桜井玲香(乃木坂46)の名言・迷言・発言まとめ

桜井玲香は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。デビュー・シングル『ぐるぐるカーテン』から卒業シングルである24枚目『夜明けまで強がらなくてもいい』まで全て選抜入りしている。他のメンバーから「ポンコツ」といじられながらも2012年6月18日初代キャプテン就任が報告され、卒業まで7年間キャプテンを務める。特にダンスと歌に定評があった。同じく第1期のメンバーである若月佑美とは非常に仲が良かった。2019年9月1日、乃木坂46を卒業。卒業後は女優として映画や舞台で活躍している。

桜井玲香(さくらいれいか)の概要

桜井玲香は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
デビュー・シングル『ぐるぐるカーテン』から卒業シングルである24枚目『夜明けまで強がらなくてもいい』まで全て選抜入りしている。
他のメンバーから「ポンコツ」といじられながらも2012年6月18日初代キャプテンに就任したことがテレビ番組『乃木坂って、どこ?』で報告され、以降卒業まで7年間キャプテンを務める。
特にダンスと歌に定評があり、また50メートル走のタイムは乃木坂46歴代1位である。
同じく第1期のメンバーである若月佑美とは「レズビアン疑惑」が出るほどに非常に仲が良かった。
2019年9月1日、乃木坂46を卒業。卒業後は女優として映画や舞台で活躍、また同年11月27日にはセカンド写真集『視線』を発売している。

自分自身について

「モーニング娘。『恋のダンスサイト』」

モーニング娘。『恋のダンスサイト』
初めてちゃんと自分で買ったのはこの曲だったと思います。モーニング娘。さんが好きだったんです。モーニング娘。さんに憧れて、CDを買って、ずっと聴いてましたね。買ったのは幼稚園生のころです。友達の間でモーニング娘。さんがすごく流行っていました。
(2015年3月25日『音楽ナタリー』)

「初めて買ったCDは?」という問いに対する回答。『恋のダンスサイト』の発売は2000年1月26日。桜井が5歳の時である。

「三浦大知さんがすごく好きなんです」

私、三浦大知さんがすごく好きなんです。ライブで三浦さんはすごい踊るのに、とても聴きやすい歌声で歌われていて。私たちはアイドルなのでジャンルは全然違うけれど、“歌って踊る”っていう部分は共通しているのでやっぱりすごいなって思うし、近付けるようにがんばりたいなって思うアーティストさんの1人ですね。
初めて三浦さんのライブを観たのが『The Answer』を初披露したときだったんです。この曲はすごく好きな曲で、聴いて鳥肌が立ちました。しかも、このとき音響トラブルがあったみたいで、一度フルで歌い切ったのに三浦さんが「すいません、こっちのミスで」とファンに説明されて、もう一度歌うことになったんですよ。もう「超ラッキーだな! 2回も聴けた!」って思って(笑)。すごく思い出に残ってますね。
(2014年2月7日『音楽ナタリー』)

「憧れのアーティストとその曲は?」という問いに対する回答。シングル『The Answer』が発売されたのが、2010年8月8日。乃木坂46が結成されるほぼ1年前のことになる。

「小さいときからいろいろな音楽を聴いていました」

私の家では両親がよく音楽を聴いていたので、私も小さいときからいろいろな音楽を聴いていました。お母さんはヒットチャートに入るようなJ-POPが好きで、父は洋楽をよく聴きますね。車の中では両親のどちらかが好きな音楽がずっとかかっていて、宇多田ヒカルさんとNight Rangerっていうアメリカのバンドと、あとhideさんのCDがいつも車の中にあったことがすごく記憶に残ってます。そのうちに私はアイドル系の音楽が好きになって。モーニング娘。さんにすごくハマり出してからは、モーニング娘。さんのCDばっかりかけてもらってました(笑)。
(2014年2月7日『音楽ナタリー』)

「音楽との出会いからこれまで、皆さんは日々の生活の中でどのように音楽と接してきましたか?」という問いに対する回答。モーニング娘。にはまる前は邦楽・洋楽と分け隔てなく聴いてきたことが伺える。

「乃木坂46に入ってからの3年くらいはもうやることに必死で」

夢を持つようになりました。目標というか、やりたいことをリストに上げたりするんですけど、乃木坂46に入ってからの3年くらいはもうやることに必死で、そういったことができなかった。それに夢は叶うのかなって半信半疑なところもありましたし、夢を掲げて叶わなかったら嫌だなっていう気持ちの方が先行しちゃうところもあって。
でもここ2年くらいで個人でもグループでもいろんなお仕事をさせてもらえるようになって、もしかしたら夢が現実にできるかもしれないって思えるようになってきて。そうしたらそれに向かって頑張れる小さな目標も積極的に設定できるようになりました。個人的に成長できたなって思うのはそういうところかな。
舞台もすごく好きなんですけど、もっと映画にも出てみたいです。舞台でも映画でも主演をするのが目標。あとはもっとお仕事でもプライベートでも海外に行きたい。レッドカーペットとか憧れるなぁ。韓国語を活かしたお仕事もしたいですね。
(2017年6月3日『モデルプレス』)

自分自身の変化について問われた際の回答。「夢を掲げて叶わなかったら嫌だなっていう気持ち」よりも、「やることに必死」の方が強かったのかも知れない。右も左も分からないままスタートしたアイドルグループ、しかも天下のAKB48の公式ライバルでもある。そのグループのキャプテンを死に物狂いで務めてきた桜井なので、なかなか自身の夢に目を向ける余裕がなかったのだろう。

「とりあえず行動することが一番の近道」

とりあえず行動することが一番の近道だと思っています。もちろん計画することも大事ですけど、とりあえず調べてみるなり、行きたい場所に行ってみるなり、何かしないと何もことが進まないなっていうのはこの仕事を始めてから痛いほど感じてきたし、今でも私の課題だったりします。なのでやっぱり動くことですね!
(2017年6月3日)

「夢を叶えたいと頑張っている女の子にメッセージを」という問いに対する回答。桜井自身、ああだこうだと考えるまえに、とりあえず行動に移してきたからこその説得力のある言葉。

「色々な人と話すことが自分にとって今大事かな」

私は結構頭でっかちなタイプなので、色々な人と話すことが自分にとって今大事かなとすごく思います。やりたいことも勿論あるんですけど自分に何が合うのかとか、知らないことがすごく多いので、全然違う夢を持っている子とか、地元の友だちとか、色々な人と色々なことを話すことで吸収すること、選択肢を広げること。もしかしたら全然違う職業に興味が湧くかもしれないし、本当に分からないので、そういうのを知るためにも今はそういうことを意識しています。
(2019年5月29日『モデルプレス』)

「今の桜井さんの”夢を叶える秘訣”を教えて下さい」という問いに対する回答。「とにかく行動する」から「周りの話を聞く」という姿勢に変わっている。がむしゃらに行動するだけではない、余裕が感じられる考えに変わっているように思える。

「どういう顔を作ったらいいか本当にわからなかったんです」

ずーっと思っていました。今でも思っています。もちろんお仕事が嫌だったわけではないんです。ただ私、自分の顔があまり好きじゃなかったんです。しかもその顔がアイドルとして求められるふりふりっとした可愛い衣装とか、表情とか、シチュエーションに似合わないと感じていたんです。ずっとカメラに向かって「ニコッと笑って」と言われても自信をもって笑えなかったりで。正直、お仕事だからちゃんとやらなきゃという責任感で向き合うことも多くて、実際は自分のイメージとのギャップに苦しんでいたんです。だから、中でも写真のお仕事って特に苦手でした。他のメンバーと一緒に撮っていただく現場のときでも、やっぱりアイドルとして可愛らしさが必要な撮影って多いじゃないですか。そうすると、どうしても他の子に寄せて私も可愛い表情をしなくちゃいけない。大人数のグループならではですよね。でも自分としては違和感があって、どういう顔を作ったらいいか本当にわからなかったんです。
(2019年11月19日『本がすき。』)

「アイドルに向いていない?」という問いに対する回答。上の言葉からは「謙遜」という意味合いはあまり感じられず、桜井自身本当に自分はアイドルに向いていないんじゃないか、というもどかしい気持ちが伝わってくる。

乃木坂46について

「気持ちを入れ替えてもっとプロらしくやらないと」

よくインタビューで「パルコ公演で何が一番きつかったですか?」って質問されるんですけど、みんな口を揃えて自己PRって答えるんですよ。でも自己PRはもちろん重要だけど、みんなそこに注力しすぎてしまったことは今回の大きな反省点で。メンバーが涙を流すことによって同情票が入って、その日の順位が動く。それはもはやミュージカルじゃなくて、ライブでのMCの延長みたいな出し物になってしまっていたので、そこは公演後にメンバー同士で結構話し合いました。気持ちを入れ替えてもっとプロらしくやらないと、多分乃木坂はダメになってしまうと思うんで。
(2012年12月18日『音楽ナタリー』)

上で触れられている「パルコ公演」とは『16人のプリンシパル』の事。『16人のプリンシパル』とは、第1幕で乃木坂46のメンバーがミュージカルのオーディションを受験しにきた女の子を演じ、それをみた観客が投票によって第2幕の配役を決定する舞台公演。実際に観客の投票によって主役等が決定するため、第1幕はオーディションそのものともいえる。そのオーディションで行なわれたのが同じく上で触れられている「自己PR」だった。「同情票」が集まることがプロらしくない、という桜井のストイックな性格が伺える。

「いかにして国民的ヒット曲を生み出すか」

音楽からグループを認知されるんじゃなくて、先に人気が出てからやっと音楽に注目してもらえるっていうパターンだと思うので。やっと人気の地盤を作ったから、そこから目指す次のステップとして音楽があったのかな。正直、今までは「なんで国民的ヒット曲が生まれないんだろう?」とか「いい曲なのに、なんでカラオケでいっぱい歌ってもらえないんだろう?」とか言ってたけど、要は認知度が足りないから曲を聴いてもらう機会がなかったわけで。今はCMとかたくさんやらせてもらっているし、メンバー個人の知名度も上がってきているので、やっとそこを入り口に、今度は乃木坂46の持つ独特の楽曲に注目してもらえるタイミングになり始めているのかもしれませんね。
せっかくだったら代表的な1曲が欲しいとは思います。説得力がありますよね、やっぱり「この1曲」というのがあれば。せっかく音楽活動をしているんだったら、1曲ぐらいは皆さんの携帯に入っているような代表曲が欲しいなと。でも、いかにして国民的ヒット曲を生み出すかということになると、それはもう自分たちの領域の話じゃなくなってくるので。そこはもうスタッフさんたちに託すしかないかなと(笑)。でも、そのために私たちは人気や知名度をどんどん上げるために頑張らないといけないわけですし。なので……(スタッフに向かって)良い曲をたくさんください!(笑)。
(2017年12月31日『リアルサウンド』)

2017年を総括してもらう、という趣旨で行なわれたインタビューから。2017年は17枚目のシングル『インフルエンサー』で初のミリオンセールスを達成、その『インフルエンサー』が第59回日本レコード大賞で初の大賞を獲得、また白石麻衣の写真集『パスポート』が爆発的な売上を記録したり、初の東京ドームでのライヴを成功させるなど、グループにとって大きな飛躍の年となった。
「いかにして国民的ヒット曲を生み出すか」というのは乃木坂46の課題の一つであると言える。AKB48の『ヘビーローテーション』や『恋するフォーチュンクッキー』のような、グループのファンでない人たちにも認知されている楽曲がまだまだない、というジレンマはグループの共有の悩みであったと思われる。

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