『魔境伝説アクロバンチ』とは、日本テレビと国際映画社が共同制作したSFロボットアニメである。1982年に日本テレビ系列で全24話が放送された。巨大合体ロボ「アクロバンチ」を駆るアマチュア考古学者とその家族が、地底人の軍団「ゴブリン結社」と古代の大秘宝「クワスチカ」を巡り、争奪戦を繰り広げる痛快冒険劇として描かれた。後に『プラレス3四郎』や『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』など、数多くの作品でキャラクターデザインを手掛け人気を博す「いのまたむつみ」のデビュー作となった。
マイティ
マイティ
CV:不明
第7話で登場。トムが飼っていた赤毛のピューマ。トムとキャサリンが幼体から我が子のように育てていた。「黒マントの男」として蘇ったトムと共にストーンヘンジに近づく近隣住人を襲撃し、時には殺傷していた。タツヤ達にも襲いかかろうとしたが、キャサリンの呼びかけで記憶を取り戻す。最後はトムに付き従い敵を食い止め、ストーンヘンジの大爆発に巻き込まれたと思われる。
カフラー博士
カフラー博士
CV:藤本譲
第8話で登場。エジプト考古学者。「ミイラ専門研究者」を自負しており、副葬品などの宝物には一切手をつけないことを信条としている清廉な人物。ピラミッドの地下で眠っていた宇宙人「エリーナ皇女」を発見した。CQ無線で蘭堂ファミリーを呼び寄せ合流する。エリーナを6000年の眠りから覚まし、その口から惑星エンメ・ヤ滅亡の顛末を知る。そしてエリーナが天に帰るのを見送った。
エリーナ皇女
エリーナ皇女
CV:潘恵子
第8話で登場。ピラミッドの中で6000年間眠っていた美女。その正体はシリウス星系の第3惑星エンメ・ヤから地球に避難してきた皇女だった。カフラー博士の手により長い眠りから覚め、侵略者「アヌビス」の手から逃れてきたと語った。クワスチカの名も知っていたが、それは古い言い伝えにあったもので詳細は知らなかった。ブルゾムに拉致されるも、亡き妹「サリカ」に似ていると手心を加えられる。その後死をもたらす「ソウルボール」を自ら進んで手に取り、仮死状態で救い出される。蘇生したのもつかの間、全生命エネルギーを使ってエンメ・ヤの民すべての魂を引き連れ、宇宙の彼方に去って行った。
作中に登場する登場人物の中では、唯一の純粋な宇宙人である。
サリカ
サリカ
CV:無し
第8話に登場。ブルゾムの妹。故人で回想の中にのみ登場する。クワスチカ出現を祈願する神殿建設の際に、生け贄としてマグマに落とされた。それを目の当たりにしたブルゾムは、妹の死を無駄にしないためにもゴブリン一族復権に全てを賭けると決意を新たにした。
アルタ
アルタ
CV:富山敬
第9話に登場。アケメネス朝ペルシアの王「ダレイオス1世」の血を引く青年。宮殿遺跡に立ち寄ったレイカとジュンを手勢で取り囲み詰問した。レイカの嫌疑が晴れると胸襟を開き、彼女の奔放な性格に好意を見せる。襲撃してきたシーラにクワスチカへ至る伝承を白状するが、それはクワスチカを狙う者を仕留めるための罠だった。罠を発動させシーラの配下の大半を葬るが、自らも被弾する。レイカの肩を借りてグリフォンを模した戦闘メカに乗り込むと、シーラの艦隊と壮絶な死闘を繰り広げる。最後はシーラの座乗艦に特攻を仕掛けて散っていった。
最終回でも登場、「善き魂」としてクワスチカの中でレイカと再会し、手を取り合って新世界の地球に旅立った。
エルシー
エルシー
CV:川島千代子/山本千鶴(少女時代)
第10話に登場。北スコットランド在住の民俗学者で、幼少期の体験から伝説の存在「妖精」の実在性を提唱している。しかし非科学的なその学説は、学会では冷笑の的になっている。タツヤとは大学が同じだった縁で旧知の仲。300年に1度の妖精再臨に備え、近代的な要素を徹底的に排除した村を作り上げる。不用意にバンチャー・ホーネットで訪問し、村人に囲まれていたミキとレイカを温かく迎え入れる。妖精とは対極の存在である「邪妖精」を呼ぼうとするシーラに妖精との再会を阻まれ絶望するも、ミキとレイカの協力で妖精を呼ぶことに成功する。
リム
リム
CV:鈴木れい子
第10話に登場。エルシーを「様」付けで呼び付き従う老女。若い頃からエルシーを知っているような言動を示すが、どのような間柄かは不明。妖精の伝承にも詳しいことから、古参の住人のようだ。村に迎え入れたミキとレイカを入浴させ、「世俗の垢を落とす」として酒を浴びせる。邪妖精召喚の儀式を目の当たりにして絶望するエルシーに、ミキとレイカの参加を提案する。それがきっかけで、妖精再臨の儀式が成功して邪妖精を退けることに成功する。
妖精
妖精(左・中・右)
CV:黒須薫
第10話に登場。ベッドでひとり震えていた幼少のエルシーの前に現れた、スコットランド民話に謳われる精霊の一種。かつては当たり前のように人間の前に現れていたが、人間達が自然信仰を捨てて神を信仰するようになると姿を見せなくなった。しかし300年に1度昔を懐かしんで姿を現すと言い伝えられており、ミキとレイカが訪れたのがちょうどその降臨の日であった。妖精は清らかな処女の呼びかけに応えるとされており、エルシーはそのために純潔を守っていた。エルシーやミキ、レイカに加え村人達の真摯な呼びかけに応え、その姿を現す。シーラが呼びだした邪妖精を退けると、エルシーとつかの間旧交を温め再び姿を消していった。
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目次 - Contents
- 『魔境伝説アクロバンチ』の概要
- 『魔境伝説アクロバンチ』のあらすじ・ストーリー
- 冒険への出発
- 遺跡を巡る旅
- エネルギーポール争奪戦
- クワスチカ出現
- 『魔境伝説アクロバンチ』の登場人物・キャラクター
- 蘭堂ファミリー
- 蘭堂 タツヤ(らんどう タツヤ)
- 蘭堂 ヒロ(らんどう ヒロ)
- 蘭堂 リョウ(らんどう リョウ)
- 蘭堂 ミキ(らんどう ミキ)
- 蘭堂 レイカ(らんどう レイカ)
- 蘭堂 ジュン(らんどう ジュン)
- R・C
- D・B
- ゴブリン結社
- ゴブリン王・デーロス
- 黒軍鬼・グロイジ
- 青軍鬼・ブルゾム
- 赤軍鬼・アガイル
- 白軍鬼・シーラ
- ガルモ
- 大神官・ゲペウ
- 赤軍鬼・アガラス
- ゲスト・その他
- ブラッキー
- ドクター時田(ドクターときた)
- 議長
- アタワ
- パチャクティ
- ダランベール博士
- 探検家A
- アルフォンツ
- キャサリン
- トム
- マイティ
- カフラー博士
- エリーナ皇女
- サリカ
- アルタ
- エルシー
- リム
- 妖精
- 邪妖精
- サバの王女・シルビア
- 中年
- イサク
- コト
- ミゲール
- マリア
- ゴメル伯爵
- カナン伯爵
- エベル伯爵
- ラリィ
- エコマ
- ヘンリー中尉
- 総司令
- ジムニー大尉
- モリヤ
- ダライ・ラマ
- ラプネ
- 所長
- 大秘宝クワスチカ
- 蘭堂ローラ
- 『魔境伝説アクロバンチ』の登場メカ
- 蘭堂ファミリーのメカ
- アクロバンチ
- ファルコン・バンチャー
- バンチャー・ホーネット
- バンチャー・アロー
- 量産型アクロバンチ
- ゴブリン結社の戦闘メカ
- 戦闘円盤
- 戦闘司令艇
- アンドロデムス
- アミンガ
- ディラノス
- ゴブンガ
- フォリングス
- バルード
- ケラドウス
- シラミック
- アドラム
- 陸上用車両
- 砂漠用戦車
- 移民船
- デーロス専用円盤
- 海底防衛用蟹状メカ
- クワスチカ関連
- 双頭のグリフォン
- 御神体
- 『魔境伝説アクロバンチ』の用語
- クワスチカ関連
- 大秘宝クワスチカ
- 古代の破片
- VQ波長
- エネルギーポール
- ゴブリン結社
- ゴブリン一族
- 地球連邦
- 地球連邦軍
- 『魔境伝説アクロバンチ』の地名
- ランドー海洋牧場
- シャスタ山
- アンデス山脈
- 南太平洋の海底火山
- マニコンゴの丘
- アゾレス諸島
- ストーンヘンジ
- エジプトのピラミッド
- ペルセポリス
- 北スコットランド
- サバ王宮遺跡
- デロス島
- グリーンランド
- カッパドキア
- アンコール・ワット
- シャーリ山
- ゴビ砂漠
- バーミヤン地方
- ポタラ山
- ナスカ
- イースター島
- 南太平洋
- 『魔境伝説アクロバンチ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 蘭堂タツヤ「今ひとりの男として、このロマンに賭ける!」
- デーロス「我々ゴブリンは一瞬にして地上の人類に取って代わるのだ!」
- 蘭堂ヒロ「女!?」
- ラリィ「夢の狩人の味方です!」
- 蘭堂ジュン「あれは俺たちの星だ!」
- 『魔境伝説アクロバンチ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 記念すべき第1話オープニングで起こった誤植
- 制作遅延が生んだスタイリッシュな合体シーン
- スポンサーの影響で突然赤く染まった翼
- 『魔境伝説アクロバンチ』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):山形ユキオ「夢の狩人」
- ED(エンディング):たいらいさお「渚にひとり」
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