Kurt Cobain(カート・コバーン)の徹底解説まとめ

Kurt Cobain(カート・コバーン)とは、1986年から1994年まで活躍していたオルタナティブロックバンド「Nirvana(ニルヴァーナ)」のフロントマン。Nirvanaの楽曲の殆どを作詞作曲し、ビジュアルディレクション等Nirvanaのあらゆる作品で自身の芸術性を表現していた。また、グラウンジから派生したオルタナティブロックを世界中に広めた立役者であり、世代問わず今も尚影響力のあるシンガーソングライターの一人である。
『Kurt & Courtney(カート&コートニー)』

出典: www.kinejun.com
1998年制作
1994年にKurt Cobain(カート・コバーン)の突然の死の真相に迫るドキュメンタリー。
主にカート・コバーンとその妻コートニー・ラブの日常と死に至るまでの日々が収められている作品。
『Last Days(ラストデイズ)』

出典: www.amazon.co.jp
2005年7月22日公開
Kurt Cobain(カート・コバーン)の死から着想を得て作成された映画作品。監督はガス・ヴァン・サント。マイケル・ピット扮する主人公は、カート・コバーンを連想させる容姿や人物設定がされている。カリスマミュージシャンが死に至るまでの最後の2日間を描いたストーリーになっている。
『Kurt Cobain About a Son(カート・コバーン:アバウト・ア・サン)』

出典: en.wikipedia.org
2006年9月10日公開
『カム・アズ・ユー・アー:ニルヴァーナの物語』の著者マイケル・アゼラッドが、Kurt Cobain(カート・コバーン)へのインタビューを抜粋する形で構成されている映画。カート・コバーンの心の内を肉声で確認出来る貴重なドキュメンタリー作品となっている。
『Kurt Cobain: Montage of Heck(COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック)』

出典: www.amazon.co.jp
2015年4月10日公開
監督にブレット・モーゲンを迎え、妻のコートニー・ラブと娘のフランシス・ビーン・コバーンが製作総指揮を務めたドキュメンタリー映画。
家族の協力の下制作されたこの作品は、Kurt Cobain(カート・コバーン)がローマで自殺未遂を起こすところまでの記録が収録されている。この作品の制作に伴い、監督のブレット・モーゲンがカート・コバーンの遺品から200時間以上あるカセットテープを発見し、その中から#54の「Montage of Heck(モンタージュ・オブ・ヘック)」をドキュメンタリー映画のタイトルと、その関連アルバムの主題にしリリースした。
Kurt Cobain(カート・コバーン)の関連書籍
『Who Killed Kurt Cobain?(フーキルド カート・コバーン)』

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1998年10月11日発
著者:イアン・ハルペリン、マックス・ウォレス
様々なエンターテイナーのスキャンダルを取り扱っているイアン・ハルベリンによる著書。Kurt Cobain(カート・コバーン)の死が他殺なのか自殺なのかという疑問を、読者に投げかけ答えを考察させるような内容の作品になっている。
『Heavier Than Heaven(ヘヴィアー・ザン・ヘヴン)』

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2002年11月22日発売
著者:チャールズ・R・クロス
Kurt Cobain(カート・コバーン)の人生を綴った伝記。
カート・コバーンの人生、音楽、友人、家族、作品に関して詳細に知ることが出来る作品となっており、有名な楽曲の誕生秘話や人生・思考など、カート・コバーンの中身を垣間見ることが出来る内容になっている。
『Love & Death(ラブ アンド デス)』

出典: www.amazon.co.jp
2004年3月20日発売
著者:イアン・ハルペリン、マックス・ウォレス
「Who Killed Kurt Cobain?(フーキルド カート・コバーン)」の続編ともよべるイアン・ハルペリン、マックス・ウォレスによるKurt Cobain(カート・コバーン)の死に纏わる著書。妻のコートニー・ラブが犯人説を強調する内容となっている。また、コートニー・ラブに雇われていた私立探偵トム・グラントによるコートニー・ラブの音声テープの内容や、カート・コバーンの祖父や親族の証言と法医学的証拠と警察の報告書を基にして、他殺説の真相に迫った内容になっている。
『Cobain Unseen(COBAIN UNSEEN カート・コバーン 知られざる素顔)』

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目次 - Contents
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の概要
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の活動経歴
- 生い立ち
- 音楽活動
- Nirvana(ニルヴァーナ)結成
- Nirvana(ニルヴァーナ)メジャーデビュー
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の私生活
- Kurt Cobain(カート・コバーン)のプロフィール・人物像
- Kurt Cobain(カート・コバーン)のディスコグラフィー
- シングル
- 『Love Buzz(ラブ・バズ)』
- 『Sliver(スリヴァー)』
- 『Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)』
- 『come as you are(カム・アズ・ユー・アー)』
- 『Lithium(リチウム)』
- 『In Bloom(イン・ブルーム)』
- 『Heart-Shaped Box(ハート・シェイプト・ボックス)』
- 『All Apologies(オール・アポロジーズ)』
- 『Pennyroyal Tea(ペニーロイヤル・ティー)』
- 『About a Girl(アバウト・ア・ガール)』
- 『You Know You're Right(ユー・ノウ・ユーアー・ライト)』
- アルバム
- 『Bleach(ブリーチ)』
- 『Nevermind(ネヴァーマインド)』
- 『In Utero(イン・ユーテロ)』
- 『NIRVANA(ニルヴァーナ)』
- ライブアルバム
- 『MTV Unplugged in New York(エムティーブイ・アンプラグド インニューヨーク)』
- 『From the Muddy Banks of the Wishkah(フロム・ザ・マディ・バンクス・オブ・ウィシュカー)』
- 『Live at Reading(ライヴ・アット・レディング)』
- コラボレーション
- The Go Team(ザ・ゴーチーム) 『Scratch It Out/Bikini Twilight』
- Mark Lanegan(マーク・ラネガン) 『The Winding Sheet』
- William S Burroughs(ウィリアム・S・バロウズ) 『The "Priest" They Called Him』
- Kurt Cobain(カート・コバーン)のソロ作品
- 『Montage of Heck: The Home Recordings(モンタージュ・オブ・ヘック: ザ・ホーム・レコーディングス)』
- 『And I Love Her/Sappy』
- Kurt Cobain(カート・コバーン)のフィルモグラフィー
- 『Kurt & Courtney(カート&コートニー)』
- 『Last Days(ラストデイズ)』
- 『Kurt Cobain About a Son(カート・コバーン:アバウト・ア・サン)』
- 『Kurt Cobain: Montage of Heck(COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック)』
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の関連書籍
- 『Who Killed Kurt Cobain?(フーキルド カート・コバーン)』
- 『Heavier Than Heaven(ヘヴィアー・ザン・ヘヴン)』
- 『Love & Death(ラブ アンド デス)』
- 『Cobain Unseen(COBAIN UNSEEN カート・コバーン 知られざる素顔)』
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット )/Nirvana(ニルヴァーナ)
- Heart-Shaped Box(ハート・シェイプト・ボックス)/Nirvana(ニルヴァーナ)
- All Apologies(Live On MTV Unplugged, 1993 / Unedited)/Nirvana(ニルヴァーナ)
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の名言・発言
- 「2つの面が同居しているんだ」
- 「いつかアコースティック・ギターで演奏してシンガーソングライターって呼ばれたいんだ、グランジ・ロッカーじゃなくて。年を取ってからギターを抱えて椅子に座りながらジョニー・キャッシュみたいになれるはず」
- 「ビールのコマーシャルを見れば、俺の言いたいことがわかるはず」
- 「善と悪、男と女、軋轢が生まれるのは何の理由もなく他人を傷つける人間がいるせいだ。」
- 「フランシスにはありったけの愛情を注いでやりたいし、出来る限りのことをしてやりたいと思ってる。少なくともその思いが悪い方向に転がることはないはずだよ」
- 「今の俺には妻と子供がいる」
- 「幸せボケするのは怖い。でも俺は根っからのノイローゼ体質。これからも人が眉をひそめるようなことをやり続けるだろうな」
- 「自分以外のもので愛されるくらいなら、自分自身が憎まれる方が良い」
- 「別の人間になりたいと願うのは、今の自分を無駄にすることだ」
- 「若者の使命は、腐敗に立ち向かうということじゃないかな」
- 「ドラッグは時間の無駄。記憶や自尊心、それに関わる全てを破壊する」
- 「燃え尽きる方が、ゆっくり消えていくよりも良い」
- Kurt Cobain(カート・コバーン)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- たびたび話題になった「女性より男性に性的魅力を感じることがある」発言
- Kurt Cobain(カート・コバーン)が最もリスペクトしていたのはジョン・レノン
- 一番好きな食べ物はラズベリー・チョコレート
- 好きな映画は『パリ・テキサス』
- 子供の頃から読書家
- 左利きだが右利き用のギターも使用
- 「Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)」はデオドラントの名前から
- 葬儀で流された曲はビートルズの「In My Life」
- 死後3か所に分けられた遺灰