さんまの名探偵(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『さんまの名探偵』とは、1987年にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。明石家さんまの他、吉本興業の芸人が登場するコマンド選択式アドベンチャーゲームである。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」の第24弾。プレイヤーはさんまの助手となり、聞き込みや捜査を行いながら犯人を追う。本作は『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてゴールド殿堂入りを獲得し、「アドベンチャーゲームに新風を吹き込んだ」と高く評価された。

『さんまの名探偵』の概要

『さんまの名探偵』とは、1987年4月2日にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。明石家さんまの他、吉本興業の芸人が登場するコマンド選択式アドベンチャーゲームである。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」の第24弾。

プレイヤーはさんまの助手となり、聞き込みや捜査を行いながら犯人を追う。捜査の過程で女の子の部屋を調べて下着を見つけたり、露天風呂で女の子を覗いたりするといったお色気要素も含まれる。
また、推理に関するコマンドの他、キャラクターを殴るなど「どつく」といった変わったアクションもある。ゲームの難易度的には低めで、クリアが簡単に設定されている。また、吉本興業の芸人がキャラとして設定されているため、懐かしの「横山やすし」なども登場する。師匠のご機嫌をとることでゲームが展開を広げることもある。
本作は『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてゴールド殿堂入りを獲得し、「アドベンチャーゲームに新風を吹き込んだ」と高く評価された。

『さんまの名探偵』のあらすじ・ストーリー

桂文珍殺人事件

吉本社長の別荘でパーティーが開かれていた。そのさ中、金庫室で桂文珍が殺されているのが発見される。さらに金庫室から「アフリカの星」というダイヤが盗まれていることがわかる。
依頼を受けた探偵の明石家さんまは、プレイヤーの助手と共に、事件の謎を追う。

『さんまの名探偵』のゲームシステム

コマンド選択式の推理ゲーム

本作は明石家さんまが探偵という設定のコマンド選択式の推理ゲームである。プレイヤーは明石家探偵の助手になり、聞き込みなどをしていく。
さんまの名探偵には、マップ画面と操作画面があり、マップ画面で明石家探偵の行きたい場所へ移動させることができる。捜査画面では「移動」「呼ぶ」「聞く」「捜査」「証拠品」「捜査メモ」など8つあるコマンドを操作し、選択をしていく。ほかにも、明石家探偵に行動を任せるコマンドもあったりとユニークな作りになっている。
なお、バッドエンドが3つ存在している。真犯人を間違えたり、遭難したり、真犯人を取り逃がしたりという設定がある。

ミニゲーム

ゲームセンターへ移動すると、ミニゲームをプレイすることができる。ミニゲームの種類はボートレースや追跡ゲーム、シューティングゲーム。クリアすると捜査のヒントがもらえる。中にはバッドエンドなどストーリー進行に関わる内容もある。

『さんまの名探偵』の登場人物・キャラクター

実在のタレント

明石家さんま(あかしや さんま)

自称関西の名探偵。助手である主人公と一緒に、殺人事件の捜査にあたる。

桂文珍(かつら ぶんちん)

殺人事件の被害者。吉本興業社長・吉本高行の秘密を知っていた。

今いくよ(いま いくよ)

女性芸人。吉本高行にダイヤのことを聞いていた。

今くるよ(いま くるよ)

女性芸人。吉本高行にダイヤのことを聞いていた。パーティーでもダイヤについて話していたが、途中から片目が霞むと言っていた。

太平サブロー(たいへい サブロー)

keeper
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@keeper

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