『ソニックバトル』(Sonic Battle)とは2003年にセガから発売されたゲームボーイアドバンス用対戦アクションゲーム。3Dの箱庭型ステージを舞台に主人公の「ソニック」と仲間達が入り乱れて戦うシステムが特徴。浜辺で機能停止していた謎のロボットを拾ったソニック。そのロボは周囲の技をコピーして成長する古代兵器だった。それを狙う悪の科学者「Dr.エッグマン」。ソニックとその仲間達を巻き込んだ壮絶なバトルが今始まる。
ナックルズ
CV:神奈延年
マスターエメラルドの守護者。戦って鍛えることでエメルが強くなっていく事実を知り、彼を育成することに激しい情熱を燃やし始める。と同時に、急速に強くなっていくエメルに対して、ライバルとしての対抗心を剥き出しにする様子も描かれている。ゲーム内の性能としては、動きが鈍く、攻撃の発生も遅い上にジャンプ力も低いという、非常にクセの強いパワー型のキャラクター。通常技の取り回しに難があるため、基本的には優秀な性能を持つ必殺技をメインに据えて立ち回ることになる。セット系必殺技はトラップとしての性能こそ低いものの、他のキャラクターの設置技とは異なり、グラフィックが完全に消滅して見えなくなるため、文字通り地雷として機能する固有の強みを持つ。また、ヒール(回復)性能がかなり良く、使用時のイチコロゲージの増加スピードが早い点も大きなメリットである。彼の代表的なパワー系必殺技である「ディープインパクト」は、攻撃の発生こそ相当遅いものの、威力は全キャラクタートップクラスを誇る。わずか2発で相手を撃破できるほどの破壊力があり、ヒット後はさらに追撃(ツイゲキアタック)へと繋げることも可能。
エミー
CV:川田妙子
今日も今日とてソニックへの猛烈なアプローチを続ける恋する少女。戦って鍛えることで強くなっていくエメルの姿を見て、ソニックが自分との将来のために用意してくれた子供ロボットと激しく勘違いし、ソニックに未来の良き妻として認めてもらうためにエメルを育てることになる。今作の彼女は、いつにも増して思い込みの激しさが際立っており、ルージュとは犬猿の仲として事あるごとに衝突する。ゲーム内の性能としては、攻撃の隙が少なく、技の発生も速いという非常に優秀なインファイター。1発あたりの攻撃力こそ低めに設定されているものの、技の回転率と扱いやすさがそれを補って余りある強みを持つ。必殺技に関しても、総じて敵に当てやすい素直な性能のものが揃っている。素早さのステータスはテイルスやルージュと同様に平均的であるが、ジャンプ力が低く調整されている。そのため、ステージ内の高い足場へ登る際には、ジャンプだけでなくエアーアクションを的確に併用していく必要がある。
クリーム
CV:あおきさやか
エミーの親友。今作では、エミーのアパートで彼女と一緒に暮らしている。根本的に戦いを嫌う優しい性格であり、戦って傷つくエメルに対して、戦うことの辛さや悲しさを教えようと諭す。ゲーム内の性能としては、素早さのステータス自体はかなり低く設定されている。しかし、ウサギという種族の特性上ジャンプ力が非常に高いため、実際の機動力において不自由さを感じることは少ない。全キャラクターの中で唯一、通常技に連続ヒットするコンボ技が存在しないという極端な特徴を持つ。通常技は発生こそ平均的だが全体的な性能は今ひとつであり、その分、必殺技の性能が極めて高く調整されている。特にセット系の必殺技は強力で、わずか2発で相手を撃破できるほどの威力を誇る。さらにそのエリアル(空中)版に関しては技の隙が全くない。ヒール(回復)の性能は作中トップクラスであり、ヒットポイント(HP)もイチコロゲージも簡単に溜めることができる。唯一、ツイゲキアタックが地面に当てられないなど扱いが難しい反面、カウンター(当て身技)発動時の発生がかなり速いという強みを持つ。そのため、攻撃の隙が少ないソニックやエミーが相手であっても、簡単に返り討ちにすることが可能。
シャドウ
CV:遊佐浩二
プロフェッサージェラルドの手によって生み出された究極生命体。自らを冷徹な戦闘兵器だと自認しており、エメルのこともまた同じく破壊のための戦闘兵器であると認識している。エメルが真の覚醒を遂げてしまえば世界にとって致命的な危険をもたらすと判断し、その手でエメルを破壊しようと立ち塞がる。ゲーム内の性能としては、攻撃力、機動性、通常技のすべてがトップクラスの数値を誇る。特にツイゲキアタックの性能が群を抜いて優秀であり、カウンター(当て身技)発動時の発生が異常なほど速い。そのため、エメルという例外を除けば、攻め込んでくる相手をいとも簡単に返り討ちにしてしまうほどの防衛力を有する。今作のソニックが周囲のレベルに合わせて能力をバランス型にしている影響もあり、シャドウはソニックよりも最高移動速度が速く設定されている。ただし、最高速に達するまでの加速力はソニックに劣る。攻撃の発生自体もソニックに比べると若干遅めであり、必殺技の攻撃軌道も特殊なため、操作にはややクセが強い。しかし、パワー系必殺技は多段ヒットする上に、全段ヒットすれば一撃で相手を倒しきるほどの圧倒的な火力を叩き出す。ソニックと同様に、ヒール(回復)性能とガード性能が最低クラスであるという明確な弱点はあるものの、それらを補って余りある戦闘力を持ち、最終的に反則的な強さまで成長できるエメルを除けば最強の性能を誇る。
カオス・ガンマ
CV:楠大典
Dr.エッグマンによって作られたロボットであり、エメルを激しく敵視している。『ソニックアドベンチャー』に登場した「E-102γ(ガンマ)」と酷似しており、ソニックたちも出会った当初は当惑するが、その正体はボディを流用しただけの全く別のロボットである。ストーリーモードではプレイヤーキャラクターとして使用できないが、ソニックと同様にすべてのストーリーモードに敵として登場する。ゲーム内の性能としては、攻撃力こそかなり高いものの、攻撃の発生が相当遅く、技を出した後の隙も大きい。さらに素早さが低く、ジャンプの挙動も遅いため、必殺技も総じて敵に当てづらい。非常に扱いづらく、作中において最弱のキャラクター。一応の長所として、ダッシュ中の移動速度はかなり速く、かつダッシュしながら自由に方向転換して動ける点や、ヒール(回復)性能が良くヒットポイント(HP)を簡単に回復できる点が挙げられる。また、HPが0になってダウンした後に「自爆」を行う特性があり、その爆風を周囲のキャラクターに当てることで巻き添えにすることが可能。さらに、パワー系必殺技は発動から一定時間が経過すると大爆発を起こして敵に大ダメージを与えられるが、この技を使用すると引き換えに自身のHPが1になってしまうという極端なリスクも抱えている。
カオス
チャオの守護神。ゲーム終盤、Dr.エッグマンが建造した「デスエッグ」の存在に危機感を抱き、その姿を現す。ストーリーモードではプレイヤーキャラクターとして使用できないだけでなく、最終章であるエメルのストーリーモードにしか登場しないため、全キャラクターの中で最も出番が少ない。ゲーム内の性能としては、素早さのステータスが全キャラクター中最低の数値を記録している。ジャンプ力もかなり低く調整されており、基本的な機動性は非常に悪い。しかし、移動中に自由に方向転換ができる上に、完全に無敵状態となる特殊なダッシュ能力を持つため、これが非常に使いやすく立ち回りの要となる。攻撃力が高めに設定されており、通常技の発生速度は平均的である。必殺技も総じて敵に当てやすい素直な性能のものが揃っているため、同じく挙動の重いカオス・ガンマに比べれば遥かに扱いやすい。
エメル
ソニックがエメラルドビーチで発見した謎のロボットであり、ソニックと契約を交わす。周囲の者が繰り出した技を目で見ただけでコピーし、自分の技として習得できる特殊能力を持つ。物語の初期段階では、ソニックの能力を不完全にコピーした状態で行動を開始する。彼が主役となる最終章のエピソードには「バーチャルトレーニング」という特殊なモードが存在する。ここでは3人のキャラクターがランダムで敵として登場し、最初は5回戦、4回目以降の挑戦では20回戦という長丁場の連続バトルに挑むことになる。通常の戦闘とは異なり、途中で一度でも倒されるとその時点で強制終了となる過酷なルールが課せられたステージである。その正体は、古代文明が世界を滅ぼすために生み出した究極の戦闘兵器「ギゾイド」の生き残り。物語の終盤、Dr.エッグマンの悪辣な策略によって兵器としての本能を強制的に覚醒させられ、暴走。最終的には世界を守るため、そして彼自身を救うために立ち塞がったソニックの手によって倒され、哀しくも消滅するという結末を迎える。ゲーム内性能としては、初期状態ではソニックと全く同じモーションの技を使用する。ただし見た目が同じなだけであって、攻撃力や発生速度などのあらゆる性能は作中最低最悪のレベルに落とされている。しかし、バトルを通じて様々なキャラクターの技を「スキル」として入手し、スロットに装備していくことで、段階的に能力が強化されていく。育成が進むゲーム終盤には、各キャラの良いとこ取りが可能となり、他の追随を許さない反則的な強さへと変貌を遂げる。また、スキルの獲得確率は極めて低いものの、彼専用の超強力な大技であるアルティメットスキルや???スキルをキャプチャーすることもある。
非プレイヤーキャラクター
ファイ(E-121 "Φ")
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目次 - Contents
- 『ソニックバトル』(Sonic Battle)の概要
- 『ソニックバトル』(Sonic Battle)のあらすじ・ストーリー
- ソニック編
- テイルス編
- ルージュ編
- ナックルズ編
- エミー編
- クリーム編
- シャドウ編
- エメル編
- 『ソニックバトル』(Sonic Battle)のゲームシステム
- ストーリーモード
- マップ探索とバトルで進むゲーム進行
- エメルの育成
- バトルモード
- チャレンジモード
- トレーニングモード
- パーティーモード
- ソニックラッシュ!
- フライングゲット
- ナックルズのマインハント
- スピードデーモン
- トレジャーアイランド
- バトル
- KOバトル
- サバイバル
- タイムバトル
- 操作方法
- 移動
- ダッシュ
- ジャンプ
- エアーアクション
- ガード
- 回復
- 視点切換
- ライトアタック
- ヘビーアタック
- アッパーアタック
- ダッシュアタック
- エアーアタック
- 追いかけ
- カウンター
- ツイゲキアタック
- 必殺技
- 『ソニックバトル』(Sonic Battle)の登場人物・キャラクター
- プレイヤーキャラクター
- ソニック
- テイルス
- ルージュ
- ナックルズ
- エミー
- クリーム
- シャドウ
- カオス・ガンマ
- カオス
- エメル
- 非プレイヤーキャラクター
- ファイ(E-121 "Φ")
- ガードロボ
- Dr.エッグマン
- 『ソニックバトル』(Sonic Battle)の用語
- ケイヤク(契約)
- スキルキャプチャー
- イチコロゲージ
- ギゾイド
- 『ソニックバトル』(Sonic Battle)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- テイルスのセット必殺技で出てくる『チューチューロケット!』の「チューチュー」のカメオ出演
- エフェクトが発生しないクリームのガード
- カオス・ガンマの魂を受け継ぐ自爆
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