サイコブレイク(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サイコブレイク』とは、2014年にベセスダ・ソフトワークスから発売されたサバイバルホラーゲーム。バイオハザードの生みの親として著名な三上真司が指揮している。クリムゾンシティの刑事セバスチャンが大量殺人の通報を受け現場に向かうと、何者かに襲われ意識を失ってしまう。そこは目を覚ますとクリーチャーが跋扈する狂気の世界だった。血とクリーチャーに塗れた不気味な世界を彷徨い、セバスチャンはこの世界は何なのか探る。様々な武器とステージに設置されたトラップを駆使しパラメータを上げながら脱出を目指す。

「セバスチャンの手記」
リリーを失った悲しみが綴られている。セバスチャンは酒を飲まないと数週間は眠れなかったという。妻マイラの精神状態を案じている。

「新聞」
ルヴィクの両親が交通事故で亡くなったことを報じている。遺産は長男であるルヴィクが相続した。

「新聞」
リリーが亡くなった火事についての続報。警察は放火の疑いで捜査中。

「新聞」
ビーコン精神病院の内部監査で患者の失踪が判明したと報じている。医局長マルセロ・ヒメネスは事務手続き上のミスであるとしている。

「尋ね人」
パトリック・ヒギンズ
弁護士 資産家ヴィクトリアーノ家の管財人

「尋ね人」
マルセロ・ヒメネス医師
ビーコン精神病院の院長

テープ

ルヴィクの心境が語られる。火事のあと自身の研究が利用されたことにより、自我を失いかけたこと。しかし幻のラウラを見て、火傷により失われた己の顔と最愛の姉であるラウラを生き返らせると決意したこと。

チャプター11 Reunion

マネキン工場

アマルガムαを倒し地下駐車場のエレベーターに乗り込んだセバスチャンが辿り着いたのは、崩壊したクリムゾンシティだった。辺りを見回すと、ビーコン精神病院だけが崩れることなく建っていた。セバスチャンは訝しみ、ビーコン精神病院へ向かう。崩壊した街を進む中で地盤が崩れ、ビーコン精神病院の放つ光に包まれタティアナのいる病院へ転送される。病院内は荒れ果てていた。セバスチャンはここも安全ではないことを悟る。クリムゾンシティに戻り先を進むと、ビルの中でホーンテッドに追われるキッドと再会。キッドを助け2人で探索を続けるが、セバスチャンは激しい頭痛に襲われキッドに襲いかかり、キッドに撃たれ気を失う。目を覚ましたセバスチャンは、閉じられた扉の向こうにいるキッドに気付く。セバスチャンが自分を撃ったことについてキッドを責めると、キッドは先に自分を襲ったからだと答える。さらにセバスチャンが既に汚染されていることを告げ、扉の鍵をかけたまま姿を消してしまう。別の扉の向こうからレスリーが開けてくれるが、途中で「助けて!」と叫びだし走り去ってしまう。レスリーを追いかけて崩壊しかけの建物を移動しマネキン工場に着く。工場を脱出すると、ジョセフと再会する。

セーブルーム

「セバスチャンの手記」
娘の死から半年が過ぎ、妻マイラとの距離がどんどん開いていくことに焦燥感を覚えている様子が綴られている。セバスチャン自身も傷ついている為酒に逃げてしまうようで、考えが纏まらない様子。
火災についてマイラが事故ではないと話しており、マイラがショックから誇大妄想に取り憑かれていると感じている。

「セバスチャンの手記」
プライベートでも仕事でも手一杯のところに新人のジュリ・キッドマンの教育まで押しつけられたとぼやいている。キッドはよそよそしく冷淡で、セバスチャンたちを観察しているように感じられ、怪しんでいる。

「新聞」
市街の下水道でバラバラ死体が発見されたことを報じている。遺体は脳を取り出されていた。

「新聞」
連続殺人事件の捜査官が失踪したことが報じられている。

「尋ね人」
クリムゾン市警 アーノルド・ブラウン警視
担当していた未解決事件について重要証拠を確保したという連絡を最後に消息を絶つ

チャプター12 The Ride

バスに乗ってビーコン精神病院を目指す

ジョセフと再会する。ジョセフが移動手段を手に入れたと言い、2人はバスに乗り込む。するとキッドが駆け込んできて運転席に座り、バスを発進させる。発進したバスの後を、巨大な蜘蛛のようなクリーチャー・ヘレシーが追い掛けてくる。バスの上で応戦しつつヘレシーを撒くと、ホーンテッドたちの襲撃を受け、バスは足止めを喰らう。3人で協力し合い切り抜け再びバスを走らせると、ヘレシーが襲ってくるのでヘレシーを撃退。

ヘレシー

車内でジョセフはビーコン精神病院に向かうべきだと話し、セバスチャンも同意する。病院に向かってバスを走らせるが、ジョセフがホーンテッドに撃たれ負傷する。セバスチャンはバスを降り、ホーンテッドたちを撃退しながら止血剤を取りに行く。バスに戻りジョセフの治療を成功させるが、バスはルヴィクに襲われ、ビルに叩きつけられてしまう。

チャプター13 Casualties

崩壊していくクリムゾン・シティ

バスからビルに放り出されたセバスチャンとジョセフは、ビーコン精神病院を目指しビルからの脱出を目指すも、エレベーターの落下によりジョセフと離れてしまう。探索を続けるうちに、キーパーから逃げエレベーターに乗り込むジョセフを発見する。ジョセフの後を追い、セバスチャンもエレベーターに入りキーパーから逃れる。
ビルを出ると、すぐ傍の公園にキッドとレスリーが向かうのが見える。レスリーを守るのが任務だとキッドは言う。「帰ったらきっとみんな…びっくり…」とレスリーが話している途中で、レスリーは動きを止める。キッドはその背中に向けて銃を構える。「あなたは悪くない ごめんね…」と言いながらキッドは撃とうとするが、その背後からセバスチャンが銃を構えながら止めに入る。キッドはセバスチャンに、レスリーが何になるのか理解していないと言う。キッドがセバスチャンへ向き直ると、隠れていたジョセフがレスリーに駆け寄る。その時レスリーが悲鳴を上げ、走り出す。キッドがレスリーを撃とうとした瞬間、ジョセフが間に入り撃たれてしまう。セバスチャンは激しい頭痛に襲われ、対応が取れずにいると、街は崩壊していき地盤が崩れていく。

セーブルーム

「セバスチャンの手記」
マイラが失踪したことが綴られている。事件のにおいはなく、マイラは何かから逃げたのだと推測している。

「新聞」
ヴィクトリアーノ邸が全焼したことが報じられている。ルヴィクの所在は明らかになっていない。

「尋ね人」
クリムゾン市警 ジョセフ・オダ刑事
帰路途中に消息を絶つ。クリムゾン市街で誰かを探していたという目撃証言がある。

チャプター14 Ulterior Motives

クウェル

セバスチャンは地下鉄の駅で目を覚ます。地下鉄の奥へ進み下水道に出ると、蛸のようなクリーチャー・クウェルと戦闘になる。クウェルを撃破し、地下鉄に戻る。電車に乗り進んでいくと、ルヴィクが現れる。ルヴィクを追うと、ビーコン精神病院の廊下に出る。廊下の突き当たりにある扉を開けると、ヒメネスとルヴィクの幻影が現れる。ルヴィクはヒメネスが自分の研究をヒメネスの名で発表したことに対し憤りを露わにするが、外部組織を連れてきたヒメネスに研究を乗っ取られてしまったことが分かる。ルヴィクは憤り、自身の存在なくして研究は完成しないと言うが、ヒメネスはその通りだと意に介さずルヴィクを捕らえてしまう。
幻影が消えるとチューブに繋がれたホーンテッドとの戦闘が始まる。

セーブルーム

「セバスチャンの手記」
マイラからセバスチャンに宛てた手紙。
マイラは娘の死について独自の調査を進め、真相に近付いていたことが分かる。調査をしていたことを隠していたのはセバスチャンを守る為であったこと、セバスチャンを愛していることが書かれている。マイラが調査した捜査ファイルが手紙に同封れており、以降の捜査をセバスチャンに託している。

「セバスチャンの手記」
マイラからの手紙を読んだ後の気持ちが綴られている。マイラが到達した真相は恐ろしいものだった。リリーの死は事故ではなかったことが分かる。セバスチャンは1人で真相解明に取り組む決意をしている。

「新聞」
オフィスビルの炎上を報じている。犯人は逮捕。
「新聞」
ビーコン精神病院が疑惑の真相を隠蔽したと報じている。医局長(ヒメネス)は前任を非難。

「尋ね人」
イヴァン・ディエス。一連の連続殺人事件を調べていた。
「尋ね人」
タティアナ・グティエレス。ビーコン精神病院の看護婦。勤務時間中に失踪。

チャプター15 An Evil Within

nara577m3
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