
『聲の形』(英題:「A Silent Voice」)とは、大今良時が2013年に『週刊少年マガジン』にて連載を開始し2014年に完結した漫画、およびそれを原作としたアニメーション映画作品である。小学生時代に聴覚障害の少女に行ったいじめのせいで自らも孤立した主人公が、高校生になって再会した少女へ償いをする物語。主人公と少女、さらに2人の同級生や家族たちの、苦しみや再生の様子が描かれている。思春期の葛藤、孤独、友情、そして恋愛。全てが詰め込まれている作品である。
意味深なカレンダー
第2巻10話に登場する。
4月15日以降の破られているカレンダー。将也は親に払ってもらった硝子の補聴器の弁償代170万円を返したら死のうとしていた。その死のうとしていた日付が4月15日でその日より先は自分は存在していないということを表していた。
猫カフェにゃんにゃん倶楽部の割引券
第3巻19話に登場する。
植野がアルバイトをしている猫カフェにゃんにゃん俱楽部の割引券。街でビラを配っていた植野は将也と遭遇する。その際植野は将也とわかっておきながらあえて無言で将也に渡す。
猫ちゃんポーチ
植野のアルバイト先の猫カフェにゃんにゃん倶楽部の初来店プレゼント。覆面で来た将也が店を出た後、植野は追いかけこのポーチを手渡す。その中には植野の将也への思いを綴った手紙が入っていた。
硝子が将也にプレゼントしたガーデンピック
第3巻23話に登場する。
将也の斡旋で硝子が佐原と再会できたお礼に将也にあげたプレゼント。
将也は当初これが何なのか理解できていなかった。ガーデンピックと将也が理解するのは高校卒業後硝子が上京する別れの際であった。
このガーデンピックの設定はお互い理解しあえない将也と硝子、またその誤解、不理解が解消され距離が近づく将也と硝子の象徴とされている。
あだ名
うんこ頭
第2巻9話に登場する。
永束の蔑称。永束が初対面にも関わらず結弦からあだ名づけられる。
ミミナシの姉
第2巻11話に登場する。
いじめを受けている硝子の余波のような形で結弦があだ名づけられた蔑称。
やーしょー
第3巻17話から登場する。
将也のあだ名。永束が将也に親しみを込めあだ名づける。
まーしー
第7巻61話に登場する。
真柴のあだ名。永束が真柴に親しみを込めあだ名づけた。
将也の小学生時代の遊び
靴奪還作戦
第1巻1話に登場する。
いつもの橋から川に飛び込む度胸試し大会に将也達が興じている間盗まれた将也の靴の奪還を試みた作戦。
第41回度胸試し大会
第1巻1話、物語冒頭にに登場する。
近所にある橋から川に飛び込む度胸試しの遊び。最初に飛び込むのは将也。
第42回度胸試し大会
第1巻1話に登場する。
冒頭に出てくる川へ飛び込む度胸試しの遊びの第42回目。ここで将也は靴を奪われる。
Related Articles関連記事

不滅のあなたへ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『不滅のあなたへ』とは、講談社の『週刊少年マガジン』にて2016年より連載を開始した大今良時によるファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。 謎の存在によって地上に投げ込まれた球体、それが本作の主人公である。球体は地上のあらゆるものを記録するため、様々な存在の姿を獲得して変化を繰り返す。石からコケ、オオカミを経て、人間の姿を得た球体は、同時に形の無い「心」をも手に入れる。記録すべき情報を求めて旅を続ける中、球体は様々な人の生き様とその最期に立ち会うこととなる。
Read Article

【アニメ化決定】漫画「聲の形」あらすじと登場人物まとめ
思春期の葛藤、孤独、友情、そして恋愛。全てが詰め込まれている漫画「聲の形」。聴覚障害という、あまり少年誌では扱われない題材を見事に描き上げた傑作です。2014年度「コミックナタリー大賞」第1位、「このマンガがすごい!2015」オトコ編第1位、第19回手塚治虫文化賞新生賞受賞。
Read Article

感動作が目白押し!おすすめのアニメ映画まとめ【聲の形ほか】
ふと疲れてしまったときや気分転換をしたいときに「映画を見る」と言う人も多いのではないだろうか。特にアニメ映画などでは、キャラクターやパッケージの可愛さに惹かれて何気なく見始めた作品で号泣してしまうようなケースもある。本記事では特に「泣ける」「感動した」という評価が高い、おすすめのアニメ映画作品をまとめて紹介する。
Read Article

【不滅のあなたへ】みんなの感想「聲の形」作者最新作 世界観がすごいと話題!※ネタバレ注意
『聲の形』で知られる漫画家・大今良時の最新作『不滅のあなたへ』が話題になっています。圧倒的なスケールの世界観に魅了される人続出!続きが気になるという声が多数寄せられています。そんな『不滅のあなたへ』のみんなの感想をまとめてみました。※ネタバレ注意
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『聲の形』の概要
- 『聲の形』のあらすじ・ストーリー
- 将也の小学生時代
- 将也の高校生時代
- 西宮硝子との再会
- 硝子の母との再会
- 永束友宏(ながつかともひろ)との出会い
- 西宮結絃(にしみやゆづる)との出会い
- 川井みきとの再会
- 佐原みよことの再会
- 植野直花との再会
- 真柴智(ましばさとし)との出会い
- 島田一旗との再会
- 仲間割れと硝子の飛び降り未遂
- 昏睡状態の将也を見守る仲間たち
- 将也の目覚めと映画制作の再始動
- 高校卒業と成人式での再会
- 『聲の形』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 石田将也(いしだしょうや)
- 西宮硝子(にしみやしょうこ)
- 西宮結絃(にしみやゆづる)
- 永束友宏(ながつかともひろ)
- 佐原みよこ(さはらみよこ)
- 植野直花(うえのなおか)
- 川井みき(かわいみき)
- 真柴智(ましばさとし)
- 石田家
- 石田美也子(いしだみやこ)
- 石田姉(いしだあね)
- 石田マリア(いしだまりあ)
- ペドロ
- 西宮家
- 西宮八重子(にしみややえこ)
- 西宮いと(にしみやいと)
- 将也が小学生時代の仲間
- 島田一旗(しまだかずき)
- 広瀬啓裕(ひろせけいすけ)
- 水門小学校の先生
- 竹内先生(たけうちせんせい)
- 喜多先生(きたせんせい)
- 校長先生
- 石田姉の彼氏
- ゆーたろー君(ゆーたろーくん)
- 元気君(げんきくん)
- デラックス
- 硝子の父方の家族
- 硝子の父
- 硝子の父方の祖父(しょうこのちちがたのそふ)
- 硝子の父方の祖母(しょうこのちちがたのそぼ)
- 新人映画賞作品審査会のメンバー
- 横下会長(よこしたかいちょう)
- 横下繰(よこしたそう)
- 刃ヶ谷龍樹(はがたにたつき)
- その他の登場人物
- 野良眠彦(のらねむひこ)
- 『聲の形』の用語
- 場所
- HAIR MAKE ISHIDA
- 水門の里
- 太陽女子学園
- Biva home center
- にゃんにゃん倶楽部
- 水門小学校
- 東地高校
- 水門市民病院
- Fun Fun Mart
- jonthan's
- ヘアサロンのらねこ
- 杭瀬理容室
- 道具
- 筆談ノート
- 『楽しい手話』
- 新作パン発売の割引券
- 結絃の一眼レフカメラ
- 将也がバイトして貯めた170万
- 意味深なカレンダー
- 猫カフェにゃんにゃん倶楽部の割引券
- 猫ちゃんポーチ
- 硝子が将也にプレゼントしたガーデンピック
- あだ名
- うんこ頭
- ミミナシの姉
- やーしょー
- まーしー
- 将也の小学生時代の遊び
- 靴奪還作戦
- 第41回度胸試し大会
- 第42回度胸試し大会
- 教室
- きこえの教室
- 手話講習会(水門手話スクール)
- 自主制作映画関係
- 新人映画賞作品募集中のプリント
- BIG FRIEND “N”
- ロンリーウルフ
- キャーシー
- キャットガール
- 新人映画賞作品審査会
- その他
- ヌートリア
- 顔についたバツマーク
- パン係
- nichinichisou
- 『聲の形』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 石田将也「次の日俺が知ったことは自分が一番愚かだったってこと」
- 石田将也「そう思ってしまう自分が一番嫌いだ」
- 石田将也「西宮 俺と お前 友達に…なれるか?」
- 石田将也「アホみたいな考えかもしれないけど…体があるうちは西宮のために消耗したいと思ってる!命を!!」
- 石田将也「君に 生きるのを手伝ってほしい」
- 石田将也「変わろうと足掻いてる時間の方が大事なように 俺は思うよ」
- 石田将也「でも今では…そんなのいつでも覆せるような気がするんだ」
- 石田将也「この扉の向こうにあるのは きっと辛い過去だ でももう一つある 可能性だ それはいつだって開くことができる 生きている限り」
- 西宮硝子「でも私も友達ごっこはいやです。だから、ごっこなんて言われないように もっとあなたのことが知りたいです。」
- 西宮硝子「いちぃ だ くぅ- うきぃ」
- 永束友宏「でもさ石田君俺ぁ友情ってのは言葉や理屈…それらを超えた所にあると思うんだ」
- 植野直花「インガオーホーなんてクソくらえ!」
- 佐原みよこ「高めろ 自分を 変わり続けろ この先ずっと変わらずに」
- 川井みき「自分のダメなところも愛して前に進むの そう…たとえば 自分はかわいいって…かわいいんだって…思うの… だってそうしないと 死んじゃいたくなる…」
- 『聲の形』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作者:大今良時
- 『聲の形』の連載、映画化までの道のり
- 『別冊少年マガジン』での読み切り
- 『週刊少年マガジン』での連載スタート
- 映画化
- 英語の表記
- 表紙の二人
- 将也のはみ出した服装
- 結弦の髪を硝子が切ってあげているという習慣
- 佐原がファッションに目覚めたきっかけ
- 川井みきの名前の由来
- 将也の母と硝子の母の下の名前
- 西宮いとの持病
- 竹内先生の人物像
- いとの葬儀に出席したときの喜多先生
- 『映画 聲の形』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:aiko「恋をしたのは」