真・三國無双シリーズの武将キャラクターまとめ【武器・衣装も紹介！】

魏の歴戦の名将。元は文官だったが、司馬懿に才能を見出されて、軍機にあずかった。地図を見るのが趣味で、地形を活かした戦法が得意。対蜀戦で活躍する。

武勲を争うライバルである鍾会とは対照的に、まさに野戦の指揮官を思わせる無骨な風貌と性格。元文官とは思えないほどのマッチョな体の持ち主。戦闘では大きな得物と関節技を駆使して戦う。『6』から登場したが、公開当初はファンから見た目がスネーク(MGS)だのジェクト(FF10)だのと言われていた。逞しい太腿と無双乱舞時の台詞「爆破だ！」が印象的。

正史においては、多くの史料で、知略と武勇に優れたとても優秀な人物だったと記述されている。中でも最大の功績は鍾会と共に蜀を平定した事であり、彼はこの時の功績で二万戸の加増を得ている。そして次に屯田制と運河開通への貢献が挙げられる。彼はその地図作成能力を買われ、全国各地へ派遣されその地図を作成した。それを元に「済河論」を著し水害対策と食料備蓄の両方を達成したのである。

王元姫（オウゲンキ）

得意武器：鏢（ヒョウ）
声：伊藤かな恵
一人称：私
身長：160cm
通り名：活眼の美姫

『真・三國無双6』より参戦

魏の重臣・王粛の娘。幼い頃から賢く、胆力があり「男なりせば」と周囲から嘆息された。礼儀正しく、弱者にも優しいが、身内と判断した人間には遠慮なく本音を語る。

礼儀を重んじる聡明な性格で、目下の者や弱者への思いやりも欠かさないが、反面身内に対するツッコミには呵責が無い。特にやれば出来る子なのに二言目には「めんどくせ」と愚痴ってばかりで将器の欠けた司馬昭の言動には常にやきもきさせられている。お目付役として彼と共に各地を転戦する。プラチナブロンドの髪に琥珀色の瞳で、身長と体格は二喬（大喬と小喬）と同程度とさえ思われるほど小柄かつ華奢ながら胸は豊満。司馬昭の妻。

正史では、司馬懿の子の司馬昭に嫁ぎ、後の晋初代皇帝司馬炎らを産む。祖父から「なんで男に生まれなかったんだ」と言われるほどの聡明さを持ち、嫁ぎ先が魏王朝の実権を握った後も自分で炊事洗濯をしていた等の逸話がある。魏からの禅譲により晋王朝が建てられると皇太后とされた。没後、文明皇后と称される。司馬昭に王元姫を嫁がせた父・王粛は時の魏皇帝曹叡に対して、政治の引き締めや倹約を諌める事ができるほど地位の高かった人物。

鍾会（ショウカイ）

字：士季（シキ）
得意武器：扇刃（センジン）
声：会一太郎
一人称：私
身長：175cm
通り名：早熟の策士

『真・三國無双6』より参戦

異例の若さで出世を遂げた将。才気溢れ、戦いに積極的だが、若さゆえの自信過剰で古参の将からの信頼は薄い。鄧艾に対し、一方的に敵愾心を抱いている。

幼少の頃より英才教育を受けていたためか上昇志向が強い野心家。端整な美貌と明晰な頭脳を持つ、絵に描いた様なナルシスト。自らを「選ばれた人間」と称して憚らない尊大さゆえに古参の将からの人望は極めて薄い。『6オフィシャル設定集』のインタビューによると、公式で「残念なイケメン」認定されている模様で、本編から外れた番外ステージではそういった描写が目立つ。

正史においての鐘会は、鄧艾と共に蜀平定のための軍を指揮した。蜀を平定した後、鄧艾は身勝手な行動を取るようになり、それを口実に捕縛、暗殺されてしまう。その刺客を放ったのが鍾会である。彼は鄧艾が持っていた兵権を手に入れ、平定軍を完全に掌握する事になる。讒言で人を追い落とす事も一度や二度ではなく「野心と器量が釣り合っていない」とたしなめられた事もある。鍾会はその後姜維と組み反乱の準備を進めていくが、幽閉された部下達に暴動を起こされ、姜維と共に戦死している。

諸葛誕（ショカツタン）

字：公休（コウキュウ）
得意武器：羽扇（ウセン）
声：桐本琢也
一人称：私
身長168cm
通り名：ガチガチの堅物

『真・三國無双6』より参戦

諸葛一族のひとり。諸葛亮が「龍」、諸葛瑾が「虎」にたとえられる中、「狗」と揶揄されていたが、堅実な努力により魏での評価は高かった。生真面目で、強い正義感を持っている。ただし視野が狭いため、大局を見ての行動は苦手。

傑物揃いの諸葛一門の出身。司馬師に対しては心服しているが、性格的にも正反対の司馬昭とは軋轢があり、やがて反司馬派の干渉も一因となり呉と組んで反乱を起こすことになる。諸葛亮や諸葛謹と比べて自身を狗（イヌ）と称する卑屈な一面があるが、これは正史における「蜀は諸葛一族の龍を、呉は虎を、魏は狗を得た」という文から来ている。ちなみに狗とは「功狗・功ある者」の意味であり、侮辱ではなく賞賛の言葉である。

正史においては、非常に優秀な人物で、仕官した魏でも順調に出世し「四聡八達」グループの一人として夏侯玄等と共に名声を得ている。征東大将軍にまで上り詰め「諸葛誕の乱」で彼が死亡した際には後を追って自決した部下が何百人もいたという。故事成語である「画餅」＝「絵に描いた餅」の由来となった人物でもある。一部のファンから「たんたん」と呼ばれ親しまれている。

夏侯覇（カコウハ）

字：仲権（チュウケン）
得意武器：大剣（タイケン）
声：赤羽根健治
一人称：俺
身長：160cm
通り名：童顔の鎧武者

『真・三國無双6』より参戦

夏侯淵の息子。父譲りの性格と、異様に若い外見を持つ。そのために、鎧甲冑で固めている。名門・夏侯一族の将として周囲の期待を集めていたが、魏の政変により立場を危うくしていく。

父譲りの陽気な性格の持ち主。切羽詰った時に「いやいやいや」で返す点も共通。身長は160cmと極めて小柄で、発言や仕草に胸を打つものが多い事に加えて、父親がかの「淵ジェル」であることからユーザーから「覇ニー」と呼ばれたりする。小柄な背丈を気にしており、それが戦場では重厚な甲冑で身を固める理由にもなっている。相次ぐ魏の政変でその立場が危うくなったことを危惧し、蜀に亡命する。

正史では、249年司馬懿のクーデターにより曹爽が殺され、夏侯覇と仲の悪かった郭准が征西将軍に任命されると、自身の身が危ういと恐れ蜀へ亡命した。取り残された夏侯覇の息子たちは夏侯淵の功績もあって、流刑で済んだ。従妹の夫が張飛で、その娘が劉禅の皇后であったことから、蜀で厚遇を受けた。最終官職は車騎将軍。

郭淮（カクワイ）

字：伯済（ハクセイ）
得意武器：射刃槍（シャジンソウ）
声：蒲田哲
一人称：私（わたくし）
身長：176cm
通り名：病弱な忠臣

『真・三國無双6』より参戦

対蜀戦で活躍した魏の将。病弱で、咳き込むことが多いが、戦場では際立った働きを見せる。夏侯淵や司馬懿に恩があり、魏への忠誠は、人一倍強い。

血色が悪く体格も貧相だが、極めて有能な将である。愛妻家であり、ゲーム内の会話の節々からソレを読み取る事が出来る。旧上官である夏侯淵や、謀反人の一族として罪人とされそうになった妻を匿ってくれた司馬懿に恩義を感じており、魏への忠誠は厚いがそれゆえに蜀に亡命した夏侯覇を許せないでいる。諸葛亮の遺志を継いで無謀な北伐を敢行する蜀の姜維には、自身と重なる節があるからか敵ながらに好意的な感情を抱いている。

正史における郭淮は、曹操・曹丕・曹叡・曹芳・曹髦の曹魏5代に仕えている。辺境と国境にあって名をあげ、魏における西部方面の将軍・行政官・異民族政策者として30年来の実績を重ねた。部下や州民達だけではなく、羌族にも恩威をもって遇したので人望は篤かった。戦術眼に優れ、敵軍の行動を先読むのに長けていた。姜維や廖化相手には優勢に戦えたが、諸葛亮、魏延相手には敗れている。

賈充（カジュウ）

字：公閭（コウリョ）
得意武器：射刃槍（シャジンソウ）
声：高橋広樹
一人称：俺
身長：185cm
通り名：冷酷なる懐刀

『真・三國無双7』より参戦