Kurt Cobain(カート・コバーン)の徹底解説まとめ
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Kurt Cobain(カート・コバーン)とは、1986年から1994年まで活躍していたオルタナティブロックバンド「Nirvana(ニルヴァーナ)」のフロントマン。Nirvanaの楽曲の殆どを作詞作曲し、ビジュアルディレクション等Nirvanaのあらゆる作品で自身の芸術性を表現していた。また、グラウンジから派生したオルタナティブロックを世界中に広めた立役者であり、世代問わず今も尚影響力のあるシンガーソングライターの一人である。
左利きだが、右利き用のギターも弾くことが出来る。主にフェンダー・ムスタングやジャガーを愛用していた。しかし、ステージ上でギターを破壊するパフォーマンスが恒例となり、今では破壊されたKurt Cobain(カート・コバーン)愛用ギターでさえもオークションに出品されることがある。
「Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)」はデオドラントの名前から
Nirvana(ニルヴァーナ)のヒット曲「Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)」の曲名だが、実は「Teen Spirit」というデオドラントの名前から来ている。Kurt Cobain(カート・コバーン)の友人である「Bikini Kill」のメンバーキャスリーン・ハンナが、とある壁に「Kurt smells like Teen Spirit(カートはティーン・スピリットの匂い)」と落書きをした。それを何故か気に入ったカート・コバーンがそのまま曲名にした。
葬儀で流された曲はビートルズの「In My Life」
ジョン・レノンを崇拝しリスペクトしていたKurt Cobain(カート・コバーン)の葬儀では、ビートルズの曲で1番好きだという「In My Life(イン・マイライフ)」が流された。
Nirvana(ニルヴァーナ)のライブ音源『MTV Unplugged in New York』のリハーサルでは、カート・コバーンが「In My Life(イン・マイライフ)」を即興で演奏している。彼の母親であるウェンディ・コバーンによると、カート・コバーンはこの曲を「自分の葬儀で流してほしい」と話したことがあるらしい。実際に1994年、カート・コバーンが亡くなった時に葬儀で流された。ノスタルジックで感傷的なメロディと歌詞が、カート・コバーンの心に響いていたのかもしれない。
死後3か所に分けられた遺灰
Kurt Cobain(カート・コバーン)は死後に火葬され、その遺灰はワシントン州アバディーンにあるウィッシャー湖、ニューヨークの寺院、コートニー・ラブの手元の3カ所に分けられたとされている。
ワシントン州アバディーンのウィシャー湖は、カート・コバーンが若い頃に過ごした自宅の近くにあり、思い出の詰まった場所として散骨された。その後、ウィシャー湖周辺には「カート・コバーン・リバーフロント・パーク」という公園が設置され、ファンの聖地となっている。
妻のコートニーラブは遺灰の一部をテディベアのぬいぐるみなどに保管していたらしいが、2006年にシアトルの墓地が遺灰を引き取らないため、ロサンゼルスにある銀行の金庫に遺灰を保管していると語った。それから2年後の2008年には、「遺灰が盗まれた」と主張し、その後どうなったかは不明である。
残りの遺灰は、1999年5月31日ニューヨークのイサカにあるナムギャル寺院にて埋葬された。そこでは僧侶によるお経で弔われ、彼の姿を模した粘土製の彫刻に遺灰が混ぜられた状態で安置されている。
3カ所に分けられた遺灰だが、カート・コバーンとコートニー・ラブの娘であるフランシス・ビーン・コバーンが、カート・コバーンの思い出の地であるワシントン州オリンピアにある町のマクレーン・クリーク(McLane Creek)に遺灰を改めて埋葬したという話がある。彼女がどこから遺灰を入手したのかについては公式な情報は無い。
また、シアトルの家のそばにあるビレッタパーク(Viretta Park)のベンチにも散骨されたと言われており、このベンチもファンの聖地の一つとされている。
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目次 - Contents
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の概要
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の活動経歴
- 生い立ち
- 音楽活動
- Nirvana(ニルヴァーナ)結成
- Nirvana(ニルヴァーナ)メジャーデビュー
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の私生活
- Kurt Cobain(カート・コバーン)のプロフィール・人物像
- Kurt Cobain(カート・コバーン)のディスコグラフィー
- シングル
- 『Love Buzz(ラブ・バズ)』
- 『Sliver(スリヴァー)』
- 『Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)』
- 『come as you are(カム・アズ・ユー・アー)』
- 『Lithium(リチウム)』
- 『In Bloom(イン・ブルーム)』
- 『Heart-Shaped Box(ハート・シェイプト・ボックス)』
- 『All Apologies(オール・アポロジーズ)』
- 『Pennyroyal Tea(ペニーロイヤル・ティー)』
- 『About a Girl(アバウト・ア・ガール)』
- 『You Know You're Right(ユー・ノウ・ユーアー・ライト)』
- アルバム
- 『Bleach(ブリーチ)』
- 『Nevermind(ネヴァーマインド)』
- 『In Utero(イン・ユーテロ)』
- 『NIRVANA(ニルヴァーナ)』
- ライブアルバム
- 『MTV Unplugged in New York(エムティーブイ・アンプラグド インニューヨーク)』
- 『From the Muddy Banks of the Wishkah(フロム・ザ・マディ・バンクス・オブ・ウィシュカー)』
- 『Live at Reading(ライヴ・アット・レディング)』
- コラボレーション
- The Go Team(ザ・ゴーチーム) 『Scratch It Out/Bikini Twilight』
- Mark Lanegan(マーク・ラネガン) 『The Winding Sheet』
- William S Burroughs(ウィリアム・S・バロウズ) 『The "Priest" They Called Him』
- Kurt Cobain(カート・コバーン)のソロ作品
- 『Montage of Heck: The Home Recordings(モンタージュ・オブ・ヘック: ザ・ホーム・レコーディングス)』
- 『And I Love Her/Sappy』
- Kurt Cobain(カート・コバーン)のフィルモグラフィー
- 『Kurt & Courtney(カート&コートニー)』
- 『Last Days(ラストデイズ)』
- 『Kurt Cobain About a Son(カート・コバーン:アバウト・ア・サン)』
- 『Kurt Cobain: Montage of Heck(COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック)』
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の関連書籍
- 『Who Killed Kurt Cobain?(フーキルド カート・コバーン)』
- 『Heavier Than Heaven(ヘヴィアー・ザン・ヘヴン)』
- 『Love & Death(ラブ アンド デス)』
- 『Cobain Unseen(COBAIN UNSEEN カート・コバーン 知られざる素顔)』
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット )/Nirvana(ニルヴァーナ)
- Heart-Shaped Box(ハート・シェイプト・ボックス)/Nirvana(ニルヴァーナ)
- All Apologies(Live On MTV Unplugged, 1993 / Unedited)/Nirvana(ニルヴァーナ)
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の名言・発言
- 「2つの面が同居しているんだ」
- 「いつかアコースティック・ギターで演奏してシンガーソングライターって呼ばれたいんだ、グランジ・ロッカーじゃなくて。年を取ってからギターを抱えて椅子に座りながらジョニー・キャッシュみたいになれるはず」
- 「ビールのコマーシャルを見れば、俺の言いたいことがわかるはず」
- 「善と悪、男と女、軋轢が生まれるのは何の理由もなく他人を傷つける人間がいるせいだ。」
- 「フランシスにはありったけの愛情を注いでやりたいし、出来る限りのことをしてやりたいと思ってる。少なくともその思いが悪い方向に転がることはないはずだよ」
- 「今の俺には妻と子供がいる」
- 「幸せボケするのは怖い。でも俺は根っからのノイローゼ体質。これからも人が眉をひそめるようなことをやり続けるだろうな」
- 「自分以外のもので愛されるくらいなら、自分自身が憎まれる方が良い」
- 「別の人間になりたいと願うのは、今の自分を無駄にすることだ」
- 「若者の使命は、腐敗に立ち向かうということじゃないかな」
- 「ドラッグは時間の無駄。記憶や自尊心、それに関わる全てを破壊する」
- 「燃え尽きる方が、ゆっくり消えていくよりも良い」
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- たびたび話題になった「女性より男性に性的魅力を感じることがある」発言
- Kurt Cobain(カート・コバーン)が最もリスペクトしていたのはジョン・レノン
- 一番好きな食べ物はラズベリー・チョコレート
- 好きな映画は『パリ・テキサス』
- 子供の頃から読書家
- 左利きだが右利き用のギターも使用
- 「Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)」はデオドラントの名前から
- 葬儀で流された曲はビートルズの「In My Life」
- 死後3か所に分けられた遺灰