
SDN48とは、2009年から2012年まで活動していたアイドルグループである。秋元康プロデュースによるAKB48グループの一つとして誕生した。デビュー時には「AKB48のセクシー版」と呼ばれ、原則毎週土曜日の夜にAKB48劇場で公演を行っていた。公演の時間帯や大人向けの内容ということから、観客は18歳以上の社会人限定だった。しかし2012年をもって全員卒業により解散。ファンは突然の発表に悲しみ、唐突な解散の理由が噂されることになった。
2011年8月17日発売。
Type A
1. 「MIN・MIN・MIN」
2. 「おねだりシャンパン」(アンダーガールズA)
3. 「アバズレ」(アンダーガールズB)
4. 「MIN・MIN・MIN (off vocal ver.)」
5. 「おねだりシャンパン (off vocal ver.)」
6. 「アバズレ (off vocal ver.)」
Type B
1. 「MIN・MIN・MIN」
2. 「おねだりシャンパン」(アンダーガールズA)
3. 「Everyday、カチューシャ(SDN48 ver.)」
4. 「MIN・MIN・MIN (off vocal ver.)」
5. 「おねだりシャンパン (off vocal ver.)」
6. 「Everyday、カチューシャ(SDN48 ver.) (off vocal ver.)」
劇場盤
1. 「MIN・MIN・MIN」
2. 「おねだりシャンパン」(アンダーガールズA)
3. 「アバズレ」(アンダーガールズB)
4. 「Everyday、カチューシャ(SDN48 ver.)」
SDN48のメジャー3作目のシングル。
『口説きながら麻布十番 duet with みの もんた』

2011年12月28日発売。
Type A
1. 「口説きながら麻布十番 duet with みの もんた」
2. 「やりたがり屋さん」(アンダーガールズチームG)
3. 「カムジャタン慕情」(アンダーガールズA)
4. 「口説きながら麻布十番 duet with みの もんた (off vocal ver.)」
5. 「やりたがり屋さん (off vocal ver.)」
6. 「カムジャタン慕情 (off vocal ver.)」
Type B
1. 「口説きながら麻布十番 duet with みの もんた」
2. 「やりたがり屋さん」(アンダーガールズチームG)
3. 「カシャーサで自白する」(アンダーガールズB)
4. 「口説きながら麻布十番 duet with みの もんた (off vocal ver.)」
5. 「やりたがり屋さん (off vocal ver.)」
6. 「カシャーサで自白する (off vocal ver.)」
劇場盤
1. 「口説きながら麻布十番 duet with みの もんた」
2. 「やりたがり屋さん」(アンダーガールズチームG)
3. 「カムジャタン慕情」(アンダーガールズA)
4. 「カシャーサで自白する」(アンダーガールズB)
SDN48のメジャー4作目のシングル。
『負け惜しみコングラチュレーション』

2012年3月7日発売。
Type A
1. 「負け惜しみコングラチュレーション」
2. 「クリクリ」(アンダーガールズA)
3. 「上からナツコ」(アンダーガールズB)
4. 「負け惜しみコングラチュレーション (off vocal ver.)」
5. 「クリクリ (off vocal ver.)」
6. 「上からナツコ (off vocal ver.)」
Type B
1. 「負け惜しみコングラチュレーション」
2. 「クリクリ」(アンダーガールズA)
3. 「終わらないアンコール」
4. 「負け惜しみコングラチュレーション (off vocal ver.)」
5. 「クリクリ (off vocal ver.)」
6. 「終わらないアンコール (off vocal ver.)」
劇場盤
1. 「負け惜しみコングラチュレーション」
2. 「クリクリ」(アンダーガールズA)
3. 「上からナツコ」(アンダーガールズB)
4. 「終わらないアンコール」
SDN48のメジャー5作目のシングル。2012年3月31日に全員卒業することとなったため、これがラストシングルとなった。
SDN48の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
元SDN48の7人によるユニット7cmを結成

出典: www.stage48.net
元SDNの7cm
2012年3月に全員が卒業したSDN48の元メンバー7人が、2013年に新ユニット・7cmを結成した。グループコンセプトは「20代最後の悪あがき」。
「7cm」というユニット名は、働く女性の平均のヒールの高さ「7cm」から命名した。格好良くヒールを履きこなしているような素敵な女性、そして女性からも憧れるグループを目指すという意味が込められている。
7cm Try Out #2 MC 2013/06/30
ストリートライブ@秋葉原 20140222
7cm Channel 第1回【Birth】
SDN48が解散した理由として飛び交ったさまざまな憶測
SDNは、お姉さん・お色気・恋愛可というアイドルタブーに挑戦した画期的なアイドルだった。しかし残念ながら肝心な人気が伴わなかった。
そして2012年3月に全員卒業という突然の解散となったSDN。突然の解散発表に、当時ファンの間では解散理由としてさまざまな憶測が飛び交っていた。
Greeの撤退が影響
SDN48だが、本当のところ、スポンサーの「GREE」が撤退したのが解散の最大の理由だとされている。
スポンサー事務所もつかないメンバーの処理
運営会社であるAKSこそ否定しているものの、海外展開などのプロジェクトを抱える現状があり、SDNのようにスポンサーも事務所もつかないメンバーを処理したかったという話が解散理由として一番生々しい話である。
1度でも選抜に選ばれたメンバーは卒業後も所属事務所を見つけるなど活動を継続できたが、選抜に選ばれなかったメンバーは悲惨な末路をたどった。
成人女子が食べていけるだけの収入なし
SDNのメンバーの中でも、芹那、大堀恵、野呂佳代以外のメンバーは成人女子として食べて行けるだけの収入がなかった。AKB48メンバーで神8クラスでれば年収は2千万円と言われているが、ソロ活動やメディア選抜ではないメンバーの多くは月収10万以下である。
月8〜10回、AKB48劇場公演に出て4〜5万円。AKB48の学生バイトであればダンスや歌のレッスン料タダも考慮してやって行けるが、成人女子になると生活は苦しかっただろう。
最初から乗り気でなかった秋元康
当時、秋元康はSDN卒業撤回を求めた嘆願書が届けられたことを受け、「ユニバーサルミュージックには断られてしまったが、嘆願書に何らかの形で応えたい」とプロデューサーとしての悩める心境を投稿していた。
しかし秋元は、当初からSDN48をAKB48ができない大人の分野の広告を任せるという広告主の意向に気乗りしていなかったようだ。ネット上ではSDN48のプロデューサーである秋元がオーディションに立ち会わないなど、同グループのことを早々に見切りをつけていたと噂されている。
秋元はSDN結成後もあまり手を入れず、AKB48に卒業生が増えるとAKB48の卒業生に大人の分野を任せて行く事になり、結局SDNは解散となった。
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目次 - Contents
- SDN48の概要
- SDN48の活動経歴
- AKB48のセクシー版として誕生
- AKB48との格差
- 2012年3月31日をもって解散の発表
- 最後に頑張りを見せたSDN48
- SDN48のメンバー
- SDN48の主要メンバー
- 佐藤由加理(さとう ゆかり)
- 芹那(せりな)
- 大堀恵(おおほり めぐみ)
- 津田麻莉奈(つだ まりな)
- 手束真知子(てづか まちこ)
- 近藤さや香(こんどう さやか)
- 野呂佳代(のろ かよ)
- 1期生
- 穐田和恵(あきた かずえ)
- 今吉めぐみ(いまよし めぐみ)
- 梅田悠(うめだ はるか)
- 浦野一美(うらの かずみ)
- 大河内美紗(おおこうち みさ)
- 甲斐田樹里(かいだ じゅり)
- 加藤雅美(かとう まみ)
- 河内麻沙美(こうち まさみ)
- 小原春香(こはら はるか)
- チェン・チュー
- なちゅ
- 西国原礼子(にしくにはら れいこ)
- 畠山智妃(はたけやま ちさき)
- 三ツ井裕美(みつい ひろみ)
- 2期生
- 相川友希(あいかわ ゆうき)
- 亜希子(あきこ)
- 伊東愛(いとう まな)
- 大山愛未(おおやま あいみ)
- 木本夕貴(きもと ゆうき)
- KONAN(コナン)
- たかはしゆい
- 奈津子(なつこ)
- 福田朱子(ふくだ あかね)
- 藤社優美(ふじこそ ゆみ)
- 細田海友(ほそだ みゆう)
- 松島瑠美(まつしま るみ)
- 3期生
- 光上せあら(こうじょう せあら)
- 駒谷仁美(こまたに ひとみ)
- 尻無浜冴美(しなはま さえみ)
- シヨン
- 戸島花(とじま はな)
- miray(ミレイ)
- SDN48のディスコグラフィー
- 『GAGAGA』
- 『愛、チュセヨ』
- 『MIN・MIN・MIN』
- 『口説きながら麻布十番 duet with みの もんた』
- 『負け惜しみコングラチュレーション』
- SDN48の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 元SDN48の7人によるユニット7cmを結成
- SDN48が解散した理由として飛び交ったさまざまな憶測
- Greeの撤退が影響
- スポンサー事務所もつかないメンバーの処理
- 成人女子が食べていけるだけの収入なし
- 最初から乗り気でなかった秋元康
- 眠眠打破のCMが不評で人気失速