サカナクション(Sakanaction)の徹底解説まとめ

サカナクションとは、2005年に北海道札幌市で結成されたロックバンド。ボーカル・ギター担当の山口一郎を中心とした男3人、女2人で構成されている。
エレクトロニカやテクノ、ポップ、ロックといったジャンルを融合させた独特のサウンドが注目され、デビュー直後から大型野外フェスに出演するなど活躍を続け、2013年には紅白歌合戦にも出場を果たした。

2010年にリリースされた3rdシングル。
東進予備校やアーケードゲーム「jubeat copious」、映画「ジャッジ!」などで様々な分野でタイアップされている。

「ホーリーダンス」

2010年リリースの3rdシングル「アイデンティティ」のカップリング曲。
カップリング&リミックスベスト『懐かしい月は新しい月』にも収録されている。MVの監督は山口一郎が担当。
彼の趣味である釣りをイメージした内容となっており、全てを放り出して釣りに行きたいという彼の苦悩が描かれている。
「ホーリーダンス」という言葉と「放り出す」という言葉を掛けているのも面白い。

「ネイティブダンサー」

2009年、配信限定のシングルとしてリリース。サカナクションの代表曲とも言える一曲で、アルバム『シンシロ』に収録されている。
MVは、山口のアップとステップを踏む足元のアップが中心で、シンプルながらインパクトが強いものになっている。

「僕と花」

2012年5月30日にリリースされた6thシングル。本楽曲は関西テレビ系ドラマ『37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜』の主題歌に起用された。

「ミュージック」

2013年にリリースされた8thシングル
バンド初のワンコインシングルだった。
江口洋介主演ドラマ『dinner』の主題歌となっていた。
山口一郎は今作に対して「自分たちが音楽にどのように向き合っていくのかを歌にした」と語っている。

「夜の踊り子」

2012年にリリースされた7thシングル。
MVでは、富士山の麓で和服に身を包んでバンド演奏を行っている。

「グッドバイ」

2014年リリースの9thダブルAサイドシングルの表題曲。
「グッドバイ」は迷いの中で自分は歌うことで不確かな未来へと船を進めるというバンドの行く先を歌っているようにも受け取れる。
翌年にはこの曲のリミックスがNHKの番組で使われている。番組の人類の未来というテーマが、この曲のテーマがマッチしている。
「グッドバイ」のリミックスはカップリング&リミックスアルバム『懐かしい月は新しい月』に収録されている。
雑誌のインタビューでは、ボーカルの山口は「グッドバイ」と「目が明く藍色」の2曲が完成したタイミングで解散しようと考えたそうだ。

「ユリイカ」

2014年リリースの9thダブルAサイドシングルの表題曲。「ユリイカ」は映画『ジャッジ!』のエンディングテーマに起用された。
東京の景色と裸の人が横たわる映像で構成されたMVは「アルクアラウンド」を連想させる。
この曲のタイアップが付いた映画『ジャッジ!』のオープニングテーマには「アイデンティティ」が使用された。

「さよならはエモーション」

Fukuyama
Fukuyama
@Fukuyama

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