ワイルドアームズ（WA）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.02.06

『ワイルドアームズ（WILD ARMS）』とはメディア・ビジョンが開発したPlayStation用のゲーム作品。1996年12月20日にソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）より発売。略称は「WA」。ジャンルはロールプレイングゲーム（RPG）。荒廃した大地が広がる惑星「ファルガイア」を舞台に、荒野を冒険する「渡り鳥」と呼ばれる3人の主人公達と、異世界からの侵略者「魔族」との戦いの物語を描いた作品で、壮大な世界観と個性溢れるキャラクター、深く練り込まれたストーリーが魅力となっている。

魔族

出世のために戦うイレギュラーナンバーの魔族。目立ちたがり屋で権力や世界征服には興味を持っていない。ナイトクォーターズに劣らない戦闘能力を持つが、肝心なところで不運に見舞われることが多く、失敗ばかりしている。ゲートジェネレイターでロディ達やジークフリードと同様、疑似ブラックホールに吸い込まれて消息不明となるが、サブイベントにてセント・セントール付近に転移させられて生存していることが判明。その町で唯一の生存者となっていた盲目の少女と交流を重ねるうちに改心するようになる。

マザー

魔族の盟主にして全ての魔族の生みの親。個々に分裂、増殖を繰り返すユニットの集合体で、その機能で魔族達を生み出してきた。破壊と滅びの権化で、全ての生命の根絶を望んでおり、これまで多くの星を滅ぼしてきた。1000年前の大戦で神像を3つに分断され封印されていたが、ナイトクォーターズによって復活。その後、ジークフリードに自身の目的がファルガイアを滅ぼすことであり、いずれは魔族も自分が喰らうと語ったことで、ジークフリードの離反を招いてしまい、彼に手引きされたロディ達に一度は倒される。しかし、残った肉塊となって残った細胞がジークフリードに寄生し復活を遂げる。最後はジークフリードを完全に取り込みマザーフリードとして復活するが、ロディ達によって倒され完全に消滅した。

その他の登場人物

ゼペット・ラグナイト

ロディの育ての親。ホムンクルスだったロディに優しさを教えた人物で、ロディと2人で旅をしていたが、旅の途中で負った怪我がもととなり還らぬ人となった。かつてはエマを含むARMマイスター達の師匠でもあった。

ゴーレム

アースガルズ

別称「神々の砦」。防御機構を重視して設計されたゴーレム。両腕に搭載された対消滅バリアはいかなる攻撃も完全に防ぎきる。また、対消滅バリアを対象に接触させることで、瞬時に分解・消滅させることもできる。遺跡で眠っていたが、ストーリー中盤にセシリアの声に反応して復活。ロディ達の仲間となる。

リリティア

別称「氷の女王」。初期に開発されたゴーレムの1体で、1000年前の大戦では数多くの魔族を屠った経緯を持つ。物質の運動を制御することで瞬間的に目標を凍結させる機構が搭載されており、冷気を利用した攻撃を使ってくる。アーデルハイド付近の遺跡から発掘され古代文明博覧会に展示されていたが、魔族によって奪われる。その後、フォトスフィアに侵入したロディ達を迎撃するために襲い掛かってくる。

ディアブロ

別称「深紅の暴風」。近接戦闘を想定して設計されたゴーレム。圧倒的な防御力と高温、高熱を発する装備をしており、炎を使った攻撃を得意としている。リリティア同様、古代文明博覧会から魔族に奪われたゴーレムの1体で、後に魔族の尖兵としてロディ達に襲い掛かる。

バルバトス

別称「魔弾の射手」。肩に装備したリニアレールキャノンなど、長射程を誇る武器を持った重装備ゴーレム。古代文明博覧会から魔族に盗まれたゴーレムの1体だが、暴走してしまい砂漠に放置されていた。ストーリーには関わらず隠しボスの1体として戦うことができる。

リヴァイアサン

別称「海を往く者」。他のゴーレムが持たない水中航行機能を搭載したゴーレム。水の浮力を利用することで、水中では高い機動力を発揮する。内海を行く船を悉く沈めており、スイートキャンディ号を沈めた怪物の正体。後に隠しボスの1体として戦うことができる。

『ワイルドアームズ』の用語

Reichama3n3

@Reichama3n3

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