話から登場の、ゼツボーグの上位版敵な存在。
ディスピアが生み出す怪物。
先代のプリンセスプリキュア
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目次 - Contents
- 『Go！プリンセスプリキュア』の概要
- 世界観
- 主人公達の住む場所
- ホープキングダムとは
- ディスダークとは
- プリキュアについて
- 『Go！プリンセスプリキュア』のあらすじ・ストーリー
- キュアフローラの誕生
- キュアマーメイドの誕生
- キュアトゥインクルの誕生
- 3人になったプリンセスプリキュア
- トワイライト登場～キュアスカーレット誕生
- vsロック
- クローズ復活
- 記憶をなくしたカナタ
- はるか達それぞれの夢について
- 最終戦
- フローラとクローズ
- その後のはるか達
- 春野 はるか（はるの はるか）
- キュアフローラ
- 海藤 みなみ（かいどう みなみ）
- キュアマーメイド
- 天ノ川 きらら（あまのがわ きらら）
- キュアトゥインクル
- 紅城 トワ（あかぎ トワ）
- キュアスカーレット
- プリンス・ホープ・グランド・カナタ
- 七瀬 ゆい（ななせ ゆい）
- 妖精
- パフ
- アロマ
- ミス・シャムール
- クロロ
- ディスダーク
- ディスピア
- トワイライト
- クローズ
- シャット
- ロック
- ストップとフリーズ
- ゼツボーグ
- メツボーグ
- 先代のプリンセスプリキュア
- チエリ
- ユラ
- セイ
- 私立ノーブル学園
- 藍原 ゆうき（あいはら ゆうき）
- 白金（しろがね）
- 望月 ゆめ（もちづき ゆめ）
- その他
- 春野 ももか（はるの ももか）
- 北風 あすか（きたかぜ あすか）
- ティナ
- 天ノ川 ステラ（あまのがわ ステラ）
- 錦戸（にしきど）
- プリキュアの設定
- 合体技
- モードエレガント・ドレスアッププレミアム
- モードエレガント・ロイヤル
- グランプリンセス
- プリキュアのアイテム
- プリンセスパフューム
- ロストパフューム
- ドレスアップキー
- ブラックキー
- クリスタルプリンセスロッド
- スカーレットバイオリン
- プリンセスパレス
- 作中用語
- 花のプリンセス
- マーブルドーナツ
- プリンセスレッスン
- プリンセスレッスンパッド
- グランプリンセス
- ホープキングダム城
- ホープキングダムの古城
- 絶望の森（ぜつぼうのもり）
- 絶望の種（ぜつぼうのたね）
- 絶望の檻
- 『Go！プリンセスプリキュア』の名シーン・名場面
- 11話 キュアフローラvsクローズ
- 21話 洗脳が解け元に戻ったトワ
- 26話 セミのゼツボーグ
- 29話 先代のプリンセスプリキュア
- 50話 それぞれの夢のためにお別れ
- 『Go！プリンセスプリキュア』の主題歌
- オープニングテーマ「Miracle Go！プリンセスプリキュア」
- エンディングテーマ「ドリーミング☆プリンセスプリキュア」（1～25話）
- エンディングテーマ「夢は未来への道」（26～50話）
- DVD・Blu-ray
- 映画
- 映画 Go！プリンセスプリキュア Go！Go！！豪華3本立て！！！
- クロスオーバー映画
- 公式HP