BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)のネタバレ解説・考察まとめ

『BLACK LAGOON』は、作者の広江礼威(ひろえ れい)が月刊サンデージェネックスで連載中のガンアクション漫画、およびそれらを原作とした小説・アニメ作品。裏社会の人間が闊歩する犯罪都市・ロアナプラに放り込まれた日本の商社マン・岡島緑郎ことロックは、運び屋の一員となり荒事を請け負うようになる。

張維新(チャン・ウァイサン)

ロアナプラに居を構える三合会タイ支部(チャイニーズマフィア)のボス。ロアナプラの情勢を左右する人物の一人でもある。
飄々とした言動とは裏腹に、いかなる時も冷徹で的確な判断を下す策士。
獲物は「天帝双龍」と呼ばれる2丁のハンドガンで、トゥーハンドのレヴィに「敵わない」と言わしめる程の腕前を持つ。

エダ(本名:イディス・ブラックウォーター)

必要とあらば銃器を容赦なくぶっぱなす「暴力協会」のシスター。
過剰なスキンシップで純情なロックをからかっている。レヴィとは口喧嘩が絶えない反面、仲が良く、儲け話などを持ちかける事が多い。
その正体はCIAの工作員で、アジアを中心に不安定要素を持込み、アメリカに利益をもたらしていた。

ガルシア・フェルナンド・ラブレス

南米十三家族の一つである「ラブレス家」の次期当主。
温室育ち特有の頼りない一面もあるが、聡明で品性高潔な少年。
ラブレス家とマフィアのトラブルを起因とした誘拐事件に遭い、ラグーン商会に流れ着く。その後、ガルシアを追ってロアナプラへ乗り込んできた専属メイドのロベルタの残虐な本性を知ってしまうが、彼女の過去と現在に理解を示し、全てを受け入れた上で実家に連れ戻した。
ロベルタには、異性として好意を寄せている。

ロベルタ(本名:ロザリタ・チスネロス)

ラブレス家のメイド長。ベネズエラ出身。
一見すると慎ましやかで礼儀正しい性格だが、その裏に凶暴かつ冷酷無比な本性を秘めている。
初登場時には、散弾銃を仕込ませた防弾繊維製の傘やグレネードランチャー等を駆使してマフィアの集団を殲滅し、巨漢のダッチを車から引きずり下ろそうとするなど、驚異の戦闘力を見せつけた。また作中では13kg近い重量の対物ライフルを、片手で難なく操る姿が描写されている。

もとは「フローレンシアの猟犬」の異名を持つゲリラだったが、所属していた革命軍が麻薬カルテルと裏取引しているのを知り、組織からの脱走を試みる。その最中、ガルシアの父であるディエゴに匿われ、恩を返すためにラブレス家に住み込みで雑務をこなす様になった。
ガルシアが彼女によく懐いているのも、愛情と忠誠心にあふれた奉仕の賜物である。

ファビオラ・イグレシアス

ラブレス家の雑役女中。芯が強く心優しい少女。未だ頼りないガルシアを補佐するしっかり者で、ロアナプラでも悪党にひるむことなく堂々とした態度を貫くが、ふとした瞬間に年相応の無邪気な顔を見せる。
ロベルタを探してロックの元を訪れた際には、我流のカポエイラを基軸とし、2丁拳銃や超大型グレネードランチャーを用いた戦闘術でロアナプラの大人を叩きのめす破壊力を見せつけた。

作品レビュー

ネオヴェネツィアの対極世界。悪いやつしかいない。血と硝煙の匂い香るハートフル日常ストーリー。最初はロックかわいそうだったのに今となっては誰よりも悪党に。連載再開されるそうで楽しみです

出典: twitter.com

漫画情報

2002年から広江礼威が 「月刊サンデージェネックス」で連載中している原作漫画。機関10巻~以下続刊。

www.amazon.co.jp

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