甲鉄城のカバネリ（アニメ・漫画）のネタバレ解説・考察まとめ

来栖（くるす）

CV・増田俊樹
17歳。黒い髪を一つ結びにし、卓越した剣術の使い手。
菖蒲の身辺警護を務める顕金駅の青年侍。
侍として誇りを大切にする実直な性格だか、それゆえに融通も利かないことが多い。
カバネリとしての生駒と無名には危険を感じていたが、甲鉄城がワザトリに襲われた際、身を挺して皆を守る生駒を見て協力的な態度に軟化した。
後に「心臓皮膜」でコーティングした刀を手に入れ、生駒と肩を並べて戦うようになる。

逞生（たくみ）

CV・梶裕貴
17歳。ふっくらとした体系をしており、生駒が蒸気鍛冶であった頃からの親友。
生駒とカバネ研究をしていた一人であり、彼がカバネリになった後も戸惑いながらサポートすることを決めた。
しかし、美馬の罠にはまり、銃撃から生駒を守る形で死んでしまう。

鰍（かじか）

CV・沖佳苗
15歳。明るい茶色の髪をしており、生駒がカバネリになった後も迫害せず接してくれた人間の一人。
優しく気配りに長けており、炊事や子守を買って出る優しい女性である。
また、情に薄い無名に話しかけて仲良くなったり、自分達を傷つけようとした狩方衆に対して、語気を強め圧倒してしまうなど気丈な一面も持ち合わせている。

侑那（ゆきな）

CV・伊瀬茉莉也
16歳。緑色の目にピンク色の短めの髪にウェーブがかかっている。
甲鉄城を運転するため、筋肉質な身体をしており、運転の際は白のタンクトップ姿になることが多い。
寡黙かつ冷静沈着であるが、菖蒲を庇うため自ら盾になったり、孤児になった子供の面倒を見たりと人情に厚い。
もとは甲鉄城乗務員であったが、顕金駅襲撃によって師匠を無くし、見習いではあったが甲鉄城の運転を担当することとなる。
巣刈と行動を共にすることが多いためか、彼相手には饒舌になる。

巣刈（すかり）

CV・逢坂良太
15歳。金髪に近い茶髪を後ろで結んでいる小柄な少年。
侑那と同じく甲鉄城乗務員であり、皮肉屋で物事を斜に構えている性格のため周りに誤解されやすい。
カバネリになった生駒にもカバネリを迫害する人々にも横暴な態度を取り、怯えている様子を見せなかった。
また、生駒達の協力をして他の甲鉄城乗務員を騙したり、破壊した通信等で配線を繋ぎなおしたりと、職人としての能力は高い。侑那のことが好きでアプローチを繰り返しているが、毎回軽くあしらわれている。

吉備土（きびと）

CV・佐藤健輔
19歳。赤い甲冑と大柄な体格が特徴。
来栖と共に菖蒲の護衛任務を行っている。
最初はカバネリの存在を恐れていたが、カバネに対して大きな戦力となると見抜き、いち早く協力を申し出る。

鈴木（すずき）

CV・マックスウェル・パワーズ
金髪の巻き髪に独特の眼鏡を常に装着している個性的な人物。
甲鉄城の整備士であり、英語交じりの独特な訛りの話し方をする。
また、次回ナレーションも彼が担当しており、数少ないシリアスクラッシャーである。

天鳥 美馬（あまとり びば）

CV・宮野真守
22歳。ピンクの長い髪をオールバックにしている美形の青年。
カバネを狩る精鋭部隊「狩方衆」総長であり、将軍家の長男であるが、現在は勘当されている。
人々から「解放者」として賞賛される英雄であり、部下からの信頼も厚く、無名には「兄様」と呼ばわれ慕われている。
だが、本心は冷酷で残虐的な性格をしており、自分の計画を邪魔するものには人間でもカバネでも容赦せず、笑みを浮かべ殺す一面を見せる。
将軍家に生まれついたが、10年前にカバネの大群の中に放置された過去がある。
自分を陥れた犯人を捜していたが、現将軍の父親が首謀者だと知り、倒幕を決意する。
そして金剛郭にいる父親に会い、小刀に仕込まれていた針で父親をカバネ化するのに成功し、兵士を煽り父の殺害、金剛郭の混乱を引き起こした。
また、無名に黒血漿を打ち、鵺とすることで全てを滅ぼそうとしていたが、無名は生駒によって助け出される。
自らの研究で自身もカバネリとなっていた美馬は、最後に無名に「心臓被膜」を貫かれ死亡したが、今わの際に瀕死となっていた生駒に自身の銃に仕込んでいた白血漿を打ち、生駒を助けている。