逆転裁判2（逆裁2）のネタバレ解説・考察まとめ

19歳。白装束と、首から下げた勾玉。頭の上にはお団子を結んでいる。（ちょんまげと言われるときもある）
倉院流霊媒堂の家元の娘であり次期家元候補で、そのことが今回事件に関わることがある。
前回よりも霊力は上がっているらしく、以前は無意識で呼んでいた姉であり成歩堂の師匠である綾里千尋を、今回は意識することで呼ぶことができるようになった。
前回は、霊媒し見習いや修行中と言っていたが今回は「霊媒師」と名乗っていて、霊媒を希望するお客さんもいるようだ。

綾里春美（あやさとはるみ）

8歳。真宵と々白装束に身を包んでいる。やや茶がかった髪を頭の上で2つにまとめている。
真宵のいとこであり、霊媒師の見習い。家族は母のみ。
家元候補の真宵の次の家元候補である。しかし本人はその気は全くなく、真宵を尊敬しているし姉のように慕っている。
真宵がいないときは春美がサポーターになり、千尋を霊媒する事もできる。また、真宵からもらった勾玉に霊力を入れ、心の鍵（サイコ・ロック）を見ることができるようになった。
霊媒師としての力は真宵クラスの力を持っているが、倉院の里をあまり出たことがないので世の中のことに少し疎く、なぜか成歩堂と真宵を「恋人同士」だと誤解をしていて、真宵以外の女性と成歩堂が話しているところを見るとビンタを張られることもある。
裁縫は得意だが、図画工作はいっさいだめ。

狩魔冥（かるまめい） 声：諏訪部ゆかり

18歳。ショートボブの髪型でシルバーグレーの髪の色。左目の端に泣き黒子。派手なブラウスにミニスカート。父親と同じ水色のブローチをしている。
検事であり、父は狩魔豪。同門下には御剣怜侍がいる。
13歳の時アメリカで検事になり、それから裁判では負けたことがない。法廷スタイルは父によく似ていて、「カンペキな勝利」を実行し続けている。
鞭がトレードマークで、裁判中だろうとなんだろうと自分が気に入らなければそれを振り回している。被害に遭うのは裁判中では主に成歩堂や裁判長であり、探偵パートでは糸鋸も主に被害を受けている。

2話にて裁判長に霊媒の事実を認識させるために、留置場で千尋を霊媒した真宵と面会しているときの写真をみせて霊媒の事実を強引に認識させるという、強引な方法をとる。
4話では日本で一番優秀であるがゆえに、虎狼死家佐々衛門から肩を銃で撃たれ負傷し、その法廷を御剣怜侍に担当を譲らざるえなかった。成歩堂は後に彼女の見舞いに花を手に病院を訪れているが、素直に「ありがとう」とは言えず、その代わりに虎狼死家のアジトから重要な証拠品を提出している。
天才を自称をしてプライドも高いが、実は伝説と呼ばれている父と自分よりも遙かに優秀な御剣に対し、コンプレックスを持っている。

糸鋸圭介（いとのこぎりけいすけ）

31歳。外見は1とほとんど変わらず。深い緑のコートを着ている。
所轄所の刑事。事件では初動捜査を担当する。
御剣が上司の時よりも、冥が上司の方がやりにくいらしく、成歩堂と話しているだけで「敵に塩を送っている」と一時はクビを言い渡された。冥には全く信用されないようで、発信器をコートに着けられている。
人は決して悪くはないが、不器用なところがあり誤認逮捕も多い。そのたびに「給与査定にあっと驚くようなドラマ」が生まれている。
だが人望は厚く、須々木マコのような新人警官にはすごく慕われている。

御剣怜侍（みつるぎれいじ） 声：岩元辰朗

25歳。ワインレッドのスーツとボリュームのあるクラバットを身につけている。
検事であるが、前回の「蘇る逆転」より一枚の「検事・御剣は死を選ぶ」というメモを残して失踪していた。

今回は冥が事情で出られないときに代わりで検事の席に立つことになる。
1のときのトゲトゲした感じはやや無くなっている。真宵が誘拐されたと聞いたときには親身になって心配しているような、人間らしい一面も見えるようになる。また、1にあった「すべての被告人を有罪にする」という考え方は変わっており、あくまで真実を明らかにするという姿勢に変わっている。
4話の最初の法廷は担当検事が狩魔冥だったが、彼女が銃で肩を負傷し彼女の代わりに法廷に立つことになった。
この国にいなかったため、トノサマンも見ていなかったらしいので「トノサマン・丙」の王都楼を見て苦々しい印象を持っている。王都楼のキャッチフレーズが「春風のようにサワヤカなアイツ」だと知り「春風のどこが爽やかなものか」と言う発言があるため、おそらく花粉症だと成歩堂に予想された。

虎狼死家佐々衛門（ころしやさざえもん）

4話で出てくるプロの殺し屋。
100年続く老舗の殺し屋であり、警察が長らく追いかけている人物である。
「虎狼死家」というのは屋号であり、現在は3代目である。4代目がなかなか見つからないと言われ、成歩堂に誘いをかけているところもある。
重要視しているのは依頼人との信頼関係であり、殺しをしたとき依頼人に疑いがかからないようにサザエのカードを部屋に置いていく。それはいわゆる名刺みたいなものである。
殺人において標的の私物を盗んだり、それにまつわる人を誘拐、殺人をしてもかまわないと思っている。
依頼人も虎狼死家を信頼していることが前提なので、もしそれが裏切られ違反した場合、その依頼人が次のターゲットになる。
依頼方法は、手紙、電話をして直接依頼主に会うこともあるが、会いたくなければそれでも良いと思っている。最近ではパソコンの電子メールでも受付可能。

『逆転裁判2』のゲームシステム

本作は「探偵パート」「法廷パート」に分けられる。（1話を除く）探偵パートで手に入れた証言、証拠品を元に法廷パートで証人の嘘やムジュンを暴いていく。

探偵パート

調べる

目の前の部屋、場所を調べることができる。場所によっては右、左に分けられているときがある。そのときは切り替えが可能。
一部、糸鋸から電波探知機を受け取ると、電波のでているところがわかる。

話す

目の前にいる人物に話す。話しているうちに新しい証言が出てきたり、証拠品を手に入れることもある。話しているうちに成歩堂では足りないところをパートナーが聞いてくれることもある。
無駄な余談が重要なところがあることもあるため、いろんなことを聞いていた方がいい。