
『さんまの名探偵』とは、1987年にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。明石家さんまの他、吉本興業の芸人が登場するコマンド選択式アドベンチャーゲームである。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」の第24弾。プレイヤーはさんまの助手となり、聞き込みや捜査を行いながら犯人を追う。本作は『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてゴールド殿堂入りを獲得し、「アドベンチャーゲームに新風を吹き込んだ」と高く評価された。
『ナイナイの迷探偵』にも登場。「近々大金が入る」と自ら噂を流した島田紳助のことを疑っている。
太平シロー(たいへい シロー)
西川のりおのことを慕っている。のりおといつも一緒にこそこそしており、パーティーでものりおと話していた。
オール阪神(オール はんしん)
パーティーで酔っぱらっていた。事件以降に起こった出来事がきっかけにスランプから脱出。
オール巨人(オール きょじん)
文珍の遺体の第一発見者。事件以降に起きた出来事をきっかけでスランプから脱出する。しかしネタの出処は相方にも言わないらしい。
島田紳助(しまだ しんすけ)
骸骨のスーツを身に着けている。ソワソワしており、ギャラの交渉で吉本高行に直談判するといって長い間ホールにいなかった。
多額の借金があるが、「近々大金が入る」という噂を自ら流している。
横山やすし(よこやま やすし)
すみのえ競艇場でレーサーをしており、パーティーには参加していない。今回の殺人事件や、事件後にオール阪神・巨人がスランプから脱出したことに関する奇妙な噂を知っている。
西川のりお(にしかわ のりお)
『ナイナイの迷探偵』にも登場。太平シローといつも一緒にこそこそしており、パーティーでもシローと話をしていた。おかしなことをやっているという噂がある。
架空の人物
主人公
プレイヤーでさんまの助手。名前は自由に設定することができ、さんまからは主に最初の二文字を取って「○○ちゃん」と呼ばれる。基本的に喋らないが、エンディングで一言だけ喋る。
吉本高行(よしもと たかゆき)
吉本興業の社長。名前は「よしもとこうぎょう」の漢字を変えた当て字。
吉本あやこ(よしもと あやこ)
吉本高行の娘で女子大生。文珍の恋人。さんまに事件捜査を依頼した。
チャタ
吉本高行と親交があるインドの宝石商。
闇の帝王
さんまの事務所に脅迫電話をかけてきた謎の人物。巨大ダイヤ「アフリカの星」を狙っている。
目次 - Contents
- 『さんまの名探偵』の概要
- 『さんまの名探偵』のあらすじ・ストーリー
- 桂文珍殺人事件
- 『さんまの名探偵』のゲームシステム
- コマンド選択式の推理ゲーム
- ミニゲーム
- 『さんまの名探偵』の登場人物・キャラクター
- 実在のタレント
- 明石家さんま(あかしや さんま)
- 桂文珍(かつら ぶんちん)
- 今いくよ(いま いくよ)
- 今くるよ(いま くるよ)
- 太平サブロー(たいへい サブロー)
- 太平シロー(たいへい シロー)
- オール阪神(オール はんしん)
- オール巨人(オール きょじん)
- 島田紳助(しまだ しんすけ)
- 横山やすし(よこやま やすし)
- 西川のりお(にしかわ のりお)
- 架空の人物
- 主人公
- 吉本高行(よしもと たかゆき)
- 吉本あやこ(よしもと あやこ)
- チャタ
- 闇の帝王
- その他登場人物
- 金田七耕助(きんだしち こうすけ)
- エミ、エミコ
- ラン、スー
- ビートたけし
- トントン
- カニ
- うらべくねこ
- まりこ
- 『さんまの名探偵』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作中に多数含まれるナムコ作品のセルフパロディ
- 吉本興業に「香典が欲しい」と催促して出演料を獲得した被害者の桂文珍